ハッピースマイル (永易 侑莉)

フリーランス通訳案内士。旅と放浪が仕事。旅は人生どうにかなると思わせる魔法。 2年の暗…

ハッピースマイル (永易 侑莉)

フリーランス通訳案内士。旅と放浪が仕事。旅は人生どうにかなると思わせる魔法。 2年の暗黒の時代を抜け、観光客向けのツアーを作成し続ける日々。 やっぱり人生ブルースや。(感情高まると関西弁出る) 誰かがこれを読んで、笑顔になったらいいな。一緒に旅の魔法にかかってもらえたら、と思う。

マガジン

  • 通訳案内士ってどうよ

    通訳案内士になるまでの経緯や、なってからのドタバタなど、気ままに書いています。

  • そうだ、奄美大島へ行こう

    移住先、奄美大島での、何気ない日常を記録しています。

  • 地域おこしって、なんなん?

    地域おこし協力隊としての経験をもとに、つらつらと。関心ある方への参考になりますように。

  • 奄美バス旅、やってみる? 宇検村への旅

    空港から公共バスを乗り継ぎ、いざ宇検村へ。 そんな勇気あるあなたを応援します。

  • 奄美バス旅、ひとり旅、やってみた奮闘記

    インバウンド個人旅行客(FIT)が自由に観光できるルートを開発すべく、「車でしか回れない」と言われる奄美大島のバス旅にひたすらチャレンジしていく記録です。

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『何か書かせたい星人』に負ける私の日常

ー 東京都内、某所、数十年前 ー とある本の著者、兼、占い師の方が、異空間の自宅に招いて私に告げる。 その数年後、 ー 大阪府内、TV局近くの某カフェレストラン ー ランチを食べながら、かつてのAD仲間、ひとまわり年下の姫が言う。 その翌年、 ー 大阪、高級ブランド集う某ファッションビル内、某ワインショップ ー 真昼間っからワインを飲みながら、東京から出張してきたという某月刊誌の編集者の方が言う。 そして、ほとぼり冷めた数年後、ライターの友人がSNSでコメント

    • たまには真面目に仕事の話:その18-通訳案内士ってどうよ-素晴らしき先輩方と能力テスト-

      櫻咲く4月の繁忙期、この時期、暇な通訳案内士などいるだろうか。 コロナ以降、とんでもないことになっているインバウンド観光客増加の勢い。 新人だろうが、ベテランだろうが、毎日フル稼働。 この時期に仕事を選べる人達が羨ましい。 申し訳ないとは思いつつ、地域おこしの仕事は長期間休みを貰って、ツアーの手伝いに参戦。 もう、金閣寺何回目よ。お百度参りレベルよ。 これだけ同じこと説明したら、上手くならないはずがない訳よ。 嵐山なんて、竹よりも人の数の方が多い訳よ。 「どうやって櫻

      • 奄美の美味しいもの-パパイヤの……

        奄美大島の冬のとある日の、昼下がり。 あちこちでテレビに出たりしたせいか、村をのんびり歩く観光客の姿も少しずつ増えてきた、奄美の秘境と呼ばれる宇検村。 田検のバス停のガジュマルの前や、 湯湾のがじまる茶屋では撮影する人の姿が増えた気がする。 シマ中に、タンカンで一杯のバイラ―(箱)が山積みの季節。 奄美市内でびっくりする高値で売られているたんかんが、「これで農家さんの利益は大丈夫?」的な価格になっているので、 島内の人、市内からも車で湯湾の市場まで買い求めに来られていた

        • 地域おこし協力隊という《闇》と《光》:その⑦-自分の身は自分で守れ

          いったい、いつの間に1月は終わったのか。 何故正月明けの次の記憶が、バレンタインデー直前なのか。 もう2週間少しで3月とはどういうことだ? おまけに、それでなくとも日の少ない2月に2回も3連休がある。 ……こんな思いなのは、私だけではあるまい。 とにかく記憶がないので、手帳と携帯の写真を遡った。 ああ、よく働いていた……。 公、私、とも。

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        • 通訳案内士ってどうよ
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        • そうだ、奄美大島へ行こう
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        • 地域おこしって、なんなん?
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        • 奄美バス旅、やってみる? 宇検村への旅
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        • 奄美バス旅、ひとり旅、やってみた奮闘記
          6本
        • とりとめない日々の記録、旅日記、仕事日記
          3本

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          やっぱり奄美が好き

          門松を年明けに見ることができた人はどれほどいるのか。 最近では百貨店、神社、空港で見られるくらい。 実際には、高価な本物を買える個人も、作れる人ももう少ない。 そんなことを思っていた昨年末、自宅のポストには、これが。 いわゆる、門松の、「絵」。 神様をお迎えするための「門松」、「しめ縄」、「鏡餅」は揃えたい。 そんな人たちの想いを知ってか知らずか。 貧富の差など関係なく全ての人が暮らす家に、神様が立ち寄れますように。 そんな祈りを込めてか、村では年末これが各戸に配布さ

          クリスマスの次の日が誕生日で、いろいろ一緒くたにされてしまいがちなあなたへ。今日の方が、ずっと特別。素敵な一年間でありますように。 Happy Birthday!

          クリスマスの次の日が誕生日で、いろいろ一緒くたにされてしまいがちなあなたへ。今日の方が、ずっと特別。素敵な一年間でありますように。 Happy Birthday!

          地域おこし協力隊という《闇》と《光》:その⑥-光(ヒカリ)へ向けて

          あっという間に年末になった。 観光業を立ちあげる為にやって来たはずの村。 未だにろくに動かせていない。 ただ、下準備だけは山のようにすることが多い。 なぜなら、誰の協力もなく、旅行会社の立ち上げを、たった一人でやっているから。 関西風に言えば、「うそやん」である。 本来なら、私のミッションを普通に考えれば、関西の有名旅行会社とタッグを組み、特色あるインバウンド向けツアーを造成し、委託料契約を整えて、売り出せば終わり。 だったはず。  海外旅行客を受け入れる為には、万

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          たまには真面目に仕事の話:その17-通訳案内士ってどうよ-鹿児島、お気に入りの場所 : 変わってしまったものと、変わらないもの

          今年何度目かの鹿児島。 もう、なにがなんだか、とにかく来年に向けた準備で慌ただしい。 まだぴかぴかに見える立派な高層ビルの鹿児島県庁に来る度に思う。 外の広い階段を上がった場所から、桜島を撮影するポイントが残念すぎる。 県庁の皆さんはとても優しい。 こんな新参者にさえ、色々教えてくれる。 けれど、鹿児島中央駅から、果てしなく遠い。 タクシーに乗るなんて、レンタカーを借りるなんて、そんな無駄遣いできるほど偉くないのよ、私。 というか、乗らない理由は別にあるんだけどね。

          たまには真面目に仕事の話:その17-通訳案内士ってどうよ-鹿児島、お気に入りの場所 : 変わってしまったものと、変わらないもの

          鹿児島県は有名観光地以外でも見どころ満載……だけど。

          今年何度目かの鹿児島。 もう、飛行機がバスのような感覚になりつつあるけれど、やはりバスよりはうんと高い。 そんな中、「奄美大島発着」の航空機が、数本撤退するとの連絡を受けた。 奄美大島が世界遺産認定されたのはコロナ禍、ようやくこれから、という時。これは、なかなかの痛手。 コロナ禍のうちにもっとインバウンド観光客を呼び込める体制が整っていたなら、こんなことにはならなかったはず。 奄美大島に就航していた航空機は、爆増しているインバウンド客向けに海外路線に回されるという。

          鹿児島県は有名観光地以外でも見どころ満載……だけど。

          種子島への旅―日本の歴史と文化を劇的に変化させた島

          それは先月のこと。 やむを得ない理由で、種子島に渡った。 そういうふうに言うと、あまりポジティブには聞こえないのだけれど。 実際、本来は鹿児島本土へ行くはずだった。 奄美から種子島へは、鹿児島空港乗り継ぎで種子島までのフライトに乗るか、鹿児島空港からバスで鹿児島の埠頭まで1時間かけ下り、更にそこから屋久島まで行くトッピーというジェット船に乗るか。 勿論飛行機で行く方が、絶対的に早い。 しかし、トッピーに乗る方が、かかるコストが2,000円ほど安い。 ということで、立場

          種子島への旅―日本の歴史と文化を劇的に変化させた島

          2025関西万博まであと1年と少し……だけれど。

          奄美大島と関西での、通訳ガイド二拠点生活となった今年。 移住先奄美での滞在契約は、あと一年ばかりになった。 もっと早くインバウンド向けのツアーを動かしたかったと、残念な気持ちでいっぱい。 そんな少し後悔が残る残念な今、11月末から2025関西万博のチケットが販売開始となった。 いよいよ始まったと思う反面、果たして、売れているのか?という心配が。 オリンピックのような、あらかじめ凡そ何があるか分かっているチケットと違い、関心を引くことは難しそうなテーマ。 関西だけしか

          2025関西万博まであと1年と少し……だけれど。

          すっかり寒くなった、奄美大島にて

          11月も中旬になろうかとしている。 こっちでは、旧暦(お月様の暦)なので、今のところまだ10月1日らしい。 いや、10月にしたら寒すぎるでしょ。 風邪をひきそうな勢いで、寒い。今日は特に風が強かった。 運転していても、強い風にハンドルを取られそうになる。 風が無ければ日差しは強いので、暑さも感じるのだけど。 もしかしたら、これがミイニシ(今年一番の北風)か? などと思いながら、向かった先は市内の歯医者。 勤務先に無理を言って、1時間の中抜けと昼休みを使って戻ってくるはず

          すっかり寒くなった、奄美大島にて

          奄美大島の秋、お気に入りのランチ場所

          少しずつ気温が下がってきた奄美大島。 といっても、まだ気温は22度。 全国と繋げるオンライン会議をすると、一人半袖を着ている自分に驚く。 それでも朝晩がひんやりしているように感じ始めた。 どうやら朝晩は20度を切り始めている。 奄美大島には冬は無いと思っていたけれど、移住して2年、身体が慣れてきたせいか寒いと感じる。 まだ気温が20度もあるのに毛布を持って村内唯一のコインランドリーへ。 これで朝晩の寒さも何とかなりそう。 もう少ししたら、猛毒を持つハブさんも冬眠するはず

          奄美大島の秋、お気に入りのランチ場所

          地域おこし協力隊という《闇》と《光》:その⑤-地域おこし活動終盤。

          いまだ23度を軽く超える気候の奄美大島。 去年ミイニシ(北風)が吹いたのは一体いつだったのかもう覚えてはいないけれど、この時期までエアコン(冷房)を付けていた記憶は無い気がする。 今朝は朝からかなりの風が吹いていて、恐らく、サーファーの皆さまは久々の波に喜んでいるはず。離岸流の勢いはすさまじいので、くれぐれもご用心を。

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          鹿児島 焼酎ストリート2023、4年ぶりに開催!

          鹿児島の《おはら祭》なるものをご存じでしょうか。 通訳案内士試験のため、鹿児島の三大祭りの一つとして「文字で」記憶していたものの、現物を見たことがなかった私。 久しぶりの鹿児島移動に併せて、どんなものなのかを見ておこうと、早めに入って現地を確認しようとしたのだけど、いつものバス停「天文館」あたりが道路閉鎖されていることを知ったのは、鹿児島に到着してからだった。 感染症禍で実施されなかった3年間。4年ぶりの開催を多くの人が待ち望んでいたようで、会場となった天文館エリアは通

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          たまには真面目に仕事の話:その16-通訳案内士ってどうよ-超絶ハイシーズンが戻ってきた!-

          奄美から移動して、再びやって来た関西国際空港、JRパス窓口の前には、JRパス発行を待つインバウンド(国外からの来訪者)観光客の長蛇の列。 もはや、日本と言うより「異国」。 まずは、JRに乗るべきか、地下鉄に乗るべきかで右往左往している海外から来た人達。 空港の側、ここまでは辛うじてWifiが通じる。 駅の外では、携帯を見つめる人々だらけ。 そんな観光客は、基本放置されている。 「自分で調べてから来てや」的な感じ。 駅員さんの数も、極限まで減らされているので、声を掛ける

          たまには真面目に仕事の話:その16-通訳案内士ってどうよ-超絶ハイシーズンが戻ってきた!-