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北海道旅行記:初冬の根室地方へ(5日目最終日:中標津⇒札幌)

旅5日目最終日(2022年12月9日)

本日は旅行最終日。
中標津から飛行機で札幌に帰る予定。

ホテルをチェックアウトし、まずは中標津町郷土館へと向かう。
郷土館までは路線バスを利用するつもりだったが、思ったより体力が残っているので、歩いて行くことにした。

郷土資料館近くには、「C11 209」という機関車が置かれていたが、冬期のためカバーに覆われていた。

丸山公園にて

郷土館は、「丸山公園」という公園内にある。

公園には、エゾリスがいた。

中標津町郷土館

郷土館。無料で入ることができる。
中には誰もいなかったが、入館料無料のため適当に見学させてもらった。

小規模な資料館で、10分程度でざっと見終わってしまった。

中標津空港まで、わずか3km(町役場近くの道路案内標識)

予定よりも時間が余ってしまった、どうしようか。

中標津空港へ歩いて行く

あらかじめ立てていた予定では、郷土資料館を見た後、歩いて中標津バスターミナルの辺りまで行き、昼飯を食べてから空港に行くつもりだった。

ただ、時刻はまだ午前10時過ぎ。昼飯には早すぎる時間なので、バスターミナルに行くのはやめた。

道路案内標識を見ると(写真)分かるように、中標津の市街地から空港はとても近いところにある。

時間もたっぷりあるから、空港まで歩いていくことにしよう。

中標津の中心部から空港までは、もちろん連絡バスが出ているので、歩く必要は当然ない。

それに、私の場合は空港連絡バスでも使えるフリーパスを持っているので、バスに乗らないのは、却って損だとも言える。

でも、空港へ歩いていくなんてめったにないことだし、暇だからたまには良いだろう。

空港の手前には、「道立ゆめの森公園」という公園がある。

ビジターセンター」(写真のドーム状の建物)と呼ばれる建物があり、中では遊具などで遊べるらしい。

非常に広々としている公園で、なかなか良さそうだった。
平日の昼間だったので、人はほとんどいなかったが、土日は家族連れで賑わいそうだ。

中標津空港

ゆめの森公園を通り、中標津空港までやってきた。
丸山公園からは、だいたい40分~50分くらいかかった。

徒歩で空港まで来たのは、個人的には札幌の丘珠空港と、ここだけ。

中標津空港でランチなど⇒札幌へ

中標津から、13時35分発の千歳行きに搭乗する。
時刻はまだ午前11時くらいなので、まだ2時間以上ある。

その間にやってくる飛行機はないから、空港はガラガラだ。

とりあえず、2階にある売店へ行き、中標津町、標津町、別海町のカントリーサインマグネット(道の駅で売られているものとは別)と、「別海バター飴」というお菓子を買った。

この飴は、個包装になっていないため、誰かとシェアして食べることは難しい仕様。
味は一般的な飴と比べると甘さが抑えられていて、余計なものが入っていない感じがした。

空港2階からの景色

あとは、適当な椅子に座って時間をつぶす。

今回の旅には関係ないことだが、どうやら北海道民は「椅子(イス)」を「イ↑ス↓」と発音するらしいことを最近知った。

(記事を書いている2022年12月31日、札幌市北区あいの里のマックで昼飯を食べた時、家族連れがはっきりと「イ↑ス↓」と発音していて、確信を持った)

11時30分頃になると、男子大学生風の4人組が現れた。
彼らは所謂「ウェイ系」という感じ、LCCによくいそうな客層だ。

「まさかANAに乗ることはないだろう」と思っていたが、案の定空港内を暫く闊歩した後、どこかに消えて行った。

大学生たちは「聖地」がどうこう言っていたが、中標津が「聖地」になる作品とかがあるのだろうか?

さて、そろそろ昼になるので、昼ご飯を食べる。
中標津空港内には、「PEABERRY」という飲食店がある。
ここの他にはご飯を食べられるお店がないため、ありがたい存在だ。

「オムハヤシ」をいただく。ボリュームある料理で、とても美味しかった。

展望スペース

昼ご飯を食べた後は、空港内をうろついて時間をつぶす。
中標津空港には、ちゃんと展望スペースも整備されている。

私が搭乗する飛行機まで動きはないため、飛行機を眺めることは出来なかったが、こういうところで新鮮な空気を吸うのも悪くない。

その後は、保安検査場近くのベンチでスマホをいじりつつ、過ごした。
搭乗時刻が近づいてきたので、保安検査を通り、待合室へ行く。

今回乗る飛行機は、行きと同じく「ボンバルディア」のプロペラ機が使われている。

機内に搭乗。行きは相席ではなかったが、今回は通路側に30代~40代くらい?の女性がいた。

私が来たタイミングで既に座っていたので、窓側席に入るためどいてもらおうとしたが、彼女は立ち上がってスペースを空けるのではなく、
足を少しずらすだけだったので、ちょっとモヤモヤした。

遅延もほとんどなく、新千歳空港到着。千歳も雪は降っていなかった。

千歳からは、空港連絡バスで札幌市内まで帰った。

旅の総括

今回は、北海道根室地方の各自治体(中標津町、羅臼町、標津町、別海町、根室市)を巡った。

12月ということもあり、冬期特有の事情(気温、雪)が心配だったが、悪天候に見舞われることもなく、気温も比較的暖かく、旅行しやすかった。

旅費に関しては、飛行機(早期割引運賃で往復1万円程度)、路線バスフリーパス(9000円)、ホテル(4泊で16000円くらい+クーポン)などの出費があった。

12月中旬から少し忙しくなったため、しばらく長い旅は出来ないかと思うので、良い締めくくりになったと思う。

今回の旅行記は、これで終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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