「ブランド」の意味が高校生にもわかるように
おはようございます。シンです。本日は「ブランド」の意味が高校生にもわかるように。
ブランドってシンプルに「名前」のことじゃないの?僕はいつもそう思います。そしてブランディングとは、「名前」に「〜らしさ」を連想させるためのあらゆる施策のことじゃないの?
そう思いながらググったら大変なことになりました。
あるサイトでは、
と書いてありました。なんとなく意味は伝わるけど、少し難しい。
次に、"マーケティングの父"と呼ばれるフィリップ・コトラー教授は以下のように定義していました。
ふむふむ。1回読んだだけじゃさっぱりでした。
なぜこんなに難しく表現しているのかはわかりません。なので高校生が一読しただけで理解できるように整理したいと思います。
「イチロー」という文字を見た時、あなたは何をイメージしますか?
・一流野球選手
・大リーグでプレー
・過去最高の安打数
・ビールのCM
・イチローポスト
・WBCでの活躍
・個性溢れるマインド
などでしょうか。
まず、「イチロー」という名前がブランドです。ここでは「個人ブランド」と呼びましょう。そして、あなたがイチローとの過去の接点(ニュース、CM、ネット記事、テレビなど)で感じた「イチローらしさ」が上記の羅列した内容です。イチローのこれまでのキャリアや活動が、あなたの頭にこのイメージをつくっています。なので、イチローのこれまでのキャリアや活動が「ブランディング」ということです。
他の例をあげましょう。GUのロゴを見た時は何をイメージされますか?
・低価格
・トレンドを押さえたアイテム
・青と黄色のロゴ
・中条あやみ
・ユニクロと同じ会社
・お財布に優しい
・ファストファッション
などでしょうか。
先ほどと同じく、「GU」という名前がブランドです。こちらは「企業ブランド」と呼びましょう。そしてあなたがGUとの過去の接点(店舗、接客、購買体験、商品、ニュース、CM、ネット記事)で感じた「GUらしさ」が上記の羅列した内容です。GUのこれまでの商品やプロモーションが、あなたの頭にこれらのイメージをつくっています。なので、GUのこれまでの商品やプロモーションが「ブランディング」ということです。
最後に、IPhoneを見たとき何をイメージされますか?
・かっこいい
・洗練されている
・つかいやすい
・スティーブ・ジョブズ
・Appleの看板商品
・高いけど買ってしまう
・カメラのクオリティが高い
などでしょうか。
お分かりの通り、「IPhone」という名前がブランドです。こちらは「商品ブランド」と呼びましょう。そしてあなたがIPhoneとの過去の接点(店舗、接客、購買体験、商品、ニュース、CM、ネット記事)で感じた「IPhoneらしさ」が上記の羅列した内容です。IPhoneのこれまでの商品やプロモーションが、あなたの頭にこれらのイメージをつくっています。なので、IPhoneのこれまでの商品やプロモーションが「ブランディング」ということです。
少しずつイメージが湧いてきましたか?前述の通り、ブランドとはシンプルにいうと「名前」のことです。ただ、名前だけだと違いがわかりません。だから名前に「らしさ」を加える施策「ブランディング」が必要になってきます。ブランディングによってブランドは価値を高め、お客様が選んでくださるようになる。
いかがでしょうか?僕の中で、ブランドとブランディングをわかりやすく表現してみました。
明日は「セルフブランディングは社会に出る上で必須のスキル」についてご紹介します。それでは良い1日!
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