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20年以上前のドラマ「踊る大捜査線」最終回の誰も望んでない感想。


全体感の話ならまだしも、今 放送してるわけでもないドラマの単体の感想なんていらねぇよって思いますよね。ほんとそうですよ。昔見てたとしても細かいとこまで覚えてないですし、今のクールのドラマが感動の最終回を迎えたり、ラスト前の大詰めを迎えている今、昔のドラマの最終回なんてどうでもいいですよね。
大丈夫です。私も思います。

でも!でもよかったんでね!もう自己満足で書きますね。noteってそういうところですもんね!
全然読まれないとしても書きますね。

ついに「踊る大捜査線」最終回見てしまいました…。
見終わっちゃいましたよ〜。season 5まであってほしかった…!大事に見てたのにすぐ見終わっちゃいましたよ!

10話で犯人から撃たれて意識の戻らない真下(ユースケ•サンタマリア)。
真下の手には貸していた青島(織田裕二)の御守りが。
それをぎゅぅと手のひらで包む雪乃(水野美紀)さん。

ちょっと待って…
青島の御守り、もう限界だよ。
爆弾から守って。
青島が刺されるの守って。
雪乃さんを守って。
すみれさん(深津絵里)を守って。
今、瀕死の真下まで任されてる…涙

青島の御守りも、もう無理だって言ってるよ。
そんなに託されても無理だよ、俺、神社に売ってるたくさんの御守りの中の1つだよって困ってる。

でも、青島の御守り、頑張りました。
スタートして15分くらいで真下の意識回復。
早めでよかった!犯人逮捕に集中できる!

と思ったら、偉い人たちが犯人逮捕に集中させてくれません。
犯人から銃で撃たれ、思わず自分も銃を撃ってしまった青島の発砲が問題視されたのです。

「日本の警察官はたとえ撃たれても撃ってはいけない」と言われる青島。一般市民を巻き添えにしたら問題だから撃つなってことらしいです。
うそーーーーーー(驚愕)!!!!
撃っていいよ!っていうか撃ってよ!
一般市民も警察の人たちにはちゃんと自分の命大事にしてほしいよ!
そういう時代だったの?にしても、撃たれても撃ってはいけないってどういう時代よ。死ねって言ってるの?犯人に撃たれそうになって撃ったからって誰が文句言うのさ。
あいつ(犯人)めっちゃやばい奴だからね!躊躇いなく撃ってくるからね!警官撃って追われてるくせに連日風俗行くようなやばい奴だよ!しかも女警官にいじめられるシュチュエーションが好きなんだって…。いろいろ怖いよ!
確かに青島の撃ち方ちょっと怖かったけど、今はあいつを捕まえる方が先だろうが〜〜!!!

それにしても、記憶の中だと室井さん(柳葉敏郎)って時々所轄に来て絡む程度だったんだけど、毎話がっちり絡んでた。こんなに絡んでたのね。クレジット2番目だもんね。
自分も処分を受ける覚悟で青島と犯人を追う室井さん。かっこよかったなー。
ほんと、上に立つ人ってかっこよくあってほしいですよね。

で、ついに青島と室井さんで真下を撃った犯人を捕まえるんですけど、昔の犯行(和久さんの後輩の警察官殺し)については認めません。
明日、定年を迎える和久さん(いかりや長介)が最後の取り調べをするんですけど、無理に聞き出そうとはしないで、犯人に青島について話すんですよ。

(和久さん)あいつには自分だけの法律があるらしい。心の法律が。上のものが作った法律は簡単に破るのに、心の法律は破らない。

そして青島を取り調べ室に呼んで、後を託します。

(和久さん)俺が辞めてもこいつがいる限り警察は死なねぇぞ。

和久さーーーーーーん涙!!!!!
和久さんかっこよすぎ!!!!!
ついでに、ここのシーンでかかってるBGMがよすぎ!このシーンに合わせて、このシーンのためだけに曲作りました?どんだけ私を泣かそうとしてるんですか?
これがドラマ音楽なのよ!これがドラマに寄り添い、ドラマを盛り上げる音楽なのよ!!!

と、今見てるドラマのめちゃくちゃ下手なBGMの入れ方を思い出して深夜なのに大声で叫んでました。

「あとは頼んだよ」と去っていく和久さんの後ろ姿がかっこよすぎてびびりました。
くぁーーーーーっ!
やっぱりあそこまで一世を風靡したドラマには力がありますよね。

所属が特殊なわけでも、主人公やその周りに特殊な能力を持つやつがいるわけでも、過去に壮絶な生い立ちがあるわけでもないんですよ。
確かに、放送当初はそこまで高視聴率じゃなかったらしいです。

(FOD作品概要)
臨海副都心台場にある湾岸警察署を舞台に、事件の謎解きだけでなく捜査する刑事たちの人間模様や階級社会で生きるサラリーマンとしての姿を描いた刑事ドラマ。

…確かに。この概要読んで、うひょーー!めちゃくちゃ楽しそうじゃんーー!!!このドラマ絶対見よ!!!
っていう人はそんなにいないかもしれないです。
なんていうか話地味そうな感じしますよね。今、つぎこんなドラマが始まるよ!ってなっても「あ、うん、そうなんだ?」ってなりそう。

1話からめちゃくちゃおもしろかったんですけど、4話からまたさらにギアがあがったんですよ。面白さと感動のスーパー合わせ技繰り出してきまして、さぞかし視聴率よかっただろうよと思って調べたら全話の中で1番視聴率悪かったんですよ。
う、うそだろ…。「少女の涙と刑事のプライド」傑作だろうよーーーー!!!その日オリンピックかなんかやってました?こっちは笑ったり泣いたりで情緒の気流が激しくて大変でしたよ?その日何があったか教えてほしい
…。

でも最終回に向けて視聴率はどんどん上がって、最終回は20%超えて、映画化も決まったみたいです。
織田裕二が主演ってこともあったのかもしれないですけど、いいドラマがちゃんとヒットしてるっていいですよね。

そんでもって、皆様、あのエンディング覚えてます?
織田裕二の「Love Somebody」の曲に乗って、青島が1人で歩いてるやつです。ラストの方でチラッと後ろを見て慌てて走るんで、1話見た時に「なんだ?何かいたんか?」と思ったんですよ。
で、最終回のエンディングでその答えがわかるんです!
なんというオシャレさ…。最終回だけ別のスペシャルなエンディングを用意するオシャレさ…。
最後の最後まで楽しませてくれて有難うございました(土下座)!!!!

皆様、FODで見れますよ!season 1しかないんでね、すぐ見れちゃいますよ!

お前はもう全部見終わっちゃって可哀想だな〜、こっちは今から1話見るんだぜ、と私に対して思った方、安心してください。
私にはまだ「踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル」(スペシャルドラマ)がありますからね!
ふふふ。


9話まで見た時点の感想はこちら。

なんて微妙な区切りで感想書いてんだ、私は。


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