自分に影響のあった事件と関連本。

今回統一教会の問題について関連書籍を読んでいる。「日本の右傾化」などを手に取ったときに、なぜ私はここまで事件やニュースの関連書籍を読むようになったか振り返ってみた。
一番最初に読んで衝撃を受けたのは、「少年A この子を生んで」という、神戸連続児童殺傷事件の加害者の母親の書いた本を読んだときである。
小学生の高学年頃に読んだ記憶がある。書店で立ち読みしていたが、物凄い衝撃を受けた。それは、事件というものに加害者の家族がいるということに初めて気づいたからだったのかもしれない。
その後、この事件に関しての地獄の季節、14歳の肖像などを読み、真相という本にたどり着いた。解剖書や事件当日のアリバイなどに不可思議な点があることなど書かれていて、私はこの本を今でもよく人に薦めている。この本と出会って更に私は新聞やテレビなどで報道されないこと、事件が発生してからしばらくしたあとに公になることもあるんだと感じで、気になった事件の関連書籍を更に読むようになった。この考え方は、当事者ではないからできるのかもしれないと思うときもあるが、探究心や好奇心が人を傷つけることもある。
学生の頃に上記の事件の関連本を読むことで、次第に少年犯罪というものに興味が湧いてきた。世論も未成年の犯罪をクローズアップしていた。その頃は、草薙厚子さんの佐世保小6女児殺害事件や僕はパパを殺すことに決めたなどの書籍を読むにつれ、その当時広汎性発達障害とよばれていたものにも興味を持ち始めた。

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