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【投機の流儀】今はバブルではない。自分が儲けていない人々が、嫉妬でバブルというだけだ。「嫉妬は正義の仮面を冠って主張される」

第1部;当面の市況

(1)調整があっても「スピード調整」「時間調整」であって、深押しはない。

3月に一旦調整を迎えるはずだと本稿で述べたが、それは2000円安の6営業日で済んだ。
しかし、今後あり得る調整は「時間調整」という意味合いがあるので、6営業日というわけにはいかないと思う。

4月新年度に入ってからの日本市場は、年初来3ヶ月で日経平均7000円幅の上昇に対するスピード調整が1週間あったという状況が続いて、新年度に入ってから日経平均で言えば1377円幅の調整だった。週末は一瞬1000円近い下げ幅が生じて、25日線まで来た。調整があり得るということは本稿で以前から述べていたが、週末はザラ場で約1000円安があった。
ここで日経平均の「新値三段足」では、一旦「陰転」した。しかし、25日線との乖離率は▲5%にスレスレである。

3月12日に38271円→3月22日に41087円→これを高値として、4月5日に38772円になる。3月22日からの値幅▲2315円という具合である。3月の整理は6営業日で、幅は2000円幅だった。今度の場合も、幅は2313円、営業日で10営業日である。

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