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生まれたときからレズビアン。

こんにちは、やや子よ。
この前はセクシュアリティ診断で驚きの結果が出たけど、(詳しくはこちらの記事で)私の自認は女の子が好きな女の子。
いわゆる、レズビアン。
今日は、その生い立ちを話すわ。

あたし、生まれた時からレズビアン。 

生まれた時からレズビアンであることを
通称「おぎゃレズ」というらしいわ。
(youtuber:おばビアンチャンネルさんから引用)

確かに、私は物心ついた時から女性が大好き。
保育園の先生の下着の色は毎日要チェックだったし、デパートのフロントのお姉さんに目がキラキラしてた。  

幼少期「りゅうまくん結婚しよう」

保育園に入っていた頃、りゅうまくんと結婚の契りを交わしたこともある。「女の子は男の子と結婚する」という刷り込みはプリンセスの世界では当然だったから、プリンセスアイテムで持ち物を固めた私は例に漏れず男の子と結婚すると思ってた。

園内で1番仲良しで顔が濃いめのイケメン・りゅうまくんと、「結婚しようね☺️」という契りを交わした。が、休み時間は推し先生の下着の色を確認しにいってた。今思うとやばい。子どもでよかった。

れず全開でありつつも、男の子と結婚する未来になんも疑問を抱くことはなかった。

小学生「え…みんな、本当に男の子のこと好きなの…?」

世間とのずれを感じ始めたのは小学四年生くらい。

クラス内の友達と会話してる時に
「うち、○○くんのこと好きなんだよね〜」
と言ったともちゃんの言葉がきっかけ。

(好きって…どんな感じ?)

小学四年生の時、まだちゃお(女子小学生向け雑誌)に出てくる主人公みたいに男の子にトゥクン…ってときめいたことがなかった。

唯一心がドキドキしたのは、小学四年生でクラスが一緒だった塩顔の茨木くん。
普通に話したことがあんまりなくてドキドキしてただけだったけど、私はそれが恋なのかしら?と思っていた。

しかし、本当の恋は違った。

小学五年生の頃、ある女の子のことが頭から離れなくなった。ずっと一緒にいたくなって、救急車の音もその子が乗ってないかビクビクした(心配しすぎ)。本当にこの時「恋ってこれね!!」とガッテン行った。

だから、「○○くんかっこいい!」「○○くん好き〜」みたいな「男の子を好き」という子の気持ちがわからなかった。

(女の子にドキドキしたあの感じが恋じゃないの?みんな、男の子が好きなの?へんなの〜😅これからわかるよ!ほんとの恋😌)

とか思ってた。
私が異端ということに気づいてなかった。
(いやプリンセスの世界だったら男の子が好きな方が普通だったけどそれは置いといて)
まだこの頃は自分軸で世界は廻っていた。

中学生「私、○○先輩のこと好きなんだよね〜」友人「え、女?!!」

中学生になると、あるクラスメートとメル友になった。スマホの普及は少なく、ガラパゴスケータイでメールの送受信をしてた時代。

メル友とはクラス内ではあまり話すことがなく、メール内で秘密の会話をよくしてた。

お互いの趣味の話、家庭環境、クラス内のこと…
ある程度仲良くなり、「好きな人いるの?」というメールを受信した。

当時、まだ自分中心に廻っていた私、自分の普通=世界の普通だった。

✉️✨
 私、かな先輩(同じ部活の先輩)が
 好きなんだよね〜❤️
✉️💬
 え…女の先輩…が好きなの…??
✉️
 うん。そだよ
✉️
 そ、そうなの?!!初めて会った!!!!
✉️
 え、あやちゃん女の先輩ドキドキしない?
✉️
 素敵だとは思うけど、好きな人は○○くん。
✉️
 そうなんだ!カッコイイよね〜(あれ…私って……)

このメールのやり取りで改めて気づく。

や、やっぱり〜⁉️
みんな男の子の方が好きになるのよね〜

私、人と違うの……?

自分はレズビアンで、
多くの人は男の人を好きになることが多いという事実に、初めてマイノリティを感じた。

この先どうしよう、子どもできない、迫害されるかも。どうやって生きていく?

とかそう言う暗い気持ちはほとんどなく、かな先輩かわいいすき😍❤️💕というハートで脳内は埋まっていた。(多少は悩んだけどね?!)

高校生、男の子との密会(あ、私やっぱり……)

女の子が好きだな〜と思うことは多いし、多少の生きづらさはあったけど、それほど不自由することなく学校生活を謳歌し卒業。

晴れて高校生☀️

しかし、やっぱり恋するのは女の子😌
やっぱり、どうあがいてもれず😌

でも、もしかしたら男の子のことを好きになる可能性があるかもしれない…❗️

わずかながらチャンスはあって、
夜中に河川敷で会う男の子がいた。

放課後映画を見たり、
夕方の公園でひたすらおしゃべりしたり。

抱きしめられたこともあった。

(……全然、ドキドキしないぞ?)

むしろ、男の子に抱かれると妙な安心感。
お兄ちゃんやお父さんみたいな感覚。

女の子といる時みたいな、すき♪かわいい🎶いい匂い💕みたいなIQ5になることもなく、心電図平行線状態。ピーって音鳴るくらい。

そこで私ははっきり自覚。

やっぱり、女の子が一番‼️

こうして、レズビアンという自覚を持ち、大学へ進学した。

大学生「あたしはレズビアン🎶」

人間、開き直ったら強いわよね。
もう女の子が好きという気持ち全開で、女子大に進学し、女の子が多いバイト先に行き、遊ぶ子は女の子、会う子も女の子、恋愛する子も女の子……と、ピンク一色な大学生活を送った。

髪の毛を短く切ってボーイッシュにしてみたり。
個性的な服装で個性を主張してみたり。
lgbtについての授業をしてみたり。

ありとあらゆる「自分」を模索した4年間だった。
恋愛も学外に出れば自由!それはそれは楽しかった。

社会人の今、どんなレズビアンに?

多くの恋を経て、自分の好みもわかってきたし。(こちらでタイプを語ってるわ。参考にしてね)

どうやって生きたいのかもなんとなくみえてきた。(こちらで就職のことを語っているわ)

まだまだ未熟で、勉強しなきゃいけないこと、成し遂げるべきなことはたくさんあるけど、一番今感じていることがある。

ありのままの自分を受け入れること

最近地上波放映されている、アナ雪の「let it go」に感銘を受けたlgbtqの方も多くいるんじゃないかしら?

隠していた気持ちや能力を解き放ち、自分らしく生きること。

大学生時代の私の放課後はそれに近かった。
自分らしさを求めて毎日を楽しむことは必ずこの先の糧になる。

社会人の今、正直生活することでいっぱいいっぱいだけど、余裕が出てきたら、自分らしく強さを持って生きていきたいと思う。

自分らしさを描くためにこのnoteもぼちぼち続けようと思うわ。よかったらこれからも読んでね。

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