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オンライン英会話を始めたら人生観が変わった話

Yoshiです。

この記事は、会社での自分の成長や人生に疑問を感じている人に向けて書いています。

いきなり結論からですが、オンライン英会話を始めると人生観が変わります。

実際に僕自身がそうでした。

オンライン英会話を始めたときの僕の経歴はこんな感じです。

平成一桁生まれ、国立大学文系学部を現役合格→ストレートで卒業。
当時、第一志望であった大手の東証一部企業に入社。
主力サービスのオペレーションを3年間担当し、若手として相応の成果を残す。その後、異動希望が叶いサービス企画部署に移籍。

なんだか順風満帆な人生に見えますね。だけど、当時の僕は内心とてつもない不安を感じていました。

「これ、今の会社で通用するスキルはたくさんあるけど、社外で通用するスキルはなくないか?」

というありがちな不安に常に襲われていたのです。

僕のいた会社はかなりユニークな事業を行っている会社でした。他の企業にはない独自のサービスを提供していることは魅力ではありますが、裏を返せば汎用性に欠けるということ。実際に僕も社内ツールの使い方や社内政治の回し方はどんどんうまくなっていきましたが、ポータブルなスキルがほとんどないことに危機を感じていました。

そんなときに出会ったのがオンライン英会話です。

ひょんなことからはじめてみたものの、これがとても素晴らしい。今はちょうど開始から一年が経ったくらいです。日常会話、ディスカッションなどできることがどんどん増えていき、最近は講師とビジネス洋書の感想戦をするまでになりました。

ちなみに私はDMM英会話を使っていますが、いろんなサービスがあるので比べてみると良いと思います。

オンライン英会話を始めてよかったと思うことはたくさんあります。外国人が怖くなくなったとか、対面での会話スキルが上がったとか。だけど今回はキャリアを考えるうえで役立ったことに絞って書かせていただきます。

TOEICの点数があがった!

直接的なメリットとして第一に挙げさせていただきたいのがTOEIC。

TOEICについては「役に立たない」とか「日本でしか通用しない」とか言われたりすることもありますが、ほとんどの日本企業が英語スキルを評価するための指標としてTOEICの点数を見ていることは間違いないでしょう。

実際に、海外部署の人材要件がTOEIC800点以上などと定められていることも多くあります。英語を使って仕事をしたいのであればTOEICからは逃げられないと思います。逆に言えば、TOEICの点数さえあれば職種の選択肢を大幅に広げることができるということです。

また、単純にTOEICの高得点を持っていることで「コイツは勉強好きなやつだ」と認識されやすくもなります。

TOEICの話はこの辺までにして、話をオンライン英会話に戻します。実は、オンライン英会話をするとリスニングの能力が急激に伸びます。それも毎日続けているとびっくりするぐらい聞き取れるようになっていきます。意外かもしれませんが、オンライン英会話で伸びるのはスピーキングよりもリスニングなのです。

スピーキングに関しては、ぶっちゃけ素人でもなんとかなります。その究極体が出川イングリッシュです。感情や身振り手振りを交えれば、不思議なことに何とでも意思を伝えることができるのです。

しかし、リスニングに関してはそうはいきません。

相手が何を言っているかがわからなければ、そもそも会話が成立しません。

そして、そのためには文法と単語の知識が不可欠です。

「講師と楽しく会話できるようになりたい!」僕の純粋な欲求はそのままリスニング能力の向上につながりました。

オンライン英会話を使えば、楽しみながらより実践的にリスニング能力を高められる。

それがTOEICの点数として可視化され、自分の市場価値を高める武器になる。結果的に人生の選択肢を増やすことにつながる。なんて素晴らしいんでしょう!

下の写真は実際の僕のTOEICのスコアです。リスニングの点数は7か月で140点上がりました。おかげで2019年4月には615点だったトータルスコアは11月には820点にまで伸ばすことができました。

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異文化に触れて価値観が変わった!

わかりやすい成果としてTOEICを最初に取り上げましたが、それ以外にもオンライン英会話のメリットはたくさんあります。

特に大きなメリットは、自分の価値観が広がることでしょう。

「留学に行って人生観が変わった」という人は多いです。日本の外に出てみることで、自分の固定観念に気づくことがあるのでしょう。

しかし、留学はまとまった時間が必要だし、お金もたくさんかかります。忙しい社会人にとって現実的ではありません。そこでオンライン英会話を使って異文化交流をするのです。

オンライン英会話では1レッスンあたり約30分、一対一で講師と向き合うことになります。これだけ濃厚な時間を積み重ねるのは留学でも難しいのではないでしょうか。

世界には70億人以上の人々がいます。その中で日本は超独特の文化を持つ極東の島国です。「日本の常識は世界の非常識」だったりすることはよくあることです。

僕は英会話講師と話していて驚くことの連続でした。

例えば仕事の価値観について。僕が毎日20時以降まで残業しているということを話すと、

「そんな遅くまで仕事をしていて、家族と一緒に夕飯は食べられるのかい?僕は想像できないしそんな生活嫌だね。」

なんて言われたりしました。

夜遅くまで会社で働いて帰ってくる父親を見て育った僕は、これくらいの残業は当たり前だと思っていました。むしろ、「終電で帰る」「会社に泊まる」といったことがないのでホワイトな部類かと思っていたのです。

ですが世界基準ではそうではありませんでした。

多くの講師が言っていたのは、

「仕事は生活の一部にすぎない。仕事で生活が乱れるなんてことは許せない。」

ということ。

もちろん、オンライン講師という職業柄での回答もあると思いますが、僕の仕事に関する考えをハックされるには十分なやりとりでした。

講師の中には波乱万丈な人生を送られている方も少なくありません。

自分の会社を経営しながらボランティア感覚で英会話を教えている講師。

まだ20代前半なのに7回も仕事を変えている講師。

前職をメンタル不調のため退職したという講師。

さまざまな人生があり、僕の知らない世界があふれています。

どんな人生を歩みたいか、何ができれば幸せか。

それを考える上でのヒントがオンライン英会話には転がっています。そして講師に会えば会うほど多くの人生観を学ぶことができます。

成功のためのプロセスを学ぶことができた!

オンライン英会話で得られるものは語学能力だけではありません。

初心者が上達していくには何をしなければいけないのか。成功するための「やり方」を学ぶ手段として、オンライン英会話はとても効果的だと思います。

一度これを身に着けることができれば、今後何を学ぶとしても生かすことができるでしょう。それがプログラミングだったとしても楽器演奏だったとしても同じことです。

ほとんどの日本人のスピーキング能力はネイティブの3歳児未満。小学校~大学までの間に英語の授業を学校でたくさん受けてきたにも関わらずです。もちろん僕自身もそうでした。

その理由はとても単純。英語を「話さないから」「話す機会がないから」。ただそれだけです。

英語を話せるようになるためには英語を話すしかないのです。同様にプログラミングができるようになるためには実際にPCに文字を打ち込む必要がありますし、楽器演奏であれば音の鳴らし方を色々試してみる必要があります。

新しいことを学ぶ時には、手と頭を実際に動かしてみる必要がある。とても面倒ですがそれが最短で最良の方法なのです。実際にはわかっていても難しい。他人に言われても簡単に受け入れられないかもしれません。だからこそ自分の体験として身に着けるのが一番なのです。

オンライン英会話に関しては、1か月間だけでも毎日真剣に取り組めば驚くべき変化を実感できます。ネイティブの小学生レベルの日常的な基礎会話であれば成立させることができるようになるでしょう。

こうした小さな成功体験を積み重ねていくことがやがて大きな成功につながっていくのです。いきなり高い目標を掲げるのではなく、小さなハードルからコツコツと乗り越えてくのがポイントです。

もちろん、オンライン英会話の講師たちもサポートしてくれます。自分一人で孤独に戦わなくてもいい。机にしがみつくだけが勉強じゃない。僕は勉強を楽しむということもオンライン英会話で学ぶことができました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

僕自身はオンライン英会話を継続するとともに、この魅力について引き続き発信していくつもりです。

もちろん、将来ネイティブのように話せる日が来るとは思ってはいません。それでも、オンライン英会話を続けることは大きな価値につながると信じています。オンライン英会話を通じて、語学力だけではなく体験を買うことができるからです。

大手オンライン英会話教室だと、1レッスン約200円で受講できます。毎日コンビニでお菓子を買い食いする代わりに1レッスンできます。とてもコスパのよいチャレンジではないでしょうか?

一人でも多くのオンライン英会話仲間が増えるといいなと思っています。

参考

僕がオンライン英会話を始めるきっかけになった本
『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』

この本を日本の学校の教科書にして配布してほしい 笑


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