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Part2「大手・ベンチャー・起業の経験をもとに自己流カスタマージャーニーマップをつくってみた」

こんばんは。シンです。本日は「Part2 大手・ベンチャー・起業の経験をもとに自己流カスタマージャーニーマップをつくってみた」について。

昨日は「自己流カスタマージャーニーマップの流れ」について説明しました。本日は「PR戦略」、「プロモーション戦略」、「ブランディング戦略」について紹介していきます。

目次
①PR戦略とは
②プロモーション戦略とは
③ブランディング戦略とは

①PR戦略とは

そもそもPRとは何か。広告との違いは?

と疑問を持つ方がいると思うので、最初に整理しておきます。

PRと広告の違いは情報の発信者や信憑性、費用において差があります。

例えば、
PRは情報の発信者が自分ではなくメディアやお客様。
広告は情報の発信者が自分や企業です。

PRは基本的にお金をかけずに発信できるのに対し、
広告はお金をかけて発信します。

PRは情報のコントロールがあまりできませんが、
広告は自分たちで情報のコントロールができます。

なのでPRは客観性があり信憑性が高いのに対し、
広告は主観性が高く、信憑性が高くありません。

以上のことから、PRとは「費用をかけずに第三者に情報発信してもらうこと」と定義できます。

では、僕が考えるPR戦略とは何か。

これを一言で表すと「知っている人を増やして、関心を高めること」です。

もう少し具体的にいうと「費用をかけずに知っている人を増やして、関心を高めること」です。

このために最も重要なことは、メディアが「面白い!」と思うような情報を自分たちでつくり、提供し続けること。

昨年ユニクロが「新卒や既存社員の給与を大幅に上げる」という改革をしました。

これには多くのメディアが喰いつき、世界中にその情報が拡散された。

巧みなPR戦略だな...と関心しました。

極端な例かもしれませんが、これがPR戦略の代表例です。

メディアが面白い!世の中に紹介したい!と思うような情報コンテンツを自ら用意し、発信することで知っている人、関心を持つ人を増やす。

これがPR戦略です。

②プロモーション戦略とは

次はプロモーションについて。こちらもよく聞く言葉ですが、いまいちわからないという方に向けて簡単に説明します。

プロモーションとは広く解釈すると「商品・サービスの販売を促進するための一連の活動」と言われています。

ただこの「一連の活動」という言葉だと少し範囲が広すぎるのでここではもう少し絞って「試す人を増やして、満足してもらうこと」と言い換えます。

つまりプロモーションとは「自分たちの商品やサービスを試してもらい、満足してもらうための活動」のこと。

このように聞くと「積極的に露出を増やして販売を強化する」というイメージを持たれる方がいると思いますが、僕の考えは逆です。

自分たちの商品を試してもらいやすい仕組みをつくり、最初に大満足してもらうことが重要。

例えばオンラインであれば「初回送料無料」や「1ヶ月お試し体験」など。

オフラインだと「県外のイベント出店」や「取り扱い店舗の増加」なども当てはまります。

とにかく「お客様と商品」の物理的・精神的距離感を縮め、試すことのできる環境を用意すること。そして満足していただくこと。これがプロモーション戦略です。

③ブランディング戦略とは

最後にブランディングについて。

ブランディングの最終目的は「ファンになってもらうこと」です。

あのブランドの商品使ったことある。あのお店行ったことある。あのビール飲んだことある。

ではなく、あのブランドの商品毎月使ってるよ。あのお店は毎週いってるよ。あのビールは毎日飲んでるよ。

など、お客様の生活の一部となり、ルーチンの中に入り込むことがブランディングの最重要課題です。

なのでブランディングをする際には、まず内側の分析から始めなければなりません。

自分たちは何者なのか?このブランドはなぜ生まれたのか?他と何が違うのか?自分たちにしかない強みは何なのか?その強みを活かしてどのようにお客様の生活を豊かにするのか?そしてどのようにお客様の生活の一部になるのか?

が具体的に整理できていないと、ブランディングの出発点に立てません。

就活に例えてみます。

就活がうまくいく人と、うまくいかない人の大きな差は「自己分析をしっかりやっているかどうか」です。

自己分析をしっかりやっている人は自分の価値観や強みを理解しているので、自分らしさをアピールできる。自分自身を理解し、一貫性を保てたら企業からも信頼されやすい。

これは企業のブランディングと全く同じだと思います。

企業のブランディングも一貫性が重要です。自分たちのビジョンやミッション、価値観や実現したいことを整理し、それらを全てのタッチポイント(お客様との接点)で実現する。

これができて初めてお客様はファンになってくださると思います。

以上が本日の内容です!明日も続きを書きます!

おやすみなさい😴

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