メンタリズムで下着の色は当てられるのか
稀にジョークでやりますが、ほぼ100%当てることができます。
下着の色当ては、少し前に界隈の Twitter で盛り上がっていたネタで、5年くらい前にも同様の話題で賑わっていたりと、マジシャン・メンタリストは実際にやっているかは別として何らかの手法をそれぞれが考えているんじゃないかと…
で、今回は私がやっている、或いは考えている手法について幾つか紹介します。
なお、ここの読者でそんな愉快な勘違いをしている人はいないと思いますが、うっかりタイトルに釣られて来た人のために言うと、「メンタリズムは心を読むテクニックではなく、心を読んだように見せる奇術」です。
「メンタリズムってなんなの?心理学じゃないの?」と思っている人は先に以下の記事を読むことをオススメします。
基本的には何らかのトリックが使われますし、この記事で紹介する手法も大部分はトリックによるものとなります。
また、記事中にコールド・リーディングの用語が出ますが、知らなくもほとんど問題はありません。
ちなみに、マジシャンやメンタリストが言う「下着」は基本的に女性のショーツのことです。男性用についてはそもそも色のバリエーションが少なすぎるので、盛り上がりに欠けると予想しています。
勝手な推測ですが、男性用であれば色よりも形状を当てた方が盛り上がるはずです。
(形状の方が種類が少ないにも関わらずです)
注意事項:
キモいです
覗きや盗撮は犯罪です
下着の色を当てる現象は観客によっては非常に不快感を伴う場合があります。
パフォーマンスの一環であることにより不快感が多少軽減される場合もあるにはありますが、少なくともパフォーマンス抜きで下着の色を直接聞いても許される関係性かキャラクターが必要です。もし、それが無いなら自分の評価を下げるだけなので、やるべきではありません。
もちろん、評価が下がることを気にしないとか、キモいと思われるのが好きな人は問題ありません。
あくまでも自己責任で行ってください。
また、覗きや盗撮は犯罪です。
下着の色を当てるのに最も手っ取り早い方法はこっそりと覗くこと(専門用語で「ピーク」)ですが、覗きや盗撮は犯罪であることを認識しておく必要があります。
状況は違いますが、盗撮で逮捕されたマジシャンもいますし、同業者がみんな違法な行為に手を染めていると思われるのも迷惑なので、違法行為には気をつけましょう…
成功体験?
後輩のメンタリスト(?)から女性とデートする際のアドバイスを求められたため、「下着の色を当てれば良いんじゃない?」と言った所、実行しそのまま女性と付き合うことになった、なんてエピソードがあります。
(※ 効果には個人差があります)
別の知人も異性とのトークネタとして使うことが多く、ここではパフォーマンスと言うよりは会話テクニックの飛び道具としての用途を想定しています。
詳しくは後述しますが、会話の流れなら外れてもダメージはなく、結果に関わらず好感度を測るバロメーター、或いはスクリーニングと機能するため、やはりナンパ用途で使うのが楽なんじゃないかと…
なお、パフォーマンスとして行う場合、下着の色を当てる必然性は全くありませんが、様々な手法が使えることもあり、素材としては使いやすいと言えます。
メンタリズムにおける色当て
好きな色を当てるとか、選ばれた色を当てるのはメンタリズムに於いて比較的ポピュラーな現象です。
色は無数にあるように感じるものの、「その色を思い浮かべてください」とか「その色の名前を答えてください」と聞いた際に出てくる色の種類はそう多くない、ちょっとしたデュアルリアリティになっているのも素材として扱いやすい部分だと言えます。
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