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ロジックブレインってなんぞや。

ロジックブレインと言うのをご存知だろうか。私の会社では、営業を効率よくまた効果的にするためこのロジックブレインを採用し、今その導入が始まったところだ。
人の性格や行動パターンを分類し、社員のマネジメントや顧客とのコミュニケーションにそれを生かそうというものである。
これがまた面白い。

最初に早見表を渡された。ひとまずざっくりと3パターンに人を分類するのだが、その時に使う情報はなんと生年月日である。生まれた年、月、日の3つの数字で性格分類できると言うわけだ。
正直に言うと、意味がわからない。直感的に誕生日と性格が関係しているとはどうも思えないからだ。

この3パターンの分類で見ると、例えば消費行動にパターンごとの違いがあるという。消費行動の違いがわかれば、それをもとに営業の仕方を変えるだけで、成約につながりやすいと言うことである。
なかなか面白くないですか?

どういう手法かはわからないが、3パターンからさらに細かい分析もどうやらできるらしい。今回僕も細かい分析をしてもらいそれをもとに面談を受けた。
そうするとどうだろう…面談してくれた方が言うこと言うこと全てが自分に当てはまって聞こえる。占いなんかが、誰にでも当てはまるような当たり障りの無い内容になっており、結局どれを読んでも自分に当てはまる気がしてくると言うのはよく聞く話である。しかし今回の面談で言われた自分の性格、行動パターン等は、過去の自分を振り返ってみると納得できることばかりであった。

ロジックブレインという会社では、こうした誕生日のデータと性格や行動パターンのデータをおよそ30年分蓄積してきているという。誕生日を分類のベースにしているというところがどうにも納得いかないのであるが、ここまで自分の性格を言い当てられると、感心してしまった。

分類の良いところは、自分の性格を知り他者の性格を知り、そしてお互いを理解し合えない存在であると自覚できることだ。これはネガティブな意味ではない。「違うタイプの人間に自分の意見を押し付けても上手くいかないんですよ」と言うことを自覚するだけでも、ストレスが減るのである。また、コミニケーションに困っている相手の考え方、行動パターンがわかれば、変な期待をせずに済む。
僕はいつも、相手ができること以上に期待をしてしまい、それが裏切られたときに「なんでこんなこともできないのだ」というようにストレスが溜まっていたようだ。

こういう考え方は、頭では理解していたけれども、どうしてもうまくいかない時はそれがイライラにつながっていた自分がいた。
ロジックブレインのように、わかりやすくパターン分けがされると、少し肩の荷がおりたという感じだ。良い意味で、諦めることができたような気がする。

明日からは、諦めつつ仕事をしてみようかと思う。

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