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北海道旅行記:とりあえずどこかに行く旅(1日目:札幌⇒歌志内⇒赤平⇒旭川)

旅1日目(2022年6月7日)

いつも通り、「Hokkaido Love!6日間周遊バス」(JR北海道)は買ったし、ホテルも予約した。

特にコンセプトはないが、とりあえずどこかに行ってみることにする。

まずは、札幌から特急ライラック号で、砂川まで行く。

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砂川駅は、特急ライラックが停車することもあり、ある程度規模の大きい駅だ。

ここ砂川から、今回はバスで「歌志内市」に行ってみようと思う。

歌志内市とは、北海道空知地方にある市で、かつては炭鉱で栄えたが、炭鉱閉山後人口が激減し、今は2800人ちょっとしか住んでいない。

言うまでもなく、日本で一番人口が少ない市である。「市」には降格制度がないため、歌志内は人口がいくら減っても「町」や「村」になることはない。

歌志内という市の存在は、某北海道在住YouTuberの動画で知った。北海道全市町村制覇も兼ねて、行ってみようということになったわけだ。

かつてはJR歌志内線が通っていたが、今は廃線。砂川や滝川から、中央バスの路線バスでアクセスできる。

バスまでまだ時間があるから、砂川駅周辺を歩く。

砂川市は人口約16000人の自治体で、この辺りでは比較的都会と言える。駅前も商店街があって、ある程度活気がある印象だ。

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Googleマップを見ていると、砂川周辺には大きな池「砂川遊水地」があるようだから、そこに行ってみる。

天気は良く、歩いていると段々気分が良くなってきた。

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少し時間をつぶしたら、「砂川市立病院」のバス停まで行く。ここから、歌志内や上砂川、赤平方面のバスが出ている。

砂川市立病院から、歌志内までのバス旅。ローカルバスというとガラガラであることが多いが、今回は混んでいた

市立病院の時点でお年寄りが10~20人ほど乗り込み、席はほとんどが埋まった。それからも少し乗車があり、都会並みの乗車率となった。

乗客の一部は途中通る上砂川の市街地で降りたが、それでもそこそこの人数が引き続き乗っており、歌志内方面へ行く人の多さが分かる。

歌志内市街」で下車。歌志内市の中心部である。

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日本一人口が少ないという歌志内市に来れて、嬉しい気持ちだ。

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歌志内は全盛期と比べてかなり人が減ってしまったが、思ったより寂れた感じはしない。

人口の少なさを感じさせたのは、中心部にもかかわらず、飲食店がほとんどないことぐらいだろうか。(セイコーマートはある)

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「駐車公園」というところに来た。ここで、セイコーマートで買ったご飯を食べる。周辺は、車通りはそこそこあったが、(砂川と赤平を結ぶ道路のため)人はほとんど見かけなかった。

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JR歌志内線の線路があったと思われる場所。歌志内線の廃線跡は結構残っているようだ。市中心部には、歌志内駅があった。

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その歌志内駅があった場所に立つのが、「郷土館ゆめつむぎ」である。

かつては入場料が必要だったが、2022年現在は無料で入ることができる。歌志内の郷土資料館的施設だ。

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館内は、レトロな展示に溢れている。歌志内の歴史だけでなく、かつてあった昭和という時代に思いをはせることもできる場所だ。

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JR歌志内線に関する展示も多く、鉄道ファンでも楽しめる。

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「郷土館ゆめつむぎ」を見た後は、適当に歌志内公園に行ってみた。(思ったより山深かったので途中で退散)

歌志内市の図書室にも訪問。図書室は市公民館に入っている。図書室があるのは良いことだが、公民館の一角にポツンとあるという雰囲気で、かなりこじんまりとしていた。

次は、引き続き路線バスで歌志内市に隣接する、赤平市まで行く。「赤平駅前」で下車。

赤平駅の駅舎は、まるでお城のような佇まいだ。

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赤平市も、歌志内市と同様、かつて炭鉱で栄えた地域。歌志内とは異なり鉄道は残っている(JR根室本線)が、本数が少なすぎるため、バスの方が便利という状況。

人口は1万人弱いるようで、全盛期と比べれば減ったものの、駅前には今でも商店街が残っていた。

駅前を歩いていると、地元のお店の宣伝放送が流れていて、余所者だがなんとなく懐かしい気持ちになった。やはりローカルのお店が残っているのは良いな。

赤平駅からは、鉄道ではなく、路線バスで滝川駅まで行く。夕方まで待てば滝川行き普通列車があるのだが、待っているのも面倒なので、さっさとバスで行くことにした。

滝川からは特急で旭川まで行き、1日目の移動は終了。

今日から3泊、駅前の「ルートイン旭川駅前一条通」に宿泊する。外観はやや古びた雰囲気だったが、中は全く問題なく、快適だった。

今まで愛用していた東横インとは違い、朝食が本格的なバイキングというのも高評価ポイントだった。

明日は、旭川から適当にどこかへ行ってみようと思う。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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