見出し画像

トランスジェンダーという生まれ方について

時々、「僕は男の子なのに体は女の子!うわぁぁーん(涙)」という不思議な発言をする子供達がいるよね。。。

僕もその類の人間。

一言で言うなら、元々男の子なのに、生まれて来る前の世界で女体化してしまうトランス魔法をくらって、生まれて来てしまった感じである。

僕は、普通になりたかった。普通が良かった。しかし、トランス現象に散々苦しめられて、精神面が半壊状態の人間に仕上がってしまった。
 
7歳の時に人間をやめた「僕ではない自分」がいる。その後、人間をやることを引き継いだ「僕」、つまり2人の人格がある。
そして僕は、意識状態が素の状態と、女の子になりきっている状態の2パターン切替可能である。いうなれば3種の自分が一つの人間の体の中に存在するようになってしまった。。。
3者うち、誰が本当の自分なんだか。。。

多くのみんなは、人格は1つだろう。そして、普通の人は、「男の子の自分と女の子の自分」の意識状態を使い分けるなんて面倒な事をしていないと気付いたのは、つい最近である。
(僕の無駄な努力は一体何だったんだろう。。。)


ではなぜ、体と心の性別が異なるなんて、不思議すぎる現象が起きるのだろう。

ここから先はあくまで、僕の体感、僕がトランスという謎現象に対して感じたこと。
※この世の真理かどうかは分からないので、あくまで僕の一個人の意見として読んでください。

僕の違和感の始まりと人格ログアウト

みんなは「体に違和感」と言うけれど、僕の場合は体に違和感ではなかった。
僕の場合は「自分に違和感」だった。

体は女の子の体としてとくに不具合もなく、健康体。むしろ「おかしいのは、僕自身。」

体は女の子だが、自分は男のはずなのに。
これから僕はどうしたらいいんだろう。。。と困惑している僕自身の存在が、異常だと思ったのだった。

7歳ぐらいの時だったかな。僕は自分が普通ではないことに気付いてしまった。その結果「こんな僕は居てはいけない、消えちゃいたい」という残念な発想になってしまった。。。

7歳の時に元のオリジナルの自分は、半ログアウト状態なってしまった。だから僕は、幼い時とは、性格が別人になっている。
身体違和や消えたい気持ちもオリジナルな自分が持っていってくれたのかもしれない。

僕は、自分が頭と体の性別がバラバラのキメラ状態だと感じている。子供であった僕が、なかなかアブノーマルな仕様で生まれた事実に、自分でドン引きしたのも無理もない。

そして「一回生まれてしまうと、体ってどうしようもないんだ。。。しまった。。。あきらめよう。そして僕は女の子として生きよう。周りの女の子の身振り手振りを真似よう。女の子というものを本気で頑張れば、僕も、いつかきっと心も本物の女の子になれるはず。」とも思った。
そこから僕は本物の女の子になるために、必死の日々だった。
※結果、本物にはなれず、まさかのバ美肉おじさん状態に仕上がってしまったのだが。。。

トランスジェンダーの原因

トランスは、脳と体の性別が異なることで起きるトラブルだと僕は思う。ハードウェアとソフトの設定があっていない状態である。

体の性別は、染色体で決まる。
では、脳の性別は?

人間の体で性別に関する決定事項を担っているのは、性ホルモンの役割である。

おそらく女の子の体なのに脳内で男性ホルモンが生成される、もしくは脳内で受容しやすくなるなどの状況が、起きているのではないだろうか?

僕の脳みそは、とんでもなく頑固だ。
女の子として生きたかった僕に対して、常に「オマエはオトコ!マチガイナイ!」と言ってくる状態なのである(涙)
とんでもなく迷惑な脳のバグである。

男性ホルモン、女性ホルモンの量を脳内で検出し閾値を超えると、性別の設定値が決まる仕組みになっているような気がする。

ボディイメージ-体の仕様書ファイル-

そして、僕の体感なのだが、僕の脳は男の体の設計書がインストールされてる感がある。

コレはちょっと恥ずかしい話なのだが、、、僕は時々、足の付根にふわふわとしたもの(おそらく男の子の例の貴重品の幻覚)がないことに気付いて、眠れなくなってしまうことがある。

そんなもの最初から僕の体には、
存在してないのに。。。

そんなときはタオルを適度なサイズに折りたたんで足の付根においておく 。
「何かある。良かった。安心♪」という気持ちになり眠れてしまうのである。
本当に阿呆みたいな話だよね。

人間用のオペレーションソフト

パソコンならWindowsやマッキントッシュ、携帯ならアンドロイドやiOSといったハードウェアを動かすOS(オペレーションソフト)がある。

僕が思うに人間にも、何か人間を動かすためのOSのようなものがあるのではないだろうか?

おそらく、人間用のOSは男女2パターンのパッケージが存在している訳ではなく、OS1種類で男女共用で対応できるようになっていると思う。そして、一部の男女でプログラムが異なる箇所は、性別の設定値をもとに、男用のプログラムファイルを読み込みにいくのか、女用のプログラムファイルを読み込みにいくのかが決定されているような気がする。

僕の場合、体は女の子なのに、脳内で男性ホルモンが検出されているのだろう。僕のOSは性別が関係している事案に関しては男用のプログラムファイルを読み込みに行ってる感じである。

僕の脳みそはちょっと変な勘違いというか完全に不具合を起こしている。

トランスジェンダーの脳は変えられるか?

だとしたら、僕が本物の女の子の心を手に入れるためにはどうしたらよいのか。僕の脳で余りまくってる男性ホルモンを受容させないための阻害剤が開発されれば、いけるかもしれない。

脳みそに直接注射は打てない。だから、ドラッグデリバリーシステムなどで、脳のどこか男性ホルモンを検知している場所に阻害剤が効くような仕組みができれば、僕の本物の女の子のになりたいという夢は叶うかもしれない。

でも、そんな薬ができるのはきっと僕がお陀仏しきって成仏したあと。まぁ、来世かな。

次は、性自認の仕組みについての推測はこちら。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?