草木染め(ビワ+タマネギ)

以前書いた、染める元となるものを混ぜてみたらどうなるのか?の第一回大会である。

今回、家に材料があって気軽にできるビワとタマネギでやってみることにした。上手くいけば赤っぽいオレンジ色になるのではないかと予想。

どちらもそれぞれ染めたことがあり、その時の感じで言うと

ビワ→結構長時間煮ないと色が出ない
タマネギ→短時間で濃い色が出る

イメージ。

色もおそらく同量ならタマネギの方が濃い色になると思われるので。


ビワの葉(乾燥) 20グラム
タマネギの皮(乾燥) 10グラム

と、ビワをタマネギの倍量にしてみることにした。

煮る時間も、

先にビワだけ(20分)→タマネギを追加(20分)

という感じでいってみた。


まずはビワだけ20分煮る。やはり色はなかなか出ない。

ちなみに葉っぱは、以前取ってきた時からずーっと外に出していたもので、確かに乾燥してはいるけれども、それでもカッサカサになって握ったらボロボロになりそうな感じとは違っていた。分厚い葉っぱだし、そこまで乾燥することって無いのかなぁ。


20分時点の液はこんな色。ほんのりピンク。とりあえずこれはこれで、糸の切れ端を投入してどんな色になるか見てみた。



更にタマネギを投入して20分。すぐに黄色くなってきた気がする。



こんな液になりました。うーん。タマネギ感しかないような、ちょっと赤っぽいような。



糸を投入。その後、媒染液につけ、再び染液につけ、洗って乾かした。


結果、出てきたのはこんな色ー。

右から

こぎん糸(銅媒染)
ルトール刺繍糸(銅媒染)

ビワのみ液につけたこぎん糸切れ端(銅媒染)

こぎん糸(アルミ媒染)

である。


ちなみにな話、前に染めたタマネギのみのと比べると


左:前回、右:今回

こんな感じでして。

完全にタマネギやんけーーー!!


という結果になった。


ビワ20分時点の切れ端がピンク色になっているので、ビワでピンク色は出ていたハズである。しかしタマネギの色の濃さに完全に隠れてしまった感じだなぁ。

考えたつもりだったけど、タマネギパワーを侮っていた。タマネギは最後5分とかでいいかもしれない。量ももっと少なくていいのかも。


ビワとタマネギはまだ家に材料があるので、もう1回は挑戦したい。もっとガンガンにビワを出して、その後少しだけタマネギ、でどうなるかだなぁ。



ではまた明日。

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