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21歳のリフティング初心者日記

リフティングを始めたきっかけ

大学2年か3年の夏、僕は何を思ったかイナズマイレブンを見返していた。

今見返すとあまりにも先がよめてしまうし、超次元にもほどがあるだろうというような内容だったが、それでも懐かしくて一通り見た。

ぼーっと見ているうちに小学生の頃からサッカーに憧れがあったものの、持ち前の人に馬鹿にされたくない精神が働いて、ずっと避けてきたことに気が付いた。

また仮に将来子供ができたとして、一緒に遊んであげるくらいはボールを蹴れる父親でありたいと、ふと思った。

そして何より円堂守からの『サッカーやろうぜ!!!』という言葉に突き動かされた。

ということで、20歳にもなって今更リフティングの練習に励むことにした。

リフティングの変遷

幸いにも僕の周りにはサッカーが上手い高校の出身者が数名いたため、彼らに時間を取ってもらっては、蹴り方やトラップの仕方を一から教わった。

目標回数についても、友人曰く「30回出来ればあとは何回でもできる」そうなので30回という回数を目標に定めた。

だが一向にリフティングは上達せず、気が付いたらすっかりボールを家の隅に追いやっていた。

あれから1年。

就活も佳境に差し掛かってきた今年の5月。

コロナによる自粛に飽きた僕は再びボールに手を伸ばした。

最低でも週に一回、就活が終わってからは3日に1回30分は必ずボールを蹴るようにした。

そして先週、35℃を超える日差しが照り付ける中、ついに目標を達成した。

めでたしめでたし。

と言いたいところだが、実はここからが本題だ。

なんとあの日30回を達成して以来、一度も30回は愚か25回を超えることができないのだ。

今日はその原因を考えてみたい。

30回出来た日とそうでない日の最大の違い

30回出来た日、僕は一人ではなかった。

というのも、幼稚園の頃から仲が良い大親友が帰省してきていたため一緒にサッカーをしていたのだ。

(彼は小学生の頃サッカークラブに通っていため、人並みにサッカーが上手い)

普通に考えれば今年22歳になる二人なのに、「お疲れ」の一言もなく、「今日サッカーしない?」というLINEが来るのは甚だおかしいが僕らはそういう関係性だ。

そんなこんなで一時間近く真夏の炎天下でボールを蹴り続けてヘトヘトだったわけだが、30回という目標を達成のために必死な僕を彼は最後まで応援し続けてくれた。

だがどうにも上手くいかず、いよいよ終わろうかと思っていたころ、カウントが17であることに気が付いた。

いつもなら「くそ、まだあと10回以上これを安定させるのか」という気持ちになるわけだが、この時は違った。

わんちゃんある!!!

友人の回数を数える声が次第に大きくなるのがよくわかった。

22、23、24、25、、、、、、、30!!!!!!31、32、33!!!!

人生で初めて30回を超えることができ、念願の目標を達成できたことが本当に嬉しかった。

つまり何が違ったのかと言えば、声援だ。

先にも書いたが、僕は通常であれば「まだあと10回以上あるのか、この調子でできるだろうか」と不安になったりマイナスな緊張を感じやすい。

だが、それが声援によって、「もしかしたらいけるかもしれない」というプラスな緊張に変わっていたわけだ。

もちろん声援以前に、日ごろから練習を重ね、着実に回数が伸びているという客観的な事実に基づいた「いけるかもしれない」が大事なことは言うまでもないだろう。

と、おそらく声援が一番の成功理由であることに違いはないと思うが、このままでは僕は人がいない限り30回達成できないことになってしまう。

そこで現在、ほかに考えられる要因をもとに改めてチャレンジを行っているため、また30回を超え次第、追記しようと思います、、!

なんとも中途半端な記事となってしまいごめんなさい、、。

あとがき

今までサッカーを教えてくれた皆さま、本当にありがとうございます。

真夏の炎天下で熱中症になりかけたり、
大学の空いた時間に近くの公園でボールを蹴って変な目で見られたり、
終いには地元で夜な夜なトラップの練習をして警察の方に話しかけられたりと散々ご迷惑をお掛け致しました、、、。

ただお陰様で、人並みにボールを蹴れるようになったし、目標を達成することもできました。

次は平均して30回、そして連続で50回出来るよう精進してまいろうと思いますので、これからも空いた時間にサッカーしてもらえると嬉しいです。

いや、

『サッカーやろうぜ!!!』

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