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素人のおひとり様海外旅行 〜タイ チェンマイ #6〜

HSP、コミュ障、適応障害、アダルトチルドレンを乗り越え一人前の人となるため
おひとり様海外旅行はじめました

いずみと申します

旅へ出ることにした経緯は以下2記事をご覧ください

前回まではチェンライ日帰り観光でふたつめのバケットリストを叶えたところまでをお送りしました

今回もまだまだチェンマイ旅行2日目
チェンライ日帰り観光最後の目的地
みっつめのバケットリストを叶えに行きます

チェンマイ・チェンライ旅行を順番にみてやってもいいぞ
という心優しい方は下のマガジンから是非ご覧ください

スキとかフォローとかコメントとかくれようもんなら大喜びしますのでお待ちしてます



青い寺院 - ワット・ロンスアテン

ツアーの最終目的地は青い寺院ことワット・ロンスアテン
外も中も真っ青
まるでチェンライの濃い青い空のような美しい寺院

青い寺院「ワット・ロンスアテン」は2016年に完成したばかりでまだ10年も経ってない新しい寺院
白い寺院「ワット・ロンクン」を建築したチャルンチャイ氏の弟子であるスラーノック氏によって建築されたもので
本堂前にあるナーガは黒い寺院「バーンダム・ミュージアム」を設立したタワン・ダッチャニー氏の工芸品をモチーフにデザインされたそう

青い寺院には白と黒を継承しているので
白→黒→青の順番でツアーを回るのは理にかなってるのかも

地理的にはチェンライ空港や市街地に近いため
チェンマイからツアーに参加してここで降ろしてもらってそのまま空港
または市街地へ行ってお泊りしても良い利便性の高い場所にあります

本堂を守るナーガ

こちらが本堂正面です
かっこいい!綺麗!美しい!!!
小さめの寺院ではあるものの迫力がすごい!

チェンライの太陽は日本よりも近く(感じる)
逆光すぎてスマホの画面が見えないまま感覚でシャッターを押したのがこちらの写真
後光射してるようでむしろ綺麗だと思って見てほしい
写真下手ですまんね

こちらが本堂を守るタワン・ダッチャニー氏の工芸品をモチーフにデザインされたナーガさん
めちゃくちゃ強そうだしかっこいい

ナーガとは釈迦が悟りを開く時に守護してた蛇神のことで仏法の守護神
ナーガは頭が多いほど強いらしい

ナーガの肌の色は原則、金or白、緑、黒、赤or虹色の4種類で
金or白は一番強いボスナーガ
緑は人に化けることができる人を守るナーガ
黒は洞窟に引きこもってる汎用ナーガ
赤or虹色は遺跡・国宝を守るナーガ

青のナーガは属性としては虹色に属してるのかな?
ブルベで骨格ストレートであることは確実です
いや骨格ウェーブか?

首には甲冑のような装飾があり緑の肌をした神様が優しく微笑みます
横に回るとこちらにもナーガが
よくみると正面のナーガの胴体にも顔らしきものがありそこから首が生えてるようにも見えます
こちらのナーガさんお気に入り
たまにスマホの壁紙にしてます

近くで見ると真っ青というよりは少しくすんだヴィンテージ感ある青銅で
とても好きな色使い
ヒゲ等の末端部分が炎のように天へ向かって揺らいでいるのが美しく
何時間でも見ていられそうな美しさ
今にも動き出しそうな躍動感をコンクリートを用いて表現しているアート面でのクオリティも素敵

本堂も青い

興奮して斜めになった写真
奥に仏像が浮かび上がっててわくわくがとまらん

やっと本堂へ入ります
本堂の入り口も細かい装飾と立体的な壁画でじっくり鑑賞したいのですが
混雑しないよう早々と靴を脱いで入ります

なお青い寺院は拝観料無料で誰でも入れます
こんな美しい寺院を無料で見られるなんて最高すぎるやろがい

それでは待ちに待った本堂の中をどうぞ!

やばない?なにこれ天国?竜宮城?
と思うほど青い美しい空間に包まれました
ただ青いだけじゃなくどこか宇宙を感じます

私は無宗教なので仏教も詳しくないのですが
青い光には精神を落ち着かせる効果もあるからか
本堂の中で座って何も考えずただただ青い仏像と見つめあい
黒い目に吸い込まれていくような体感が

物理的には上から見下ろされているのに
正面で向かい合って見つめられて
青い光にどんどん包まれていくような不思議な感覚です

日本にいると常に先々のことまでタスクスケジュールを組んで
あれしてこれして、来週までにはこれを終わらせて…と
常に何かを考えて生きていなくちゃいけなかったけど
ここへ来て何も考えないという感覚を久々に思い出した気がします

この体験が三日目のチェンマイ観光へ続き
適応障害の症状が落ち着くきっかけになるのですが
それについてはまた後日

仏像自体はパールがかった白
どぎつい青い照明により青い後光が射す仏像となっていました

ちなみにこちらの祭壇の下にはタイのお守りプラクルアンが88,000体埋まっているそうです
ばちぼこのパワースポットですね

天井ひとつひとつの絵画もとても美しく
宇宙のような
サイケデリックのような
星空のような
万華鏡のような
そんな世界が広がります
今画像を見てても細部をみてるとぼーっと吸い込まれそうな感覚になります
アートって素晴らしいなあ

本堂裏も青い

本堂を抜けるとこちら側へ出ます
が、靴が入り口にあるので
入り口から出るか、靴をピックアップしてこちら側から出ます

裏にはパールがかった観音菩薩像
これは仏陀が悟りを開いた瞬間を表しているそうです

なんとなくこちらは貫禄があるというよりはちょっと若々しい感じがしますもんね

本堂裏を引きでみるとこんな感じ
画像の奥が本堂、画像手前の仏塔と向かい合って建設されています

それにしても本当に空も負けないぐらい青い
良い天気の日に来られてよかったなあ

仏塔も青い

作業用のパラソルと引っ掛けられたコップが
作業途中の今しか見られない貴重な光景

仏塔はまだ建設途中のようで職人さんが一生懸命にペイントする姿を間近で見る事ができました

仏塔の中間部分から下はまだまだコンクリートのまま
数年後にはここも真っ青になっているんでしょう
造りかけの今を見ることができるのも貴重な経験

こちらのほうではがっつり作業をしてました
コンクリートを使って何かしている様子
ここで細部を製造して建物に装飾していくんでしょうか?
一年後には全く違う景色になっていそう
これは毎年チェンライへ行ってしまう予感

仏塔裏も青い

仏塔裏にもまだまだオブジェがそびえたってます
奥は人気が少なく写真撮り放題

表側の天国を連想する本堂と違い
こちら側は地獄を連想させます
白い寺院の入り口にあった血の池地獄のようで
髑髏や人の顔が無数に積みあがっています

これは仏陀を守るナーガに取り込まれてしまった人たちでしょうか

中に何かオブジェクトが見えたので近づいてみると…

中には地獄の炎に焼かれる人たちの姿がありました
善行をしないとあなたもこの一部になってしまうよ
という教えなのでしょうか

白い寺院の地獄にいた人たちよりは穏やかな顔をしてるので
輪廻転生の途中なのか…

どこまでも青い

本堂・仏塔を見てまだ時間に余裕があったので入り口のほうへ向かいます
駐車場が本堂を越えた奥にあるため
実は到着時は正面が分からず小さい寺院なのに若干迷子になりました

正面入り口の両脇には風神雷神像のような二体の像が出迎えます

左の蓮の台座には虎が
右の蓮の台座には山羊が

動物モチーフからもタワン・ダッチャニー氏からのインスパイアとリスペクトを感じます

右の像をよくよく見てみるとなにか動く物体が…
と思ったらかわいいねこちゃんでした

首輪もつけていたので寺院で飼っている猫でしょうか
気持ちよさそうに日向ぼっこしてて癒やされました
本堂内にも出入りしているねこちゃんがいたりして
チェンライはねこ好きにはたまりません

日本もお寺や神社に猫が住み着いてることが多いですが
自然があって涼しくて飲めるお水があるから集まりやすいんでしょうか?
それとも何かに導かれているのか…

こちらはバナーにもした噴水
人工物と自然が交じわる感じが好きなのでこの一枚とても気に入ってまして

青い像と白い像が
青い空、白い雲に融合して
地球と一体化してるような感じが好き

噴水の水の玉や
二羽の鳥も
平和だな~平穏だな~って思いません?

本堂の周りももちろん青い

集合時間に間に合わせるために急ぎ足で見たものの
まだ時間に余裕があったので本堂の周りを一周していく

それぞれの像や装飾に意味があるのだろうけど
日本語での説明をしているサイトが探しきれず不完全燃焼

この像なんて意味深すぎて気になる
翼を持ちながら重荷を課せられて飛び立てないのは苦行の途中だから?
気になりすぎるから頑張って現地語の解説サイト探して翻訳しようかと思うほど気になる

仏教に詳しくてコレ分かるよ!って方はコメントで教えて下さい!

本堂の入り口サイドからの写真
入り口の天井やサイドにいる装飾の虎は赤くて
よくよく見ると青以外の色もたくさんあってカラフルな部分もあったりして本当に綺麗

完成してから10年経ってないとはいえ鮮やかな青が綺麗で
これが何十年か後に馴染んでくすんだ良い青になったらそれもそれで綺麗なんだろうなあ

白い寺院が一番憧れていた場所だったけど
黒い寺院も青い寺院も予想以上に良かったし時間が足りなかった
noteを書くために動画や画像を振り返ってみていたら
また行きたい欲がむくむくと湧いてきてしまった

アユタヤに行くのもバケットリストにはいってるので
涼しくなったらバンコク→アユタヤ→チェンマイ→チェンライ旅行を計画したい

青くないものたち

幻想的で神聖な雰囲気の寺院で大満足でした
青くない俗物的なものもあったのでおまけの紹介

ぎりぎりを生きてるKAT-TUN状態の女子トイレマーク
確かに周りに何もないし
この状態になってる人多いかも

このマグネット販売してほしい
めっちゃ可愛い

こちらは延々と拝んでいる骸骨ロボット
スピーカーからは謎のタイ語が流れ続けています

看板をみるとMerit of donating coffin…
=棺を寄付すると良いことがある…?

意味を調べてみると
タイでは死者のために棺を寄付することが最大の功徳の一つなんだそう
へー!!!ひとつ賢くなった!
だから骸骨がお願いしてたんですね

こちらは民族衣装をまとった女性ロボット
タイ語でずっと何かを喋っていたから分からなかったけど
こちらもきっとDonationを求めていたんだと思います
無料で拝観できるからこそ1円でも多く寄付したほうが良いよね

どこか中野ブロードウェイみを感じる見た目に親近感

どこが中野ブロードウェイやねん
という方のために中野ブロードウェイの動くサンタマネキンを参考掲載しておきますね

ツアー終了

足湯→首長族の村→白い寺院→黒い寺院→青い寺院と巡ったツアーもここで終わり
時刻は15時
だけどここから約4時間かけてチェンマイに帰ります

帰りのバスは全員ぐったりで静か
私は三大寺院を巡れたこと、そこで感じたこと、体験したこと
すべてが興奮状態で眠ることも出来ず
この高揚感を誰かに話すことも出来ず
ただただもじもじした4時間でした

途中パーキングエリアでトイレタイムがありました
ちゃんと綺麗でトイレットペーパーもある水洗トイレだったのでご安心を
セブンイレブンが隣接されてて飲み物やホットスナックも買えます

欧米人はこの後ツアーバスの中でスナックボリボリ食べてて流石だなあと思った
ツアーバス乗り込んだ時もガイドが配る前のビニールに包まれたペットボトル勝手に破いて持って行ってたし
文化と価値観の違いをまじまじと見せ付けられた旅だったなあ

ツアーメンバーには恵まれなかったものの
ツアー自体は本当に良いツアーでした
ガイドのみなさんは優しくて
最後一緒に写真撮ろ~と言ってガイドさんのプラベ携帯で写真撮ったり
最後相談したら降りたいところで降ろしてくれたし
またチェンライツアーするときは絶対同じKKDAYのツアーで行く

ランチタイムがああなることが分かったので
次は少しは英会話できるようにするしちゃんと話しかける努力もしようと思う


カオソーイニマン

ツアー降車位置をホテルから変更してもらった理由はそう
カオソーイニマンのカオソーイを食べるため

チェンマイの有名グルメといえばカオソーイ
カオソーイニマンのカオソーイは辛いのが苦手な人でも食べやすいとの噂だったし
ミシュラン店なので食べるならここしかない!と目をつけていたのです

到着するとお店の前には20~30人近い人が…
1時間待ちをも覚悟してとりあえず並びます

店前を取り囲む人を掻き分けて店員さんに「just one!just one!」と言って頑張って整理券をゲットする

前回のひとり台湾旅行でこういう図々しさも時には必要であることを学び実践できた喜びにふける

回転率ばちぼこに良くて15分ぐらいですぐ通してもらえました
あれぐらいの並び具合なら少し離れてもいっか~と思わない方が良さそうです
着席すると薄暗い空間でおしゃれ
そして客層はもはや観光客100%な様子

日本の居酒屋以外でまさかこのボタンをみるとは思いもしなかったので感動で写真を撮る
でもオーダーするのにこのボタン何回か押したけど全然来ないし
なんならそのへんの店員とアイコンタクトとって手上げた方が早かった

カオソーイの種類がたくさんあったので
とりあえずスタンダードなチキンカオソーイとチェンマイソーセージを注文

ココナッツがカレーをまろやかにしてくれてて食べやすいし辛くないけど旨味が凝縮してて美味しい!!!
スープの中には太いうどんのような麺、上にはカリカリ麺が乗ってて
食感の違いも楽しい
骨付きでゴロっと入っているチキンはほろほろ崩れて柔らかくて美味しい
これは日本にあったら通っちゃう味
また食べたいと思う味

チェンマイソーセージも美味しいんだけどかなりスパイシー
ドリンクなしで食べるのは無理だったのでココナッツウォーターをオーダー

届いたドリンクは白い雪見大福みたいなぷよぷよした状態でサーブされ
なにこれ!!!!どうやって飲むの!?
と思いながら人間の第六感をフル稼働させてストローを真ん中にベビタッピしたらちゃんと突き刺さって飲めました

生ココナッツウォーター飲んだの初めてだったんですが
生ぬるいしなんかちょっと腐った水飲んでるような不思議な味
ココナッツウォーターってこんな味だったっけ…?

この日の夜ホテルでお腹壊したのはココナッツウォーターのせいな気がしなくもないですが
ご飯は美味しかったのでおすすめです

この後はGrabを呼んでホテル近くのスーパーBigCへ
お土産を大量購入してからホテルに帰りました

Grabのおっちゃんが途中でトイレ行ってもいい?と言ってきたり
一時期TikTokで流行った曲↓をかけてくれたりしてなかなか良いキャラでした

ツアーガイドさんも私が日本人と分かると
ののかちゃんのとけいのうたを歌ってくれたり
チェンマイではTikTokがわりと大人まで流行ってるんですかね?


チェンマイ旅行2日目終了

やっと2日目が終わりました
やっと…と思うほど2日目は濃い一日となり満足度も高い一日でした

続いて三日目はチェンマイの旧市街を観光します
ちょっと遠出をしたり
英語が喋れないながらもお店の人と頑張って話したり
お散歩したりとまたまた盛りだくさんの一日です

言いたいことがたくさんありすぎていつも長くなっちゃうけど
次回もお読みいただけることを祈ってます

スキ、フォロー、コメント、サポート大大大歓迎です
一人旅されてる方、HSPや適応障害やコミュ障で悩んでる方もぜひ仲良くしてください!

チェンマイ旅行を最初から見たいよ~という方はこちらからどうぞ!


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