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インド縦断24日目: 満員電車で痴漢された

いやーー、、痴漢ってこんな感じの気分になるのか。どよーん。
痴漢されても声は出せないって聞いていたがこういうことか。。


当日の流れ(忙しければ読む必要無し)

インドの大きな都市には地下鉄がある。
今、僕が居るハイデラバードにもある。
どの街の地下鉄も日本製で、ピカピカ
街の中で地下鉄と駅だけはピカピカすぎて完全に浮いている。
インドに居ることを忘れてしまうレベルでピカピカ
日本人であることを誇りに思う。

という訳で僕はいつものように、
駅の近くにいつも宿をとっており、地下鉄で観光地に向かった。

地下鉄の駅を降りてから目的地まで遠く、ヒッチハイクで行った。
インドでは面白いくらいすぐにヒッチハイクが成功する。

バイクに一人で乗っているい人を狙う

11世紀に使われていた要塞を見に行った


1時間くらいで一通り見終わって帰ろうとすると「Hey,Bro. リキシャー?」とリキシャドライバーが囲んできた。観光地あるある。
こういう時は観光地価格で乗せられることが多いので無視
いきなりブラザー呼びなのも腹立つし!

Google mapによるとバス停まで30分も歩かないといけないらしいが、リキシャに乗るのは癪に障るので歩いていく。

やっとバス停に着いてもなかなかバスは来ない。バスが来ても通り過ぎていく。なぜ…

バス待ちの兄ちゃんが乗せてくれよアピールを頑張り、5本目くらいのバスでやっと乗れた。地下鉄の駅まで行くと思っていたが乗り換え。やっとで駅に到着。駅は混雑していた。

僕は疲れ切っていた。


本編

通勤ラッシュの時は満員電車になることが多い。とにかくインドは人が多い。インドの人口密度は日本の1.5倍で、インドの面積は日本の10倍。

地下鉄で、ある男に話しかけられる。(インドではよくある)
どこから来たとか、どの街に行ったとかのよく聞かれる質問に答える。
(この質問は一日に5回くらい答えているからうんざり)

僕と彼は同じ駅に向かってるらしい。
電車の乗り換えのため一旦おりて別のホームへ
ホームが大混雑だったから手を握られて満員電車に乗り込む

数分後、その男の手が僕の股間に触れだす
最初は偶然当たっているだけかと思った

これが痴漢というやつか…?いや、でも俺の勘違いかも?
と色々考える。

途中の駅で人が降りて少しポジションが変わったが、それでも彼は触れてくるので確信犯だなと気付く。

徐々に露骨に触り始める 流石に気持ち悪くなってくる。

降りる駅まであと何駅?蹴ってみる?どうする…?
と色々考える。


そして彼が「明日の予定は?」と聞いてきた。
「少なくとも君には会わない。僕はゲイじゃないんだ。ごめん」と伝える。
(これは英語だから直接的な表現で僕は言えたと思う。柔らかい言い回しとか知らないし、ハイデラバードという街の満員電車の中で僕が周囲にどう思われようが関係ないし、言えた。)

そこからは上手く聞き取れなかった。
「確かに僕はゲイだが…」
「触ったのは気持ち良かった?悪かった?」
とか言っていた。

結局、降りる予定の駅で降りて、ホームでByeと言われ別れた。


経験としては面白かったが、もう二度とされたくない。
思い出すとゾッとする…

今日も満員の地下鉄に乗ったが少し身構えてしまった。

僕は身長が高い方だし体格も悪くない
それでも、また痴漢にあったらどうしようかと不安に思う。
女性なら、なお一層不安に感じることだろう…

それに、話しかけてくる人も疑ってしまう。この人も痴漢目的なんじゃないかって。
そうなると、話しかけてくる人たち、全員に対して、めんどくさいなと思ってしまう。

まあとにかく痴漢はよくないです…


僕は痴漢はしないけど、痴漢以外で、知らず知らずのうちに女性を不快にさせたことがあるかも。と思い返して反省した。

今回の件で少しは、女性の立場に立って考えられるようになったかも…

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