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【Vol.11】「富山の食」がテーマのイベントをやったら満足度100%だったお話

こんにちは。富山市地域づくりマネージャーの竹村です。
ページをクリックしてくださり、ありがとうございます。
スーパーでまさに目の前で値引きシールが貼られたときくらい嬉しいです。
地域づくりマネージャーってなに?という方は
こちらをご覧くださいね。

さて、2/18に富山市内でイベントを開催しました。
羽田空港でのイベントは主に首都圏の人に向けたものでしたが、今回は富山市民に向けたイベントです。
(羽田イベントを知らない方は、こちらの記事をご覧くださいね。)

どんなイベントだったのか、そのレポートをお届けします。


▼市民のみなさん富山の食に慣れすぎてない?

当たり前すぎて気づかないことってたくさんありますよね。
富山の人にとって「食」もそのひとつじゃないかと思うんです。富山の食がいかに素晴らしいことなのか気付いてほしい、というのが今回のイベントです。

ということで、食といえばこのお方。
今回も我らがANA機内食総料理長清水シェフのお力をお借りしました。


▼どんなイベントをやったの?

内容としては、清水シェフが今回のために考案したレシピを
実際に参加者の前で調理・解説し、試食を召し上がっていただき、富山の食材のすばらしさを外からの目線で伝えていただくことで、シビックプライド=まちに対する愛着や誇りを醸成してもらおうというものです。
富山の食材を使って前菜とメインの計2品を考えていただきました。


▼清水シェフが考案したレシピで富山食材がより一層輝いた

①前菜「サスの昆布〆 昆布だしマスタードソース/ヤリイカと茄子のペースト 貝風味のガレットを添えて」

富山といえば昆布〆。森昆布締め専門店さんのサス(カジキ)の昆布〆を使ったメニューです。

「サス」って富山でしか呼ばないようですね。
そのままで食べるのが一般的な昆布〆も、清水シェフの手にかかれば
繊細な味わいを残したまま新たな味わいを生み出していました。
写真右のヤリイカも富山湾産です。

②メイン「レモングラスの香るビーフと季節野菜~ナシゴレンと共に~」

レモングラスとお米は中央農業高校の生徒さんが育てられたもの。お米は「どじょう米」といって、
どじょうとアイガモロボットを使った
環境にやさしい有機栽培で作られています。

付け合わせには、少しめずらしいカラフルなお野菜を作っておられる青山さんの金時人参や子持ち高菜を使用しています。

富山の食材が一気にアジアンテイストに。
それぞれの素材が相乗効果で信じがたいおいしさを生み出していました。
こんな感じで実演です。清水シェフはお話が上手。
ときどき笑いも生まれながら、あっという間の時間でした


▼富山の魚知ろまいけ!(知ろうよ)

同じ日にもうひとつ企画を用意していました。
題して「富山湾の海の幸を知ろうツアー」。

突然ですが、みなさんお寿司の握り方って知ってます?
富山市には回る、回らない含めて多くのお寿司屋さんがあります。
「すしのまち」に住む者として、握り方ぐらい知っておかないと!ということで、職人さんを招いて寿司講座をやりました。

富山県寿司組合の山下組合長にお越しいただきました。
シャリ切りの様子を見学です。
シャリ酢はやっぱりお店ごとに違うそうですよ。
今回のネタはフクラギ(=小型のブリ)です。
捌くところから見せていただきました。
あれよあれよと柵の状態になっていきます。
いよいよ握りを教わります。説明しながらゆっくりめに
握ってくださいましたが、それでも早すぎて。
参加者のみなさん目をパチクリしてました。
この後実際に自分で握るので、みなさんしっかり目に焼きつけます。
レッツチャレンジ。ひとり2貫、フクラギと白エビ軍艦を握ります。
みなさん和やかに挑戦されていました。
ちなみに私もチャレンジしました。やってみて初めてわかったこと。
とにかくシャリが手にくっつくのです。上司からにこやかに
「寿司職人目指さなくてよかったね」と言われるセンスのなさでした。(あ、パワハラではありませんよ)トホホ

お寿司って奥が深いですよね。
今日参加した皆さんはきっとこれから、より一層美味しく
お寿司を食べられることでしょう。

そして、私たちが気持ちよくグースカ寝てる間に
漁をしてくださっている漁師さんがいること、忘れちゃいけないなと思います。


▼おわりに

このイベントは今年度最後のわたしの大きなミッションでした。
イベントを通して、ちょっとでも
「いいところに住んどるな私」「富山市いいやん」と思う人が増えていれば万々歳です。そしてそれが市民から県外の人へとつながっていったら、そんなに嬉しいことはありません。

好きなお寿司のネタは貝全般。
地域づくりマネージャーの竹村でした。

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