自分の攻撃パターンが作れないという方へ
自分のショットに自信がない、どうしても粘ることしかできない
そういうお悩みをよく耳にします
確かに、私たち一般テニスプレイヤーは、1球のショットの威力に頼れない
自分の攻撃パターンをどう作れば良いか、悩んでいる方も多いと思います
今回も、私からのご提案ということで
自分の攻撃の形をどう作るのか?
そのヒントは、「前のショットの使い方」です
攻撃=ネットの近くでプレーする
私たちだからこその大原則
攻撃的なプレーがしたい、パターンを作りたい
その基本となる考え方として重要なのは、「ネットと自分の距離」です
当然、ネットに近いポジションの方が攻撃的
ネットから遠い方が攻撃が難しい
これはシングルスでもダブルスでも同じこと、まずこの大前提を理解しましょう
ですので必要なのは、「ネット近くでのプレーに移行するショット」です
ネットに出る、典型的なのはアプローチショットですが、これをどう使うのか
自分のパターンとして、ネット近くのポジションを取るためのショットは何があるのか?
この視点で考えると、自分の攻撃パターンも作りやすいと思います
例えばバックハンドのスライス
私は、バックハンドのスライスから前に出ることが多いです
シングルスでもダブルスでも、このバックハンドのスライスからネットに出ていく、これが一つの攻撃パターン
深く打つ時もあれば、前に落としてドロップから前に出ることもある
重要なのは「ネット近くへポジションを上げる」ためのショットである、これが攻撃のパターンであるということ
つまり、ショットの威力に重きを置かないんですよね
ショットの威力がある=攻撃パターン、となると、自分でかなりハードルを上げてしまう
攻撃パターンが無い、自分には武器がないとずっと嘆いてしまう
そうではなく、ネット近くにポジションを上げるショットがあれば、それをもう自分の攻撃パターンにしてしまう
スライスショットは対空時間も長いので前に出やすい、相手の打点も低くなりやすいのでお勧めです
自分で決めたその形が「攻撃パターン」
上記のような感じで、自分で決めることが大事
技術を磨いて戦術を理解して、相手からポイントを取れるのが攻撃パターン?
そんなことを考えているうちに、すぐに5年10年経ってしまいますから
自分で決めたなら、それがアナタの攻撃パターン
試合で迷いなく、自信を持って繰り出していけば良い
攻撃パターンって、作って終わりじゃないんです
むしろ試合で使って、経験して、たくさん失敗して、味が出てくるものなんです
だから、決めてスタートしたのが早い方が絶対に強くなれる
攻撃=ネット近くにポジションを上げる、ということ
少しハードルを下げて、自分のショットの中で作ってみて下さい
ネット後方からの攻撃もなくはないですが、私たちのショットの威力ならかなり厳しいはず
ネット近くでプレーする、そのために使えるものは何か?
きっとみなさんの今の技術で、充分見つかるはずです
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