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素人のおひとり様海外旅行 〜タイ チェンマイ #5〜

HSP、コミュ障、適応障害、アダルトチルドレンを乗り越え一人前の人となるため
おひとり様海外旅行はじめました

いずみと申します

旅へ出ることにした経緯は以下2記事をご覧ください


前回まではチェンマイ旅行2日目
チェンライ日帰り観光でひとつめのバケットリストを叶えて
地獄のランチタイムを過ごしたところまでをお送りしました

今回も引き続きチェンマイ旅行2日目チェンライ観光 
そしてふたつめのバケットリストを叶えます

この写真をみるだけで蘇る地獄の時間…
詳細は一つ前の記事を御覧ください

楽しい楽しいチェンマイ旅行はマガジンへまとめてますので
日本出国から見たい方はマガジンからどうぞ!


黒の寺院 - バーンダム博物館

白い寺院の次は「黒い寺院」とか「黒い家」とか呼ばれるバーンダム博物館
「寺院」と呼ばれてるけど博物館でアート作品が展示されたエリアになります

チェンライでは白い寺院・黒い寺院・青い寺院の三大寺院が有名で
この三大寺院を回ることが私のバケットリストのひとつ(みっつ?)でした

視覚芸術(絵画)の人間国宝といわれているチェンライ出身の芸術家アチャーン・タワン・ダッチャニー(Ajarn Thawan Duchanee)の作品が展示されています
敷地内には、タイ北部建築様式の25を超える建物と、民芸品を展示する建物などがあります
これらの展示品は、古くから現代まで受け継がれた地元アーティストの作品で、そのいくつかはアチャーン・タワン・ダッチャニーが日常生活でも使用していたコレクションの一部

amazing thailand https://www.thailandtravel.or.jp/baan-dam-museum/
こちらのチケット代もツアー料金込み ありがたい

入り口でツアーガイドからチケットとしっかりした紙質のパンフレットをもらい中へ
こちらのパンフレットの表紙の方がアチャーン・タワン・ダッチャニー氏でしょうか
まさに想像通りの芸術家…人間国宝オーラを写真からも感じます

バーンダム博物館は事前に仕入れてた情報だと
MVで使われたことで有名だけど小さい黒い家が何個かあって
その中に絵画が飾ってある程度だから別に行かなくてもいいよ
という口コミばかりで写真もあまりなく正直期待してませんでした

が、この後覆されます

黒という美しさ

一番手前の大きい黒い家の中へ入ると
まず絵画とたくさんのオブジェクトが並ぶ空間に出会います

一つ一つが美しく力強く
絵画の迫力に負けない圧でオブジェクトもこちらへ迫ってくるような
無機物であるのにも関わらず有機物のようなエネルギーとパワーを感じます

おそらく本物の骨と角と毛皮を利用して作られたイス

このトゲトゲしたイスが要所要所に置かれていてかっこいい
後ろに飾られた赤と黒と白だけで構成された絵画も荒々しく
端々から力強い生命力を感じて自分のエネルギーが吸い取られそうな感覚に陥ります

イスを構成する角の黒も美しく艶めいている
まるで綺麗な黒髪を束ねたような美しさ

アチャーン・タワン・ダッチャニー氏はこのイスに座っていたんだろうか

悪魔崇拝?

バーンダム博物館ではトライアングルやバフォメットを連想させるものや
毛皮、骨など動物の屍骸が大量にあったりと
意図していないかもしれないが悪魔崇拝を端々から感じる

もしかしたらこういうものを信じていた集落がここにあったのかも
と妄想させるような空間でちょっとわくわく

私は都市伝説とかUFOとかUMAとかオカルト話も好きなのでここの世界観は妄想空想にぴったりで大好き
盲信してないし詳しくはないけど”そういう世界があったら面白いなあ程度の好き”なので素面状態で能動的に語ることはしませんが
UFOはタイムマシーンなんじゃないか?とか
実は宇宙は何かしらの生物の体内で人間はその細胞のひとつなんじゃないか?とか妄想して楽しんでる派です!

黒と赤のエネルギーが満ちる空間

中二病みたいな小見出しにしてしまいましたが
話がそれてしまったので引き続き写真を

太陽のような赤に角で造られた椅子が映える
影もまた美しくどこか妖艶

手塚治虫が描くヒールを履いた美女の脚のようにも見える

個人的にこの画像が一番お気に入り
目の覚めるような赤と漆黒のコントラストがたまんない

絵画の横には巨大な一枚板で作られた長テーブルがあり
その上にはワニや蛇の皮が飾られている

テーブルの端と端にはどでかい椅子が置かれていて
まるで悪の組織の食卓みたい

これがそれぞれ何を表現しているのかはわからないけど禍々しくて妖しくて
なんか好き
語彙力なくてすまんね!

飾られている絵画は動物をモチーフにしたもので
赤いキャンバスに黒を基調として描かれているものが多く
絵画一枚一枚のエネルギーと迫力と圧がとにかくすごい
一枚一枚命削って描いていたんだろうなと思えるぐらいのエネルギー

弱ってる人がここ来たら持ってかれちゃうぐらいのパワーをびしびしと感じます

このイスかっこいいよね~一台ほしい
強くなれる気がする

椅子はいたる所に置いてありツアー客が座っても何も言われてなかったので座って良いみたい
壊しそうで怖くて座れなかったけど
座って一枚写真撮っておけばよかったなぁ

突然のガネーシャ

中にはガネーシャの像も
足元の鼠達はデフォルメされててちょっとかわいい
強いエネルギーの中の癒しスポット

動物の絵画を飾ってる博物館だから動物に近い神様を飾ってるのかな?

外にも真っ黒なガネーシャ像がひっそりと佇んでました
お供え物もちゃんとされていて大事にされているみたい
タイはジュースにストローさしたものをお供えするのが定番なのが可愛い
タイの神様達は甘いもの好きなのかな?
日本の神様はお酒好きだよね 日本の神様たちの肝臓が心配

奥のエリア

外には木材で造られたシーソーや木馬があったりして
大人も乗って楽しんでました

博物館なのになんで遊具??息抜きのため??
謎はどんどん深まります…

衝撃だったのがこのエリア
中には入れず外から写真を撮るしかできなかったんだけど
まるでワニの飼育室レベルで剥製が大量に、乱雑に敷き詰められてて
柱には呪術のように頭蓋骨が並べられてて狂気を感じる
今画像でみてても気持ち悪くなるからあんまり長くこの写真見れない
といいつつ載せちゃう

なんのための部屋なのか
なぜこんなに剥製と骨を集めていたのか…
コレクションだったとしてもこのディスプレイの仕方はぶっとびすぎ
この博物館を作った人の頭の中をのぞいてみたい

有名な3つの黒い家

衝撃エリアを抜けて今度はよく画像でみてたこちら
この画像ばっかり出てくるからこれがメインなのかなと思ってたら
全然ここはサブでした
しかも中には入れないので外から見るだけ

なにやら有名なアーティストのMVに使われた場所なんだとか
"有名アーティストの"っていう主語しか見かけないんだけど誰のどのMVなのか観てみたい

誰のMVなのか知ってる人いたら教えてくれー

私の好きな黒い家

屋根の横から角が生えたような形が特徴的なこの建物が結構好き
横からうねうね空に向かって生えてる角みたいなのが
オーラや炎を感じてかっこいい

こちらの家もそうですがどの黒い家も中は立入禁止で外から覗くしかなくちょっと残念

黒い家の中は絵が飾ってあったりテーブルと椅子が置いてあったり
仏像らしきものが置かれていたり
中には冷蔵庫(しかも日本製)が置かれていたりして
ここに住んでたのか?と思うようなものもあったり
妄想を掻き立てられます

ミニミニストーンヘンジ

宇宙へのメッセージ送受信機かも?と妄想したりして
一人で楽しい

屋外は大きい公園みたいになっていて自然が豊か
エメラルドグリーンの湖があり
ネコ、わんこ、鶏が放し飼いにされています
(ので動物苦手な人は恐怖かも)

他にはトライアングルやストーンオブジェがあちこちに
オブジェの淵には等間隔で石が積まれていて
ここにも呪術的なものを感じてわくわくしつつ
私も思い出に石積んできました

黒いノーチラス号

これはどうみても黒いノーチラス号なんだけど
ムツゴロウ?魚?王蟲?
みなさんは何に見えますか?
ハロウィン時期にディズニーシーに現れる黒いギョウザドッグでないのは確か

この世にないデザインを生み出す芸術家って改めてすごい
常にゼロイチの作業をし続けるってすごいなぁ

巨大な楽器と籠

ここは大きい太鼓やかごが大量に飾られているエリア
村の集会場みたいじゃない?
祭り時はこのどでかい楽器やカゴを使って村人総出で色々やってたのかな~
ガンニバルの村みたいな妖しいお祭りなのかな~
大きいからもしかして巨人がいた村だったりして~
などなど
架空の集落脳内妄想が捗って楽しいです

無色透明でありたい

こちらはまた別のアーティストの作品なのか
今までとはテイストの違う作品が並んでいました

よくよく見ると人体モチーフのよう
ヒトとしての役目を終え、花や植物もしくはまたヒトとして生まれ変わる姿のように見えて輪廻転生の世界観を感じました

ぶら下がっている数珠や鎖は腸に見える

すべてのものは無色透明で生まれるのに
今の人生においていろんな固定観念という色を塗られて
無色透明に戻れるのは最期を迎えて魂になる時、または生まれ変わる時
という皮肉にも受け取れる

このアーティストが何を考えて発信した作品かはわからないけど
皆さんはどう感じましたか?

私は最期を迎える前に固定観念という呪いで真っ黒になってしまった自分を
石鹸や洗剤、時には強い除光液を使いながらでも無色透明に戻していこ~
と思いました

ねこちゃんかわいいね

歩いていたらニャーニャー聞こえるので鳴き声がする方へ吸い寄せられると
大量のねこちゃんが!!!!!
ぎゃわいい~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!

どうやら保護猫らしく寄付箱があってお金をいれることでご飯やちゅーるをあげられるようでした
臭いも感じなかったのでちゃんとお風呂やお掃除もしてそう

人が来ると寄ってきてにゃんにゃん鳴いてました
一匹ずつ首輪もついててふわふわで人懐っこくてかわいい
人慣れしてるってことはちゃんとお世話して可愛がってる証拠(だと信じてる)

どでか野良わんこがそこらじゅうにいます

海外で不用意にわんこやにゃんこを触って噛まれたり引っかかれて感染症に罹る可能性もありますので気をつけましょう
ほんとはお腹に顔埋めて吸いたいぐらいねこちゃん可愛くて大好きですが
タイ旅行中は心を鬼にして我慢しました

ねこちゃんわんちゃん好きのみんな、心を強く持とうな…

右脳刺激率100%

黒魔術版どこでもドアみたいで好き
このフォトフレーム欲しい

ということでバケットリストふたつめを叶えたわけですが
期待値はそんなに高くなかったものの
ねこちゃん含めてバーンダム博物館ばちぼこおすすめです

チェンライ行くなら行ってほしいし
何かしらのクリエイターであれば絶対行ってほしい

刺激だらけ、どこを切り取ってもアート、妄想が楽しい
自然が気持ち良い、ねこちゃんかわいい、ねこちゃんかわいい、ねこちゃんかわいい
最高です

日本人にはない感性というか
出会ったことのない見たことのないものが多くて異空間に来たような
ずっと好奇心や右脳が刺激される空間でした

紹介しきれないぐらい魅力のある場所で
写真も全然撮れてないのですが広くて一時間では見終わらないぐらい充実してました

ミニパイナップルは必食すべし

ちなみに博物館のすぐ向かいにはアートショップがあってマグネットやTシャツなどお土産が買えたり
軽食が楽しめるカフェもあってアイスや軽食も楽しめます

博物館内にも黒いアイスクリームやココナッツ丸ごとのジュース
フルーツスムージー等を販売する小さいお店もありました

チェンライではミニパイナップルが特産品とツアーガイドさんに教えてもらったのでトライしてみました
博物館外にある小さいお店ではプライス表示もきちんとされてて
ぼったくられずに買えたのでご安心を

この時手荒れが酷くて爪も指も汚くてすまんね

パイナップルをスモールライトで小さくしたみたいで可愛い
しかも味はめちゃくちゃ甘くて美味しかった!
アタリのパイナップル食べたときの甘さです
是非チェンライへ行った際はお試しを

最後の目的地

次は最後の目的地「青い寺院」ことワット・ロンスアテンへ向かいます
外も中も真っ青な寺院
白い寺院や黒い寺院と比較すると小さい敷地にある小さい寺院ですが
その美しさに私は息を飲みました


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