Most Likely to Succeed のレポート
これからの教育について考える教育ドキュメンタリー映画を観てきた感想をシェアしていきまーす
今回は
どうして見に行くことになったの?
映画の内容は?
そこからどうつなげていくの?
の3本立てで先週買い物にいって財布を忘れて何も買えなかったゴエがお送りします
まず初めにどうしていきなり映画なの?天気の子も観てないくせにとお思いのことと存じ上げますが
さかのぼるは8月の帰省中の話
合宿のイベントに参加したときに、偶然知人経由で名前は知っているよ!みたいな感じの九大の先輩に会いまして、まさか共通の福岡ではなく、こんな丹波篠山の地で会おうことになるとは思いもよらなかったわけですが、初めてお会いして
色々話す中で、九大と北九大とかつなげてイベントしたいよね!
って話になり、
それじゃあ、いろんな人呼んで対話の場を作りたいよね!
それなら「観たい映画」があってその上映会をしよう!ということになり
そしたら、ちょうど昨日博多で上映会があって、どんなイベントにしたいか考えるために一回観てみよう
ということで観てきました
次にやっと内容の部分に入っていきましょう
舞台はHigh Tech Highというアメリカの高校
この高校にはほかの学校には当たり前にあるものがない
それは、「教科書とテスト」
つまりは、話を聞いて覚えるようなことを授業ではせず、テストによる評価もされないということです
ではその代わりに何をするのかというと、展示会に向けた歴史などについての対話やディスカッションによる学習、そして協力して作る展示物や劇などによる評価である
これらは全てこの学校のコンセプトが他の学校とは異なるためである
一般的な高校では大学にいくためにテストの結果を重視するばかりに一か月後には忘れてしまうにも関わらず記憶に残らない詰め込み勉強をする
対してこの学校は、将来必要になるスキルを重視している
そのスキルというのは、コミュ力、チームワーク力、批判的思考力、創造力、表現力といったもので
このスキルを協力して一つのものを作り上げていくうえで養っていく
そしてもう一つ重要なこととして、EQと呼ばれる心の知能指数がある
EQは仕事への取り組み姿勢や人間関係への関心の度合いなどを感情という視点から測定する指数。社会的に成功する者の多くは、情動を調整する能力に長けているとされるが、EQでは問題処理能力や事務処理能力に加え、環境に適応する能力や仕事に対するモチベーションをコントロールする力など、知能を多面的にとらえたより実質的な判断基準として、企業の採用や人材育成などの判断材料となっている。
といった意味のあるEQのことを重視している
結論としては、勉強だけして大学を出ても望んだ職につくことができない現状を打破するために
社会で役立つスキルを身に付けることを備えた上で大学へ送りだす
を目指した教育の現場を目指している
まだこの学校のやり方が正しいかどうかの議論にはもう少しエビデンスが出てくるための時間が必要になるらしいが、現状として90%を超える生徒が大学進学を果たしている
この数値は日本と比べても仕方がない気もするが、高卒者全体の60%が大学進学をしていることと比べてもとてつもない数値であり
通常の勉強だけを重視するだけの学校よりも結果を出しているという点でも、勉強が全てではなくその他のスキルが重要であるということを助けるエビデンスになるであろう
最後になりまして、こっからどのように自分に落とし込んでいくのか、これからの教育においてどのようにしていかしていくのか、という点を話していくと
この映画を通して学んだことはスキルの重要性
特に必要なのは教師のスキルである
映画に出てきた教師のファシリテーション力やサポート力は足りていない部分ではないか、と現役教師もおっしゃっていたとおり
そんなスキルを学べる、または共有できる場づくりが必要になってくる
そう考えて、その場でこう全体共有した
この場にいる多くの先生はいい意味で変態な変態先生だと思います。生徒のため学校のために、自己研鑽を励み、時間と努力を惜しまないような先生。そんな先生たちがよりスキルを高めてそのスキルを広めていけば、面白いことになるのではないか。そのために必要になってくるのはそんなスキルを身に付けたり、対話を通してスキルを磨くような場。そんな場づくりをしていきたいと思っています。変態先生と学生がつながることで面白い化学反応が起きると思うので、そんなイベントを企画していきたいと思います。
そんなわけでこれからにつなげるということに関しては、北九州や福岡にて教師と学生の繋がれるようなものを作っていきたいと思っています。
今の現状でこの映画の上映会を含めると3つほどそんなイベントがあるので今後の続報をお待ちを!
お気持ちを少しでも形にしていただけると、今後の励みになります。ほんとにうれしいんです。あなたのために書けることが。これからも応援よろしくお願いします!