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高校生からのセルフブランディング

おはようございます。シンです。本日は高校生からのセルフブランディングについて。

昨日セルフブランディングの重要性をご紹介したので、本日はどのようにセルフブランディングをするか。自分が高校生の時に知っておけたら良かったな….と思う内容をまとめていきます。

セルフブランディングとは「自分」をブランディングすること。そのためにまず「自分」とはどんな人か、何が好きか、将来何をしたいのか、を少し具体的に整理する必要があります。

この時に大事になるのが、名詞ではなく、動詞で考えることです。

よく将来何をしたいですか?と聞くと「お花が好きなのでお花屋さんになりたい!」とか「ゲームが好きなのでゲームの会社に就職したい!」と答えます。

これは、名詞なのでやめておきましょう。

例えばゲームの会社に就職しても、自分が好きな仕事につけるかはわかりません。ゲームの会社には営業(商品を売る人)、マーケティング(売れる仕組みをつくる人)、経理(お金の管理をする人)、人事(採用や育成をする人)など多様な仕事があります。

「ゲームが好きだからゲームの会社に入ろう」という理由で入社すると、具体的な仕事内容が「思っていたのと違う…」となってしまう可能性が高いです。

では、動詞で考えるとはどういうことか?

「私は人と話すこと、人に笑顔になってもらうのが好きです。相手の表情をみていつも臨機応変に対応できていると思います。」という方、今すぐ営業の仕事を探してください。

「私は考えることが大好きです。ゲームやスポーツでも、事前にどうすれば勝てるか戦略的に考え、チームで実行し、本当に勝ったときのなんともいえないあの気持ちは忘れられません。」という方、今すぐマーケティングの仕事を探してください。

「私は人を視るのが得意です。相手の仕草や表情でどんな人なのかすぐわかります。また人に何かを教えるのも好きで、いつも後輩の世話係をしています」という方、今すぐ人事の仕事を探してください。

なんとなく「名詞ではなく、動詞で考えること」の意味がわかってきましたか?

次は、好きなことを軸に自分をブランディングしましょう。つまり、自分の「好きなこと」が周りの方に伝わるような施策を考え、実行するということです。

営業が向いてると思う方は、「この人に営業を任せたい!」と周りに思ってもらえるためにコミュニケーションの勉強を強化したら良いでしょう。プレゼン、ロジカルシンキング、聞く力、時間管理などでしょうか。

これらは本やネットでインプットするだけでなく、挑戦と失敗を通して習得することが大切です。

学生時代プレゼン力をつけるために、毎日知らない人に声をかけ、合計1,000人の方に自分の考えを聞いてもらいました。最初は嫌がる人ばかりでしたが、相手の立場や状況に合わせてプレゼンすることで少しずつ変化し、そのままある社長に飲みに連れて行ってもらったり、面白い方とSNSで繋がったり、素敵な出会いが沢山ありました。

こんな人がいたらどうですか?僕が人事で、営業に強い方を探していたら即採用したいと思います。

自分が好きなこと、やりたいことをやるためには、「その領域は君に任せよう」と周りに思ってもらう必要があります。そのために早いタイミングで自分の好きなことを(動詞で)みつけ、「これが得意なのはあなたですね」と周りが感じるための根拠づくり(ブランディング)が必要になってきます。

これが、セルフブランディング。

明日は「仕事には3つのステージがある」について。それでは良い1日を!

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