発達のでこぼこにも地域格差

地域の偏りなく、世の親御さんの悩みが、少しでも解決していくといいな。

信州大学の本田先生たちがリリースしたアプリを見ながらそう感じました。

昨年度、発達障害の課題解決に取り組んでいて、発達障害の(あるいは、可能性のある)子供を育てる親御さんは、自分の育て方が悪いと自分を責めたり、周りの子供と比較してしまって、自分の子供の将来を心配してしまうのかなと思う。
発達障害は障害と付いているけど、障害ではなく、個性であると捉え、その特性を理解した上でいかに日常を過ごすか大事だなと僕は考えています。

しかし、こういった捉え方を知らないとやはり自分を責めたり、心配してしまったりするのも仕方のないことだと思います。
医療における格差と同様に、成長のでこぼこへの取り組みも、日本においては未だに地域格差があると感じています。
自分の出身である紀南も同様で、昨年度のインタビューの際に、子供の発達に関する悩みを相談するため、かなりの時間をかけて親の会に参加したり、病院に行ったりとの声もあり、相談のハードルはかなり高いように思われます。
本田先生たちの、オンラインによる取り組みが広がったり、親の会などで相談できるような仕組みを各地域で作るなど、親御さんが抱える悩みが、地域差なく解消されるようになれば、より子育てが楽しめる社会になるのかなと、子供が出来たことがない者ながらも思いました。

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