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「頑張らなくても良い世の中」で子どもたちは一体何を頑張れば良いのか

 頑張らなくても(物質的には)豊かな時代になりました。

 だから僕はこのような仮説をもっています。 

 現代に生きている子どもたちは頑張る必要性を感じ辛くなっているのではないか?

  そうかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。でも、とりあえずこの記事ではこの仮説が正しいということで進めていきますね。

 もしそうだとするなら、僕達は教師として子どもたちにいかに動機付けをし、何を頑張るように働きかける必要があるのでしょうか。

 今回の記事で考えていきたいテーマはタイトルにもあるとおり

 

「頑張らなくても死なない世の中」で子どもたちは一体何を頑張れば良いのか??


 です。まだ結論が出てないので書きながら考えを整理し、自分なりの結論を導き出していく形式の記事になります。

 僕の1人思考に付き合っていただけたらと思います。それではよろしくお願います!!!



 先ほども述べたように「頑張らなくても良い時代」になりました。ただし、これはちょっとした虚像だと思います。「頑張らなくても良いように見える時代」というのが正確なのではないでしょうか。

 個人の幸せと社会の幸せの視点から「頑張らなくても良い時代」を定義していきます。まずは個人の幸せの観点から定義させてください。

 現代は頑張らなくても、美味しいご飯は食べれますし、安価で映画が見放題ですし、SNSを一日見ているだけでそれなりに快適な生活が送れます。

 しかし、これで人は充実感を感じるのでしょうか?完全主観になり申し訳ないのですが、僕はこれでは満足できません。多くの人もそうなのではないでしょうか。

 ではなぜこれで満足できないか。自分の人生をコントロールできている感が欠けているからです。安易に快楽に耽ることのできるコンテンツを提供してくる外部に対し、抗えていない自分を自覚しているからだと言い換えることもできるでしょう。

 だから、現代は一見「頑張らなくて良い時代」に見えるけれども、頑張らなければ人生のコントロール権を失い、充実感を得られにくくなってしまう時代でもあるわけです。


 続いて社会の幸せの観点から述べていきます。

 社会は確実に平等に近づき、よくなっていると思います。100年前から哲学者がやって来て、現代社会を見たら「なんて進歩した時代だ!差別が少なくなっている!自由が増えている!」と言うでしょう。一見成熟した社会です。

 でも実は課題が山積みです。環境問題や格差問題、紛争問題など、早く解決しないと行き詰まってしまうような課題がたっくさんあります。

 だから現代は、一見「頑張らなくて良い時代」に見えるけれども、頑張らなければ人類皆行き詰まる、ある意味良くなるか悪くなるかの転換期みたいな時代でもあるわけです。


 「頑張らなくて良い(ように見える)時代」はどんな時代なのか、僕の偏見たっぷりに定義してきました。ツッコミどころ多数ですが、先に進めないのでひとまずこれが正しいとさせてください笑

 これらを前提にこの記事のMQ、

「頑張らなくても良い(ように見える)世の中」で子どもたちは一体何を頑張れば良いのか??

 に答えていきます。

 結論から申し上げますと、「自分の人生を生きること」なのではないかと思います。

 自分の人生を生きることで、外部の影響を受けず充実した生を送れます。充実した生を生きている人間は社会問題に目を向けます。なぜなら、外部の影響を受けたくないからです。そのためには社会問題の解決が必要ですよね。自分の人生を生きる人が増えれば、自ずと社会全体の幸せも上がっていくのだと思います。

 「自分の人生を生きること」

 などといった言葉を聞くとアレルギー反応を示す人もいるかもしれません。

 でも「自分の人生を生きること」とは「わがままに生きる」ということではありません。

 自分の人生を生きるには、「わがままな自分」に打ち勝たなくてはいけないからです。「サボりたい」「食べたい」「ダラダラしたい」というちょっとした気持ちと戦い続ける日々になります。

 以上に挙げた理由から、子どもたちには「自分の人生を生きること」を頑張ってもらいたいなって思ってます。


 では、どうしたら自分の人生を生きられるようになるか。

 「率先力」が必要です。

 率先力とは世界に主体的に働きかけていく力のことです。

 具体例を出しますね。

 朝起きた時に「今日は仕事だから最悪だ」「今日はイベントがあるから楽しい日だ!!」などと、何か特定の出来事や人、物があるから幸せという状態は受身な状態ですよね。これは人生の率先力がないと言えます。

 朝起きた時に「今日の仕事では何を学ぼうかな。何を成そうかな。」「今日のイベントをどうやって楽しもうかな。」などと、何か特定の出来事や人、物があるから幸せなのではなく、何かを成せる事自体にフォーカスしているという状態は主体的な状態ですよね。これは人生の率先力があると言えます。

 この力があれば、外部に大きく影響を受ける事なく自分の人生を生きることができます。

 僕達大人は、子どもたちに率先力を身につけさせるためにも、ある程度の選択とその責任を子どもにとってもらう機会を増やしていかなくてはいけないかもしれません!!


 ごめんなさい!用事への出発時間が来てしまったので、ここで切り上げます!!笑

 時間なかったので最後雑になってしまってすいません💦

  

 

 

 


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