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北海道旅行記:夏の岩見沢周辺を巡る(3,4日目最終日)

旅3日目(2022年8月2日)

本来は、3日目だけで1つの記事を書くところだが、内容が薄いので、4日目までまとめて書いてしまおうと思う。

3日目は、新篠津村に行った。
新篠津村は、石狩地方唯一の村、札幌から比較的近く、アクセスしやすい村としても知られる。

岩見沢から、新篠津交通の路線バスに乗り、村へと向かう。
始めはそこそこ多くの人が乗っていたが、村に入るころにはほとんどいなくなった。

30分ほどで、終点の「道の駅 しんしのつ」に到着。
ここは宿泊、温浴施設も入っており、「Hokkaido Love!割」(全国旅行支援)も使える。

札幌や岩見沢などではなく、敢えて新篠津で宿泊してみるのも面白いと思う。

道の駅の売店で、マグネットと、新篠津の豆を使ったというお菓子を買う。
普通に精算し、おつりを貰うが、釣りが100円足りないことに気が付く。

「100円足りないんですけど」とわざわざ言うのも面倒なので、何事もなかったかのように道の駅を後にした。

村中心部を適当に歩くが、激しい雨が降っていて、散策も難しい。

新篠津村は、石狩地方内陸部に位置していて、冬は猛吹雪に見舞われやすい地域。
散策するなら間違いなく夏が良いが、今日はたまたま天気が悪かった。

新篠津村は、石狩地方唯一の村で、札幌から距離が近い。
のだが、公共交通を使う場合は、岩見沢経由で行くルートが主流となる。

かつては、当別から新篠津へ行くバスがあったようだが、2023年現在は運行を休止している

Googleマップより

地図を見ると、札幌からの近さが分かる。
札幌には、実は「赤井川村」という村が接しているのだが、実際は札幌南区の山々と接しているのみで、アクセスにも時間がかかる。

その反面、札幌⇒新篠津間は平野が広がっていて、アクセスも良いことが伺える。

雨がひどいため、「さわやかステーション」のベンチで雨宿りをする。

雨宿りをしていたら、散策するやる気がなくなってきてしまったので、もう岩見沢に戻ることにする。

新篠津⇔岩見沢間の路線バスは、1時間~2時間に1本ほどのペースで走っている。
村に行く路線バスにしては、本数が多く利用しやすいと思う。

バスに乗り、30分ほどで岩見沢到着。疲れが少し溜まっていたので、そそくさとホテルに帰った。

旅4日目最終日(2022年8月3日)

本日は旅最終日。
岩見沢から札幌へ帰るだけだが、ただ帰ると1時間ほどで着いてしまう。

せっかくだから、岩見沢から札幌駅を経由せずに、帰ってみようと思う。

JR岩見沢駅から、函館本線普通電車に乗り、奈井江駅で下車。

駅前に出ると、高校生カップルが抱擁を交わしていたが、気にせず先へ進む。

奈井江駅は、奈井江町の中心駅。
特急列車は停車しないため、アクセスはやや不便だが、1時間に1本ほど普通電車が停車する。

駅周辺を適当に散策。
まだ朝早かったので、道の駅には寄らなかった。

駅に戻る。
奈井江駅は無人駅で、電車が来る時間以外は、人の姿もほとんど見えない。

奈井江からは、浦臼町営バス(2022年10月に民営化)に乗って、浦臼へ行く。

マイクロバスによる運行で、乗客は5人ほど。
私以外の全員が、地元の人のようだった。

浦臼到着。
2020年に廃止された、JR札沼線の浦臼駅跡を見られる。

旧JR浦臼駅

駅舎はしっかり残っていて、バスの待合室などとして使われている。

浦臼町役場。

浦臼町は、セイコーマートがない数少ない自治体の1つ。
札沼線も廃止に追い込まれてしまったが、町のメインストリートは交通量が多かった。

周囲には、札沼線時代に使われていた、踏切が残る。

そろそろお昼だから、町役場近くにあるローソンで昼ご飯を買い、

浦臼町ふるさと運動公園のベンチで食べた。

浦臼からは、引き続きバスで月形に行く。
JR札沼線代替バスだが、乗客は私一人だった。

旧JR石狩月形駅(札沼線)

JR石狩月形駅。この駅舎は、2022年11月に解体され、現在は残っていない。

月形町は、樺戸監獄や月形刑務所で有名な場所。
博物館もあるので、行ってみたかったのだが、当別方面のバスがすぐに来るので、散策はほとんど出来なかった。

旧月形駅前から、JR当別駅行きバスに乗車。
こちらも、JR札沼線代替バスで、始発の月形駅前からは私含む2人が乗車した。

北海道医療大学駅を経由して、終点の当別駅到着。
当別町内では割と乗客がいて、最終的には10人近くが乗っていた。

当別からは、JR学園都市線に乗車し、あいの里公園駅へ。

あいの里公園駅のホーム

あいの里公園駅から、路線バスと地下鉄で家路に着いた。

見事に、札幌駅を経由せず、札幌へと帰ることができた。
もちろん時間はかかったが、色々な自治体を経由できたので、面白かった。

また機会があれば、散策できなかった月形町に再訪したいと思う。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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