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春の札幌徘徊:一人孤独に桜を見る

今日は桜を見に行く。
まずは地下鉄南北線、北18条駅付近から。

石狩街道を渡る(北18条付近)
北18条駅付近(西5丁目・樽川通)

以前は環状通を通って円山公園に行ったが、今回は別のルートで行こうと思う。

様似町のラッピングが描かれたバスが通過。
日高方面に向かう高速バスだろうか。

さらに南下し、北大の北13条門付近までやってきた。

北大キャンパスを通って桑園方面に出て、円山公園に向かうことにしよう。

土曜日の朝8時だが、ランニングをしている人が多く、キャンパスはそこそこ賑わっている。

枝垂桜

グーグルマップに載っていた「道内最古と言われる枝垂桜」を見に来た。
キャンパスの奥の方にあるため、人はほとんどおらず、快適に花見を楽しむことができる。

北大キャンパスは歩きやすくて素晴らしい。

あまりにもキャンパスが広いので、地図を見ないとどこに居るのか全く分からない。

私の母校も私大の中では比較的キャンパスが大きい方だが、北大はそれを遥かに凌駕している。
北大生でもその全てを完璧に理解している人は少ないだろうし、もし私が北大に進学していたとしたら、おそらく自分の学部関連の建物や図書館以外はほとんど知らずに卒業することになったと思う。

緑豊かな小路を通り、桑園方面(北8条通)に抜ける。

アパガーデンプレス札幌駅西にて

北7条西10丁目にて。
APA」と書いてあったからこんなとこにホテルが?と思ったが、アパが運営しているマンション(アパガーデンプレス札幌駅西)のようだ。

JR学園都市線・函館本線の高架

それから、JR学園都市線と函館本線の高架下を通る。

北海道大学植物園付近。
ここからは南下して地下鉄東西線方面に出るか、近代美術館方面に進むか、主に2通りのルートがある。

北4条自転車専用道路

すると、突然遊歩道が現れた。
北4条歩行者・自転車専用道路」(ミニ大通)と言うらしい。

なぜか、この辺りには何台も自転車が停められていて、駐輪禁止を伝える看板も設置されている。
相変わらず、札幌は放置自転車天国だ。
なぜ自分の資産たる自転車をここまで適当に扱えるのか、彼らの感覚は全くもって分からない。

自転車を無秩序に停める連中には憤懣やるかたないが、札幌中心部にこんな遊歩道があるのは素晴らしい。

グーグルマップでミニ大通の口コミを見たら、「昔のパチ屋のような慌しいギラギラだけが豊かさと勘違いしたすすきのや歌舞伎町の下衆には分かるまい。」と書かれていて、確かにそうだなと思った。
まあ歌舞伎町はともかく、すすきのはそんな「ギラギラ」すら中途半端と言う印象だけど。

バイクも停められている。
こんなバイクはさっさと撤去して鉄屑にした方が良いんじゃないかしら。

遊歩道が終わった。
ベンチもあって歩きやすい道だった。

信号無視をする自転車

あとはひたすら南西に進み、円山公園を目指す。
自転車の信号無視は今日も健在。
札幌に住んでから、歩行者・自転車の信号無視を見たのはもう何回目だろうか?おそらく100回は優に超えているはずだ。
赤信号が青になる数秒前に渡り出す人間(これに関しては自動車も当てはまる)も多く、待てない人間の多さが窺える。

円山第一鳥居

大きな鳥居が見えてきた。
北海道神宮の第一鳥居だ。

ようやく円山公園に着いた。

サクラは満開といったところだろうか?
ブルーシートを敷いている人が多く、何となく邪魔くさい。

円山公園では、昨年から公園での火気使用が禁止されたらしい。

基本的なマナーが守れないのなら仕方がないけれど…
以前社会学者の宮台真司氏が、「昔は、公園で火使ってても何も言われなかったんだよ。花見のときは警察官も目をつぶってた。でもいつの間にか『新住民』が増えて、何でもかんでも禁止になった。」と言っていたことを思い出す。

でも神経質な私は、どちらかと言えば新住民寄りかな。
一緒に盛り上がる友達もいないし、融通が利かない人間だから。

数分だけ桜を見て、すぐに円山公園を出る。
私の地元の公園と比べると、やっぱり少しショボい感じがするな。
札幌なら、ここよりモエレ沼公園の方が良いかもしれない。

円山公園から西18丁目方面に進む。
沿道にも桜が咲いていて、気軽に花見を楽しむことができる。

気温は20度を超えていて、本州ほどではないが暑くなってきた。
自販機で麦茶を買おうと思ったら、間違って隣にある「コーン茶」を買ってしまった。不味くはなかったからまあ良しとしよう。

並樹書店

大通西19丁目にて、突然古本屋を発見!
並樹書店」という店らしい。

店の外には、100円~300円の本が置かれている。
ざっと見てみると、岩波文庫の本はカバーのない古い本ばかりで、新しいものはなかった。
その他には、色々な出版社の文庫本や新書、さらに単行本までさまざま。
外気にさらされているせいか、本には砂が付いていた。

店内の様子も少しだけ見てみる。
入口付近には文庫・新書本が並んでいて、岩波文庫の本もたくさんあったが、値段がいくらなのかよく分からなかった。
奥には、歴史関係の本を始めとする専門書が多く、マニアの人ならいくらでも眺めていられるような雰囲気のお店だった。

その後はふらふらと大通公園に向かい、適当に写真を撮る。

足の裏が痛くなってきたので、これくらいでやめるとしよう。
歩き方にちょっと問題があるのか、偏平足のせいかよく分からないが、長時間歩くと足の裏が擦れてしまい、酷いときには出血してしまうことがある。
大学時代に東京周辺を歩いていた時には、足の裏から出血し、靴下が血まみれになったこともあった。
これからは注意してウォーキングをしなければならないと思う。

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