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2023夏の読書おすすめ2冊目



今すぐ稼げる(かもの)スゴイ本を紹介

UI/UXと併記されることが多いのですが、この本では最初にUXの定義を明確にした上で、実装に向けた実用書として「UIにフォーカスする」と宣言しています。UI実装の専門家を育てたい私としても、初心の学生へ中途半端にUXの話を入られても困るのでこの判断には大賛成!
さらに、2013年に出版された同名の本を元に、時代に合わせて2019年に全面的にリライトをされているため、読んでいて抜け漏れを感じさせずしっかりとした本だと思います。(PDCA1回やってるって大きい)それにしても2013年以降も色々もりだくさんでしたしね~

この本が対象とするユーザインタフェース実装の範囲

この本は、サブタイトルに「マルチデバイス時代のインタフェース設計」と書くだけあって、PCやスマホ、スマートTVのリモコン、ゲームパッドと一通りの入力機器について記載されています。スマホで出た後に、何でもかんでもSteamで売られる時代。まるっと新人にやらせとけって話もないわけじゃないでしょうし、マルチデバイス対応の勉強は必須ですよね。
この本では仮想ボタンのステーツ管理において、タッチインタフェースではhoverが実装できないことや、同じくhover不可のゲームパッドやリモコンではカーソル表示が必要になる事、その際にはカレント表現がいかに重要かなど記載がありました。きっと著者は幅広い実装環境で実際に業務経験があり、しかもその経験をきちんと言語化されているのでとても良い本だと思います。
VRやスマートウオッチ、音声入力UI、視線入力UI、ジェスチャー系とか車載インフォテインメントシステムとか、未対応のI/Oは探せばいくらでもあるけど、この本の内容をまずは身につけて、あとは個人で研究していけばOKですよね。きっと。

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というわけです。あと数日しかない。即ポチろう。

専科でUI実践講座やるよ

HAL大阪の学生向けのプチ情報です。
3年4年向けにUI制作実践講座を準備しています。3年は就職活動に向けた自主UI作品のレベルアップに、4年は入社後に向けた実力アップを目的にStep by step 式で基礎からしっかり演習を入れながら、動的インタフェース中心に授業ではできないところをこってりやります。
8/25の夏期出校日に講座一覧を配布予定なので忘れずに登校してな。
あと、いつものように抽選なので早めに応募をよろしくね。
先生は夏期休暇1/3はこの授業の準備してたんよ。

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