幸子|毒親育ちの筆記開示

毒親育ちのアダルトチルドレン(ヒーロー型)。40歳台になってから精神症状が出始める。愛…

幸子|毒親育ちの筆記開示

毒親育ちのアダルトチルドレン(ヒーロー型)。40歳台になってから精神症状が出始める。愛され育ちの夫との間に埋められない差があることを感じつつトラウマ・フラッシュバックからの解放を目指す主婦。残りの人生を賭けた癒しの旅の記録。

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回復 私のような人間は過去が無かった人として生きていくしかないという結論

ここ連日、回顧録のようなものをつけている。むしゃくしゃして吐き出しているのではない。どう言うわけか、数週間前から心は穏やかになってきているのだ。 自分の頭の中を整理し、スキを押してもらえると、この手の話を理解してくれる人が自分の他にこの世にいる、ということが確認できて、と嬉しくなるのだ。 スキしてくれた方々、ありがとうございました。 心穏やかになってきたきっかけといえば、たぶん、子供も夫もいない2週間の間に、普段全く見ない映画やドラマの類を一日10時間以上見続けたことだ

    • 新居の使い勝手の悪いキッチンでトラウマに気づいたアダルトチルドレン

      1ヶ月半ほど前に引っ越しをした。 新居の住み心地は良くて、とても気に入っている。このまちで4軒目にして一番良い物件だ。 しかし、良いとこばかりではない。古い物件なので、キッチンの配置が古めかしくて使いがってが悪い。 手際良く作業できないのがもどかしい。私は、以前から、料理というものは手際良くやるものだと思い込んでいたから、前のアパートのキッチンも使い勝手が悪かったので、ずっとイライラしていた。 しかし、だ。一昨日、もたもたしながらも食事を用意していて気がついた。 も

      • エレベーター恐怖症のAC

        今まで住んできた物件には、全てエレベーターがついていた。私はいつも上の方の階に住んでいた。見晴らしのためと、道路からの音がより聞こえないようにするためだ。 しかし、いつもいつもそうだったが、エレベーターでご近所さんと一緒になることがストレスであった。古めの物件だとエレベーター自体がとても狭いから、距離が近づいて匂いが気になるということがある。また、会話をするのも面倒だった。 前の物件は新しい物件だったので、エレベーターは広めであった。しかし、誰かと一緒になるときのストレス

        • ACの引越に対する恐怖と思い込み

          引越して1ヶ月半たった。 振り返ってみると、なぜ前の物件に固執し、購入しようとまでしていたのだろう。この物件は最高だ、これ以上の物件には巡り会えない、とさえ思い込んでいた。 確かに、便利な場所にあり高級な新しい物件でオシャレであった。しかし、今、落ち着いた雰囲気の古い物件に慣れてしまうと、前の物件の嫌だった面ばかり思い起こされる。 面白いのは、これらマイナス面は、住んでいる最中には「いやだけと考えないようにしていたこと」だった。 例えば、前の通りと横の通りの交通量が多

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          アダルトチルドレンの引っ越し

          機能不全家庭で育った私は、10年ほど前に日本を離れてヨーロッパで生活している。長年にわたる心理的虐待を受けてきた私は、裸足でヨーロッパまで走って逃げてきた。 さて、10年ほど前からすむこの街で引っ越しをして1ヶ月少したった。今住んでいるのは、この街に来てから4軒目の物件である。 精神疾患を抱えるものとしては、環境の変化に気をつけなくてはならない。健康な人でも、環境の変化をきっかけとして精神が病んでしまうことがあるという。 結果からいうと、今回の引っ越しはまずまず成功した

          アダルトチルドレンの引っ越し

          今年最大のイベント、子供の受験と引っ越しがようやく終わりました。また少しづつ書いていきます。

          今年最大のイベント、子供の受験と引っ越しがようやく終わりました。また少しづつ書いていきます。

          今年の大イベントは引っ越し

          2024年となりました。noterの皆様今年もよろしくお願いします。 今年は、春先に引っ越すことになりました。5年ぶりの引っ越し。当地はなかなか日本と同じようには物事がスムーズにはいかないので、プレッシャーではあります。とはいえ、同じ市内なので1日で終わりますが。 少しづつ調子が良くなってきたメンタルで、なんとか乗り切れるのではないかと思います。 反面、環境が変わって鬱がひどくなる場合があるので、心配ではあります。 メンタルの重荷同様、引越しに向けていらない物もどんど

          今年の大イベントは引っ越し

          今年はnoterさんの記事で随分救われました。お世話になりました。来年はさらに楽になりたいです。

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          霊感商法や還付金詐欺や

          私が高校生の時のこと。 母親が、高級羽毛布団をローンで買った。60万円だったそうだ。 当時、うちの母の友達に、息子のことで悩んでいて色々なセミナーやら怪しい宗教に出入りしている人がいて、その人と一緒によく行動をしていた。 件の羽毛布団も、その友達と一緒にどこかへ行って、勧められて買ったようだ。 うちには余裕なんてないくせに。 バカじゃないのかな? 「月賦で少しづつ払えばいいから」と、私に言っていた。 てっきり、その高級羽毛布団は父か母かお客さんが使うものなのかと

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          宝塚音楽学校の「外部漏らし」の刑と同じものが機能不全家庭にある

          宝塚歌劇団のニュースを見て、ああ、機能不全家族と同じだなー、と感じました。 宝塚音楽学校では、2年生が1年生を「厳しく指導」するそうです。その有り様は、学校外の人が聞いたら異様なものではあります。それを、外部の人、家族にさえ言うことは禁じられていたそうです。口外すれば、「外部漏らし」と言われて、上級生から酷い目に遭うので、おかしいと思っても、助けを求めようと思っても、できない構造になっていた、そうです。 恐ろしやー。 これって、機能不全家庭と全く同じです。 私は、親に

          宝塚音楽学校の「外部漏らし」の刑と同じものが機能不全家庭にある

          なぜこの人と結婚したのか つづき

          父はアル中でギャンブル依存DV、自己愛性の母からは結婚生活のありとあらゆる不満を聞かされながら育った出自を隠してした結婚。 向かない子育てをしていた結婚15年目くらいに、トラウマフラッシュバックがキツくなり、怒りの感情を抑えきれなくなったわたしは、夫にとうとう「普通の家庭の出身ではない」と白状した、という話を前回書きました。 白状したのですが、夫は「騙したな!」ということはなく、「回復できるように協力する」と言いました。 愛され育ちの夫は、世の中に機能不全家庭というもの

          なぜこの人と結婚したのか つづき

          なぜこの人と結婚したのか

          私は来月で、結婚20年を迎える。 なぜこの人とならうまくいく、と感じ、虎視眈々と結婚まで持っていたのかについて、思い出してみたい。 出会いは職場。共通の趣味があったので、話が弾んだ。 ところで、私には、毒親育ちの観点から一つ確信していることがあった。 それは、いやいや仕事をしている人はストレスを溜めやすく、嫁や子供に暴力を振るったり、深酒をしたり、暴言を吐く可能性があるということ。 好きな仕事をしていなくても、せめて嫌ではない仕事をしている人が、どうしても外せない条

          なぜこの人と結婚したのか

          『親といるとなぜか苦しい「親という呪い」』(リンジー・C .ギブソン)

          5年くらい前に本格的に体調を崩してからというもの、活字が追えなくなってきたので本は滅多に読まないのですが、東洋経済の記事からたまたま興味あって読んでみました。 本書では毒親のことを「精神的に未熟な親」と言い換えていることによって、自分の親の特徴をはっきりと捉えさせてくれ、大変に納得感があった。 自分の親の正体がよーくわかりました。 本書の中盤で、「精神的に成熟した親」のいる家族内では、子どもと親が精神的に温かな交流がある、ということが繰り返し述べてられていた個所で、改め

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          体調を崩していましたが、回復してみると心は穏やかに

          10日ほど前、思いもよらない知らせから疲労困憊な状況に陥り、シャワーも浴びられずに寝込んでしまいました。 その2、3日後には、全身が痛くなってしまい、 さらにその2日後には、全身の痛みは治りましたが、右肩が痛くなって、腕が上がらなくなってしまいました。 2日くらい前から、ようやく昼間は起きて軽く家事ができるほど回復しました。しかし、右肩は痛いままです。 毎日、寝て、昼間もできるだけ寝て、ひたすらダラダラしていました。 以前の私なら、毎日寝られるだけ寝る、だなんて「お

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          アル中の父 泊まり客トラウマ

          私の記事では、母とのエピソードばかり書いているが、私の実家の惨状を作り出していた大元は、父である。 5年くらい前に亡くなったので、あまり思い出すことはなかったが、いざ思い出してみると、全く家族を顧みないところなど、悪魔的である。 この父という人物、日本の西方のど田舎の高校を卒業後、自衛隊に入隊、数年後に除隊され、その後都内でサラリーマンを定年退職するまで長くやっていた。 働いてはいたのだが、アル中であった。同時に、ヘビースモーカーでもあり、妻子に対してモラハラDVでもあ

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          毒親の姉妹差別 白米トラウマ

          トラウマのフラッシュバックと戦っている主婦の私。自分には珍しいトラウマがあるということに気づいた。 とてもくだらないが、今日はその話を。 ーーーーー 1年くらい前から、お米を食べることがめっきり減った。ほとんど毎食、炭水化物としてはパンかパスタを食べている。体調的には全然困っていない。 機能不全家庭に育ったアダルトチルドレンである私は、10年以上前からパンで有名な国に住んでいる。 子供が小さいうちは、日本人だから米も食べさせなきゃ、と思って意識的に米を炊いていた。し

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