付いているのか

付いていない。付いていないのだ。
君のだけじゃなく、全世界のエンボディチェアにヘッドレストは付いていない（付いてるよ！と答えた君は自分語りか嘘のどちらかがやめられない性分なのを自覚して生活した方が良いと思う）

エンボディチェアを所有していたり、購入を検討する際に最も懸念されるのが「ヘッドレストがないこと」だと思う。ワークチェアは集中するための椅子なので、ヘッドレストは不要なのかもしれない。ハーマンミラーのデザイナーも「エンボディチェアに（アーロンも）ヘッドレストは必要ない」的なことを言っていた（要出典）（言ってなかったらごめん）（でも思想がないと付けない理由ないよね）

しかし

そう、「しかし」だ。長く苦しいデスクワークを終えて（あるいは全然終わらない時の休憩時に）背中をバックレストに預けた時、ヘッドレストの安心感が欲しくなるのはエンボディチェアユーザーなら「あるある」なのではないだろうか。
人はワークチェアに座っている間ずっと集中できるわけではないのだ。
そんな時、別にリラックスできる椅子があれば良いのだが、オフィスや作業場（そして時として自宅でも）そんなスペース的余裕がないのが現実だろう。

Atlas Headrestの誘惑

さて、ここからが本題。Atlas Headrestについて。
アンテナの高い皆さんはもう知っているかもしれないが、世の中にはエンボディチェアにヘッドレストを付けるプロダクトが存在する。

Atlas Headrestは元ハーマンミラーのデザイナーだかが独立した会社で、ハーマンミラーの椅子用ヘッドレストを作っている会社。
さすが元本家だけあって性能、デザイン面で後付けヘッドレスト界の最適解と言える。

（アーロンチェア用もある。こっちはamazonで買えたりもする）

Atlas Headrestからエンボディチェア用の後付けヘッドレストが発表されたのは結構前だ。（自分が知っている範囲では2021年）
プレオーダーを行い、最初期に注文した人は2年近く待った模様。
そんなAtlas Headrestのエンボディチェア用ヘッドレストがついに発売されたのだ。
エンボディチェアの発売が2009年であることを考えると遅すぎるくらいだろう。
だがそれでも発売されたのだ！

2023年8月現在、ようやくプレオーダーの発送が終わり、通常注文の生産に入ったところなので、注文即発送とはいかないが、日本からでも購入できる。海外通販に抵抗がなければ今すぐ買おう！（ただし海外通販にハマるとそれはそれで沼なのでほどほどに）
お値段は諸々合わせて$200~$300くらいを考えておけばOK。
（高い！と思ったそこのキミ、そもそもエンボディチェア自体$2000オーバーの椅子だぞ。本体の消費税分くらいのお値段だ。消費税高すぎるよね。）

買った

筆者は当然プレオーダー組。ただしかなり後発だったので到着は8月末だった。（たしか2023年の3月くらいに注文したのでプレオーダー締め切りの直前くらい）

届いた

8月も終わりに近付いた某日、発送の通知が届いた。
アメリカからの発送だが、DHLなのでかなり早く（1週間程度で）到着する。

思ったより小さい箱で届くので、こっそり隠れて買う場合も隠しやすいだろう。（人生正直が一番だとは思うが時として買い物を隠す必要があることも理解している）

開けた

もうワクワクが止まらない。今夜なら徹夜で仕事ができそうだ。やらんけど。

組み立て

組み立てはいたって簡単。ボルトを数本締めるだけで終わる。重いパーツがあるわけでもないし、見ただけで構造が分かるので説明書もいらないくらいだ。

完成！

組付けはこれだけでOK。10分もかからずに終わる。
これでエンボディチェアにヘッドレストが付いたぞ！長年の不満が解消された瞬間である。

エンボディチェアにヘッドレストが無いことが不満なみんなへ

ついに出たAtlas Headrestを買おう！海外通販を恐れずに。ちゃんと届くしちゃんと組付けできるぞ。
これで友達にエンボディチェアを勧めたときに「でもヘッドレストが無いのがなぁ……。」なんて言わせない！まぁ確かに別売りだしオフィシャルではないが。
さぁ、君もエンボディチェアヘッドレストクラブに入らないか？不満をいつまでも不満のままにしておく時代は終わったのだ。

どこで買えばいいのか

ここ↓

の、SHOPから買える。色とか素材とか色々あるから自分のエンボディチェアに合ったものを選ぼう。

不満点とか

不満点は有料にしときます。とはいえ￥100なのでAtlas Headrestのお値段に比べれば良心的ですね。為替変動でそれくらい全然動くよ。