アンディーブのパイ

先週の冷凍パイシートの話の続きで、アンディーブを使ったパイをご紹介します。元ネタはalain passardのレシピ。

アンディーブのパイ (二皿分)
アンディーブ 1本
冷凍パイシート 1枚
バター    適量
グラニュー糖 適量
フルール・ド・セル 適量

アンディーブです。和名はキクニガナ(菊苦菜)。名前の通り、ほろ苦さが特徴の野菜で、アンディーブは英語でチコリーといい、こちらの名前で売られていることが多いでしょう。この野菜。最近は国産でも高品質のものが出てきました。

チコリ栽培は畑でまず種芋を育てるところからはじまります。種芋といっても形が芋に似ているだけで芋ではなく(キクイモと一緒ですね)いわばチコリの根です。大量生産する場合はこれを冷凍保存して、通年で栽培していくわけです。

種芋を暗室に運ばれ、水耕栽培されます。似ている野菜があって、それはもやしですね。もやしで有名なサラダコスモがチコリで有名なのも頷ける話です。育てたチコリは21日くらいで収穫され、出荷されます。もともとはベルギーの農家が地下室に置き忘れた根っこから生えていた葉っぱがおいしいというという発明から生まれた……という話がついています。

先端部分は使わないので、切り落とします。ここはサラダに混ぜましょう。

オーブンに入る鉄板にバターを伸ばし、グラニュー糖を振りかけます。バターは10gくらい、グラニュー糖は5gくらいでしょうか。

指二本分の厚さに切ったアンディーブを置きます。

冷凍パイシートを丸く抜き、すっぽりとかぶせます。あとは180度のオーブンで25分ほど焼くだけ。

焼き上がりました。

パイのなかのアンディーブがバラの花のように見えるのがかわいい料理です。フルール・ド・セルを振ります。

アクセントにゆずの皮をおろし金でおろしかけました。

パイ生地とほろ苦さのあるアンディーブがよくあいます。ちなみにアンディーブは火を通すと苦さがやわらぎます。

簡単でおいしい前菜です。冷たいシャンパンと一緒にどうぞ。

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