【旅育のススメ】オーストラリア ブリスベン(1) コアラの森で昼食を
さやです。いよいよブリスベンに移動し旅も終盤。「ローンパイン コアラ サンクチュアリ」訪問記をお届けします!
前回までのあらすじはマガジンをご覧ください。
・ローンパイン コアラ サンクチュアリ
オーストラリア旅行を決めた当初から行くことを決めていた"Lone Pine Koala Sanctuary(ローンパイン コアラ サンクチュアリ)"
ここを目指した目的は2つ。
①長女にコアラを抱っこさせてあげたい
②カモノハシを見たい
カランビンでは年齢制限に引っかかってしまいましたが、ローンパインは身長130センチ以上ならコアラを抱っこすることができます。また、オーストラリア旅行を決めた際に、動物好きな長女がリサーチをして「カモノハシが見たい」と。
29日の朝、ホテルを出てまっすぐ動物園へ。開園後30分たたないうちに到着し、5人で160ドルのチケットを購入。すぐにイベント受付ブースへ。
夫が並んでくれている間に、私たちは朝ごはん中の鳥を見て楽しみました。
15分後、列の先頭付近にいる夫に合流。ふと本日のイベントを示した掲示板を見ると、コアラ抱っこ(Koala hold)に”売れ切れ”の文字が!一瞬目を疑いましたが、残念なことに、午前・午後ともに満員ということでした。 スタッフが別の来園者に「今日は気温が高すぎるので…」と。暑さによるコアラの体調への影響を懸念して、人数を絞ったのかもしれません。
仕方ないので、カンガルーの餌を2つ購入。係の女性が、子どもが3人いるのに気づき、ひとつおまけしてくれました。
・カモノハシは見られた
そのかわり、2番目の目的だったカモノハシは、しっかり見ることができました。水槽の中で器用に小回りしながら泳ぐ姿は、なんともコミカル。カモノハシは後ろ足に強い毒を持っていて、この毒にやられると小動物は死んでしまうほどの威力だそう。
その後はコアラ館で、コアラについてお勉強。
・コアラの森で昼食を
ランチしたのは、おそらく世界でも珍しく、コアラを見ながら食事ができるカフェ。テーブルを囲む形で木が植えられており、たくさんのコアラが飼育されています。もちろん触ることはできないのですが、間近で木の上のコアラと、その細かい動き・表情を観察することができます。
コアラ好きな方は、ブリスベンへ行く機会がありましたら、ぜひローンパインを訪れてくださいね。
ところでこのカフェ、サンドイッチ以外に太巻き寿司もあります。ベジタリアン用には日本のかっぱ巻きも。中にキュウリと、甘辛に煮た油揚げが挟んであり、けっこう美味しいです。太巻きは人気のようで、フードコートでもよく見かけました。
コアラは一日のほとんどを寝ているとはいえ、うっすら意識があるようで、目をあけて頭や体をポリポリ掻いたり、木から落ちそうになって慌てて体勢を立て直したり。
電車によくいる酔っ払いの人を見ているような、ユーモアたっぷりの姿でした。
・日本語でなんていうの?
午後に入り、さらに気温は上昇。水をいくら飲んでも喉が乾きます。せっかくなので、カンガルーの餌やりへ。しかし暑いのと、大勢の人間から同じ餌を与えられて飽き飽きなのか、食べてくれる個体は少なめでした。
カランビンで見られなかった ウォンバット、見られることを期待していたのですが小屋から一歩も出てこず。夫も、こんな暑いのに見られるわけないと半ギレ状態。(疲れていたようです)
ツリーカンガルーのところで、見えないねぇと私たちが話していると、近くに立っていた青年が、木の上の方を指さして、教えてくれました。そのとき「"tree"は日本語で何て言うんだっけ?」と聞かれたので木だよ、と教えてあげると「あ!そうそう 木だった」と嬉しそう。少し日本語が話せるそうです。
・子どもに優しいスーパー
動物園の帰り、ウールワースへ夕飯の買い出しに。
入ってすぐのところに、こんなものがありました。
フルーツならお菓子のような罪悪感がなく、バナナは歯が生えそろってなくても食べられます。親がゆっくり買い物できれば、お店にもメリットがあるので、win winな取り組みだと思います。
スーパーではセルフレジが基本ですが、20個未満なら有人レジを使えるところもありました。(お店により違うかも)有人レジを使った際に、日本並みにきれいに袋詰めをしてくれて、夫が驚愕&感動してました。(他国では、袋詰めは自分でやるのが基本。競技かな?と思うほど、遠くに食パンを投げられたことがあります)
・自給率の高さ=余裕
オーストラリアにくるたびに感じる、”余裕”のようなもの。その要因の一つは、「高い食料自給率」ではないかと思います。2019年のデータでは、オーストラリアの食料自給率はなんとカロリーベースで169%!日本の38%に比べると桁違い。("食品ロス削減関係参考資料"(令和5年6月9日版)消費者庁消費者教育推進課)
一方で、食品ロスの量もオーストラリアは日本の3倍近くあり、政府としては廃棄を減らす様々な取組をしているようです。レストランで食べ残しても、すぐに持ち帰り用のボックスを持ってきてくれます。
国としての食料自給率を高めるのは簡単ではありませんが、食品ロスの半分は家庭から出ているため、今後は食べ物の廃棄を減らすようにしようと決意しました。
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