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真顔の私。

私は、日常生活でよく笑う。「fumingさんっていつも笑顔だね。」と言われることは多い。

だけど、それに比べてテレビ・映画・お笑いなどの自分が直接関与していない世界では全く笑わないのである。真顔で見ている。年末に「笑ってはいけない」という番組があるけれど、私はあれに出られるね、とよく家族にいじられる。

お笑いも、昔友達に誘われてお笑いライブに行ったことがあった。確かにうまいし、面白い。だけど顔に出たり、声を出して笑うというほどの気持ちにまでならないのである。友達の隣にいるし私の顔は見られないだろう、と思っていつもの真顔で見ていた。しかし友達も私の顔を見ていたようで、帰りに「ごめんね、付き合わせちゃって」と言われてしまった。

笑うことだけでなく、ちなみに泣くこともない。映画でも泣いたことがない。友達と映画を見に行っても、友達号泣、私真顔というのはよくある光景。

私の夫もテレビやユーチューブを見てひとりで大爆笑していることがよくあるので、私とは正反対。そういう姿を見て、心から羨ましい。映画を見て涙する人は心が美しいと思うし、涙を流すことで心も洗われて気持ちもすっきりしそうで、私もそうなりたいなぁとつくづく思っていた。

ある日飲み会で、仲のいい上司にこのことを相談した。すると上司の言ったことは、

「想像力が足りないんじゃないの?」だった。

なるほどー、と思った。自分の入り込んでいる世界じゃないから、自分と別の世界と思ってしまい、切り離してしまっているんだ。だからどうしても、客観的に見てしまう。その結果、感情移入できてないんだと納得。要は、冷たい人間なのかなぁ。

だけど、映画の場面を自分が同じ立場にいると思う。みんなすごいなぁ。その想像力ってどうやったらつけられるんだろう。。結局解決策は見つかっていないまま、です。

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