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PARCOと挨拶

1年ぶりにPARCOで働き始めた。

出店している店舗が変わっていることはもちろん、PARCOカードなどの仕組みが大きく変更されており日々あたふたしている。

加えて一年間まともにアルバイトをしていなかったものだから、毎日足の裏が悲鳴を上げている。

そんなちょっぴりマイナスな出来事がある一方で、プラスな出来事もある。

人とのつながりの再実感だ。

たった半年しか働いていなかったにもかかわらず、僕のことを覚えていてくれたスタッフさんや清掃員さんが沢山いて、本当に嬉しかった。

特にある清掃員さんに関しては、「お久しぶりですね~、またお会いできると思っていなかったので嬉しいですよ。またお見かけしたら挨拶させてもらいますね!」と言って下さった。

僕はまさかその清掃員さんからこんな言葉をかけてもらえる日が来るとは思っていなかったため、非常に嬉しくて仕方なかった。

というのも去年PARCOで働いていた際に、最初の3か月間毎朝「おはようございます!」と言ってもひたすら無視され続けていたのだ。

非常にぶっきらぼうで、いつもしかめっ面をしている彼も、いつかは挨拶を返してくれるのではないかと思い、僕はめげずに挨拶をし続けた。

その結果、いつの間にか挨拶をしてくれるようにはなったのだが、まともな会話はおろか、雑談さえもをしたことはなかったのだ。

故に、1年ぶりにお会いして話しかけてもらえたこと、そして非常に短い時間ではあったが雑談ができたことが驚きであった。

このほかにも日々、様々な方と話すことが出来ているのは、話してくださる方々の気さくさを抜きにすれば挨拶にあると思う。

随分前の記事で触れたことがあるが、親の教えと、とある体験から
自ら・明るく・継続的に挨拶を行うことを心がけている。

そのおかげで、決して会話や雑談が得意なわけではないにも関わらず、今様々な方と繋がりを持つことができている。

そしてつい先日もまた、挨拶を通して新たなつながりができ、仕事終わりにご飯に連れて行ってもらったほか、別の方には休憩が一緒になった際に自分自身の悩み解消を手伝っていただいたりと、本当にありがたい経験をさせて頂いている。

たかが挨拶、されど挨拶。

人との信頼関係を築く上での第一歩として、これからも妥協せず当たり前のことを当たり前に行える人でありたい。


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