北海道旅行記:初冬の根室地方へ(1日目前半:札幌⇒中標津)
今年最後の遠征へ
札幌へ移住して早や7カ月が経った。
札幌に来てからの日々は、決して楽しいことばかりではなかった。
数多ある北海道特有の「文化」に混乱させられることがありながらも、何とか住み続けることができている。
いつまで住むかは分からないが、とりあえず北海道で年を越すのはほぼ確定だろう。
さて、今回の旅は、道東の根室地方へ遠征する。今年最後の遠征だ。
個人的なことだが、12月中旬から、少しアルバイトをすることになったので、旅もしばらくは出来ないだろう。
北海道移住以来、ざっと3か月以上にわたって旅をしてきたが、一連の遠征も今回で打ち止めという感じだろうか。
旅1日目(2022年12月5日)
今回の旅は、JRを使わず、飛行機とバスだけで移動する。
札幌市内→新千歳空港へ
まずは、新千歳空港まで行こう。
札幌から新千歳までは、JRの快速エアポートを使うのが一般的だが、実際はバスの方が利便性が高いことも多い。
その理由は、
札幌都心だけでなく、市内各地(麻生、北24条、東区役所前、福住、円山など)から直接空港へ行ける
リクライニング座席に座って移動できる
出発ロビーの目の前までアクセスできる
などがある。
ただ、一部のバス(北都交通)では交通系ICカードが使えない、道路状況や天候によっては遅延しやすいというデメリットもある。
出発地/目的地や状況に応じて、JRとバスを使い分けるのが賢明だろう。
さて、地下鉄で環状通東駅まで行き、ここから空港連絡バスに乗る。サッポロビール園から東区役所前、環状通東を経由して、空港へと至るバスだ。
札幌都心から来るバスは、観光客で混むことも多いが、このバスは東区内だけを通るため、観光客が乗ることは少ない。
それに、環状通東から新千歳空港までは、1時間弱で移動できる。わざわざ札幌駅まで出て、快速エアポートを利用するより効率的だろう。
空港連絡バスの乗客は10人程度。
環状通東から5~6人が乗車し、その後の北24条東21丁目(「西友偽装肉返金事件」で有名な西友の目の前)で3人、北34条東26丁目で2人乗車があった。
数分ほどの遅延で、新千歳空港着。
飛行機まではまだ2時間くらい時間がある。
さすが日本有数の巨大空港、人が多すぎる。
新千歳空港→中標津空港へ行く
今回は、ANAの中標津行きに乗るのだが、まだ表示されていない。
新千歳と中標津を結ぶ路線は、スマートU25で片道1万円ほどかかるから、当初は釧路空港を経由する予定でいた。
しかし、早期割引運賃を利用すると、片道5000円台で移動できることが分かったから、10月にチケットを購入していた。
中標津へ行く路線は丘珠からは出ていないので、わざわざ新千歳まで来たというわけだ。
新千歳は遠いから敬遠していたが、バスで1時間足らずで行けるとなると、意外と悪くない。混雑する地下鉄や、札幌駅を避けられるのも良かった。
さて、今までであれば空港でチェックイン機を操作し、搭乗券を発行してから保安検査を通るのだが、今回は不要だ。
ANAはスマホから「オンラインチェックイン」ができるから、チェックイン機をいじる必要もなく、直接保安検査へ行くことができる。
保安検査場を通り、搭乗待合室へ行く。
中標津行きは0番ゲートから出発する予定だ。
近くの売店で昼飯を買い、待合室で食べる。
周囲には、ピーチの関西空港行きに乗ると思われる乗客が多かった。
酒を飲みながら騒いでいる大学生のような連中もいて、やはりLCCは客層が悪いのだなと思った。
飛行機に乗るなら、早期割引運賃を使ってJALやANAを利用するのが一番良いだろう。
それに、LCCは事あるごとに追加料金を取ろうとするから、実際はそれほどお得ではないのだ。
ようやく搭乗の時間になり、飛行機へと乗り込む。
新千歳と中標津を結ぶ路線は、ボンバルディアのプロペラ機が使われている。
機内はとても狭くて、身動きがとりづらい。いつも思うが、飛行機は狭すぎて辛い。
新千歳空港を飛び立つ。中標津までは、1時間もかからない。
機内は割と混んでいた。搭乗率は、7~8割くらいという感じか。
相席でないのは良かったが、もうちょっとガラガラなのを期待していただけにちょっと疲れる。
客層は、ビジネス客と、地元民が半々くらいの割合だった。
中標津空港到着。さすが道東、天気が良い。
空港からは、バスで中標津ターミナルへと向かう。
根室交通が、中標津空港と根室市を結ぶバスを運行している。空港からだけでなく、中標津の街中から根室へ移動するといった使い方もできる。
空港から中標津ターミナルまでは、片道10分ほど。ここまで街中から近い空港というのも珍しい。
飛行機には割と人がいたのに、バスへ乗ったのは10人ほど。
残りの人たちは、自家用車かレンタカー、あるいは送迎の車での移動だろうか。
バス車内では、運転手からどこで降りるかの確認があった。
どうやら、乗客が下車しない停留所は(そこから乗る客がいない場合)、通過するらしい。(通過する停留所は、「間もなく~です」といった車内放送もない)
そのため、バスは途中の中標津町役場前などは通過し、一目散に中標津ターミナルへと向かった。
中標津ターミナル(中標津町交通センター)に着いた。
今回の記事はこれくらいで終わろうと思う。
次回は、中標津町をウロウロした様子&宿泊したホテルのレビューをご紹介しようと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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