30 Day Song Challenge Day 26

Day 26 A song that makes me want to fall in love(恋がしたくなる曲)

〇First Love/宇多田ヒカル

そういえばまだ宇多田の話してなかったですね。してない話まだまだあるな。なかなか出尽くしませんね。いやあ音楽の話、尽きないものです。宇多田ヒカルにも高校生の時に出会ったのかな。よく地元の駅のTSUTAYAの試聴コーナーに入り浸って聴いてた記憶があります。Automaticとかtime will tellの入ってるあの水色のジャケットのアルバム。マジョリカマジョルカのパッケージみたいな。当時15歳とは思えないほど大人びた声ですよね。幼くても17歳くらいなんじゃないかと思ってたんですけど15歳とは。聴いてた自分より年下って考えるととても信じられないほど大人びた声と歌詞だったなと思います。
First Loveの心境とか、いまだに大人っぽいなと思いますしね。最後のキスがタバコの味したことなんてないし。でもたぶん切ない香りなんだろうっていうのは想像できる。これ失恋の曲なんですけど、なぜかこれを聴くと恋愛がしたいなと思うんですよね。それはたぶん宇多田ヒカルが歌うみたいな大人っぽい恋にあこがれているからだと思う。いい歳して。たとえ成就しなかったとしても、振られてしまったとしても、そういうのを一回やってみたいと思っているんだと思います。

「いつか誰かとまた恋に落ちても」というフレーズは、恋の終わりと同時に新たな始まりをも予感させる詞で、ただ終わっていくだけではない、この曲の持っている前向きな側面を反映しているなと。time will tellもそうですけど、今すぐにとは言わないけれどいつかこのきつい気持ちは終わっていくと信じさせてくれるところが好きです。そうしてわたしはまた次の恋に行けるし、幸せをつかめるのだと確信させてくれる。しっとりして悲しい曲なんだけどサビは意外と前向きなところが好きです。
もう一生このきつい時期は終わらないと思っても、変わらないものってないし、いつかずっと先には終わっていくものなんですよね。そうはわかっていても、気持ちのアップダウンが激しくて、なかなかそうは信じられない時も日ある。そんな時は宇多田ヒカルを聴いて、新しい歌うたえるまで、もう少し頑張って耐えていこうと思います。