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はじめてのジモティー

我が家のリビングには、
角張ったローテーブルがあった。

子供の月齢も11ヶ月に差し迫り、色んなものをとにかくいじるようになり、このローテーブルで怪我しそうで危なくなってきたので、処分することになった。

以前、不要になった大きめの棚を地元のリサイクルショップに引き取ってもらおうとしたところ、人気がなくて売れないから引き取れないと言われ、結局自分でハンマーで粉砕して区へ粗大ゴミとして出したことがあり、それ以来、コスパを考えるとサッサと区で処分してもらった方が良かろうやと思うようになった。

今回のローテーブルは、妻が2年くらい前に勝手に購入したものだが、まだ美品と呼べるレベルであったので、今度は地元感の薄い大手っぽいリサイクルショップへ見積り依頼をしてみた。
結果、買取り不可で引き取りには5,000円かかると言われてしまい、キャンセル。
いや、絶対区に申請した方が安いだろ。
ならば、いつも通り区で粗大ゴミに出そうかと思ったのだが、何か勿体ないし、前から気になっていたジモティーに一度出してみようということになった。

初ジモティー、まぁ0円で投稿すれば1人くらいは問合せてくれるだろうと思い、写真を撮って基本仕様をのせて早速投稿。

するとまもなく、1人の方から是非譲ってほしい旨の連絡が届いた。
おぉ、早速見つかった!
とりあえず処分代浮いた!
と思ったら、次々と通知が。
そうこうしているうちに、気づけば譲渡希望者10人ほどから連絡をいただき、閲覧数も一瞬で200を超えていた。
怖い。
とりあえず初めに連絡をくれた方に譲ろうと決めていたので、他の方には取引不可の連絡を返信。
取引の相手はレンタカーを借りて翌日に取りに来てくれることになり、その日はフィニッシュ。

翌日、待合わせ場所へ到着の連絡が届く。
どんな人が来るのか。
チェーン振り回す系のモヒ漢など来たらどうしよう。
ソワソワしながら待合せ場所に行くと、礼儀正しそうな青少年と彼女らしき人が。
結局、めちゃくちゃ謙虚な方たちでとても気持ち良く引渡しを終えることができた。
その後、お互いの評価をして取引終了。
ちょっと緊張したけど、楽しかった。
それにしてもジモティーを見ていると、何でもタダで手に入ってしまう時代だなぁとしみじみする。
こだわらなければ、マジで0円で家電家具が揃い、新生活を始められてしまうではないか。
自分が学生の頃にこんな環境が整っていたら、さぞ最高だっただろう。
リサイクルショップも商売にならんのじゃなかろうか。

他の取引などを何となく見てみると、やはりドタキャンだったり難癖だったり、トラブルは少なくはないようだ。
評価って大切ですね。
凄いけど、少し怖い、ジモティー。

またひとつ勉強になりました。

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