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ちる箱コズミック レポート

2022年12月4日
CHILL CHILL BOX 9th WHITE BOX 朗読劇 コズミック・タッグ

ちるちるが主催の朗読劇に江口さんの再出演🎉
プレ・パラディーゾ開催の時は商業誌読んだことがなくて抵抗があったのでパスしていたけれど、現在は寧ろ商業しか読まないので、今回のお知らせ見て即申し込みしましたね、、、😌
配信も覚悟していたのにまさか自名義で両部当選!しっかり昼夜堪能してきましたよ🌟

まだアーカイブ期間なので、、、
ネタバレ注意⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️

︎︎︎︎☑︎声優さんの愛称で呼びます
︎︎︎︎☑︎他作品の匂わせあります
こちらがOKの方は是非とも読んでみてください♡


今回出演されていた声優さんのご紹介から!
若手編集者 早乙女智明役 西山宏太朗さん
BL漫画家 天堂まめ役 江口拓也さん
熱狂的ファン 綾小路光役 中澤まさともさん
まめ先生の兄 入江奨也役 阿部敦さん
少女小説家 山縣伊知郎役 波多野和俊さん
アシスタント 響礼音役 阪口大助さん
編集長 猪ノ嵜役 一条和矢さん

とんでもなく素晴らしいキャスティング🤦‍♀️
江口さん、西山さん以外はお初です。
ギヴン秋春に激重感情を持っているオタクなので、中澤まさともさんのお芝居を生で聞けるのかと思うと数日間眠れなかったレベルでした。

結論から言うと………

本当に両部見れてよかった。

この言葉に尽きる。
終始涙を流しながら楽しませて頂きました。
掛け合いの中で引っ張り、引っ張られ、化学反応が起きて台詞の意味合いが昼夜で変わる…。
シンプルなストーリーが、声優さん達の手によって鮮やかに色を付けられていく様子を見ると、やっぱり朗読って面白い。お芝居っていいなって思います。

キャストさん毎に感想をば。

編集長/一条和矢さん
第一声がいい声すぎてひっくり返りました。
言葉数が多い訳では無いのに、まめ先生や早乙女さんに与えるヒントが的確。仕事が出来て慕われる編集長素敵、、、そりゃ昇進しますよ、、、
まめ先生が「無理」ってSOSを出した時に、昼の部で最初聞いた時は鬼畜!!!!!!って思ったのに、夜の部になると愛だ……………ってなるんだから不思議。辛いこと、苦しいことを頷いて受け入れてあげて、それでも「信じているから」って背中を押してくれる人が居るのって幸せな事だと思うんです。
今後叫ぶ役も待ってますからね!🫣

山縣さん/波多野和俊さん
キャラデザ見た時に絶対この人好きだわって思いながら会場に行き、やっぱり好きだわ…って思いながら終演を迎えました。お声が想像のドンピシャ120%のところをついてきてもう胸がいっぱいでした。妖艶な長髪の男性……刺さります。
まめ先生が心を開いているから少し掛け合いが早くなる部分とか、注目してみると凄く繊細で楽しい会話だったなぁ。なんだかんだ面倒見てあげて、信じてあげて、居場所を作ってくれる存在って素敵。
前作にも出ているキャラクターとのことで!とても気になりました!!!!!

れいんくん/阪口大助さん
あまり阪口さんが出演されている作品に触れてきてないのですが、お友達が超絶お勧めしてたのでめちゃくちゃ楽しみにこの日を迎えました。
…もうね、びっくりするくらい刺さりましたよ。終演後1人で頭抱えたレベルです。
可愛い男の子からしか得られない栄養がある(断言)
れいんくん、毒舌だけど周りの事(以上のナニかも👻)ちゃんと見れるし、まめ先生大好きでリスペクトしてるし、ちゃんと怒れるし、蟹大好きで単純なとことか、本当に可愛くて素敵な子だなって。
まめ先生に「憧れを託す」って発言をしてたのが特に心に残っているかな。自分を卑下するとかじゃなく、単純にまめ先生を慕っているからこその発言だったと思う。
阪口さんがアドリブ楽しんでいらして、見ている方も凄くわくわくしちゃった。「あんまり遠くに行かないでくださいね」のシーンとか、🦀シーンのまめ先生とれいんくんの掛け合い、あまりにも可愛かったなぁ…。

綾小路さん/中澤まさともさん
いつもドラマCD等々でお世話になっております😌
今回応募した目的の1つでもあるなもさんのお芝居!もうそれはそれは良かったです。
綾小路さん、普段自分が思っていることをポンポン口に出すもんだから私のライフがどんどん削られていきましたよ、、、。誰かのファンでいることってめちゃくちゃ難しくない??
セリフで「僕は所詮ファンじゃないですか。それが不満なわけじゃないし、これからも推し続ける。だけど、先生の近くにいる訳じゃないから何の役にもたてない」みたいな発言をしていて思わず泣いてしまった。
ほんとにこれに尽きる。
オタクって所詮オタクなので推しとは本来関わりを持つことさえ出来ないんですよ。(私には無いけど)推しの近くで接点を持って何かが出来るならそれ以上に嬉しいことは無い。でも、たまに見える「SOS」に何も出来ることがないの。何かしてあげたいって思うのは烏滸がましい事かもしれないけれど、見えるSOSをスルーできるほど薄情じゃないし、こんな自分だけど何かって思ってしまう。
でも、こうやって苦悩して、心配すると周りからは「重い」「怖い」ってレッテル貼られるの。
善意100%の行為でも理解は得られない。なんだろうね、苦しいね。
そんなことを思いながら見てたりしました。
夜の部はアドリブいっぱいぶち込んでくれて最高だった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!ヤ○部に似た語感は思わず笑っちゃったし、トークコーナー部分の「アッ………尊い尊い尊い………………」が完全にオタクのそれでした。非常に共感度が高い🤝

お兄ちゃん/阿部敦さん
お兄ちゃんだよ〜👋のあべしが終始可愛くてにこにこしました☺️
エリート社会人お兄ちゃん、やっぱり常人とは違う思考をされていてちょいちょいぶっ飛んでるのが最高に良かった。
不器用だけど、それを自覚してちゃんと言葉にできるのって凄くない?なにか自分にもできることは!って探して、それで空回りしちゃうのもなんだか愛おしいよね。
お兄ちゃんがパートナーの方と、ご家族と幸せにこれからも過ごせますように。
トークコーナーで問題タイトル付けちゃうの最高でした🤣
是非ともあの枠に収まりきらないタイトルでまめ先生にアンソロとか出して欲しい笑

天堂まめ/江口拓也さん
今年だけで何度江口さんのお芝居を見て涙したんだろう。見る度に違うお芝居をされていて、本当に魅力的な人だなぁと深く思います。
昼の部はまめ先生が世界を遮断している方に重きを置いて役作りしていたんじゃないかと思ってます。自分が台詞を言わない時間でも肩が内側に入ってて猫背の状態が長かった気がする。お声もぽそぽそ喋る感じであまり音圧は感じなかったかな。優しさ、温和さが声から滲み出るような感じ。早乙女さんに心を開くまでも少し時間はかかってたけど、段階を重ねて「この人なら」って認識になっていったのかなぁと。早乙女さんを呼び戻してあと30分ください!って所の溌剌としたお声と表情が好きだった。🦀のシーン、お昼の方はシリアス感じで進んでて、自分のせいだって責める心情がありありと伝わってきた。
初めてまめ先生が編集長にSOSを出したとこ、「俺が書いてる漫画を俺が無理って言ってるのに、誰も諦めさせてくれないじゃないか。
だったらやれるとこまでやってやる。」みたいなセリフだったと思う。
私は創作活動って本当に身の回りの人に届く範囲でしかしていないから、公の場に立たざるを得ないような創作者ってきっとつらいことも苦しいことも沢山あるんだろうな。(実際、まめ先生はアニメ化に伴って世界に出ざるを得ない状況だったわけだし、早乙女さんに強引に連れ出されてるし。)
今までできたんだからきっと大丈夫!って言葉は絶対重荷になると思う。人の夢や希望を自分の手に託されるって怖い。
まめ先生の場合はそれが昇華した形だけど、そこで筆をおってしまう人は多くいるんだろうなあとも。

夜の部は昼の部に比べると、心を開く時間がはやかった?というか、台詞裏で台本を読み込む時間が長かった?昼のボソボソ喋る感じよりは言葉が聞きやすくなっていて、でも雰囲気は残っていて…みたいな形容し難い感じ。
夜の🦀シーン、「響たべすぎ、、、」ってちゃんとツッコんでてにこにこした。普段かられいんくんのご飯いっぱい食べて、2人で色んなお話してるんだろうなぁ。
お箸置いて部屋に戻るとこ、甘噛みして昼ほどシリアスに持っていけなかったのかな…?と邪推したのだけど、その分早乙女さんに畳み掛けていく場面がずっしりとしていて、会話がどんどんどんどん早く重く大きくなってた。掛け合いってこういう化学反応が起きるから面白い。相手が持ってきたものを全部壊して、圧倒して、引き出して、突き放したはずなのに相手の出てきた物を全部包み込むくらい優しくて。
あぁ、こういうお芝居をする江口拓也が好きだな。って、お話とは別の部分でも泣いちゃった。こういうお芝居見せてくれた後に、「先輩方からまだまだ学びたいことも、盗みたい技も出てきました。かっこいいなあ。」と発言できる江口さんはこれからどんなお芝居をするんだろう。
これから先も、貴方が役者でいる限り応援させてくださいと強く願わずにはいられなかった。
幸せくれて、さんきゅーです、、、!

早乙女/西山宏太朗さん
イベントの中の朗読〜みたいなのは何度か拝見したことあったけど、朗読劇としてのたろりは初めてでどんな感じなのか想像つかなかった…。
でも、蓋を開けて見てびっくり。超いい。
ラジオとか番組見てると会話回すの上手いし、空気読める人だしそつなくこなすんだろうな〜って思ってたんだけど、先輩方のボルテージのあがり方に合わせる為に作ってきたもの捨てて、引っ張られて、その場で必死に食らいついて行く姿に驚いた。江口さんにつられて涙していたのもびっくりした。掛け合いで人がまさにその瞬間伸びているのを目の当たりにした感覚、これからも忘れたくないな…。
たろり、台本読むんだけどきちんと顔を上げて客席見てくれるのが凄くいいなと思った。客席の空気読んでテンション変えるの凄くない…?
そして、天真爛漫!ちょっと強引な年下男子!みたいな色んな人をお日様が当たる場所に連れ出してくれる役がやっぱり合うね。少し内気で自己主張が激しくない子を演じているイメージがあったから、多少強引にでも場面を明るくする役がこんなにもハマるのはびっくりだったかも。本人の素に近いからやりやすいのかも?
今まで抱いていたものとは別の視点を持つことが出来た朗読だったなあ。
座長お疲れ様でした!!!!!!!
生きるって素晴らしい!!!!!!

改めてちる箱を見て感じたこと
出演者の方々がそれぞれのお芝居をぶつけて、会場で一つの作品を作り上げている姿を見ることが出来る場所はこれからも有り続けて欲しいと率直に。
メインのたろりや江口さんは他所でも多く拝見しているけど、2人のお芝居が存分に引き出されたお話でありお芝居だったと思う。
昨今は先輩として舞台に立つことも少なくない2人だからこそ、ベテランの先輩方のお芝居を吸収して作品をつくり上げていく姿を見ることが出来る貴重な機会だった。
このご時世になって以来、江口さんの口からはやく掛け合いのお芝居をしたいと事ある毎に聞いていたから、今回アドリブにいきいきと楽しそうに応えていく様子も見れて幸せだった。(Kiramuneのリーライでもアドリブは勿論あるけど、あの場は10年の信頼関係がある上での特殊なお芝居の場だと思うからね。)
会場のテンションに合わせてくれて、客席も巻き込んだ朗読劇を作ってくださるのはやっぱりベテランの皆さんの手腕だと思ったし、少しずつ情勢が回復しているのかもしれないと感じた。
客席から声を飛ばして反応をすることはまだ出来ないけど、笑いや拍手で汲み取ってくれるエンターテイナー達に沢山の感謝を贈りたい。

幸せで濃密で素敵な時間をありがとうございました。


長ーーーーーーーーーーー!!!!!!笑
書き始めたら止まらなくなりました(笑)

(誰に伝わるんです?このネタ)(気になる人は江口な拓也の日々精進ってブログを読んでみてね)


いかがでしょうか?!
少しでも作品が気になっている方に届いたらいいなぁと思っております🤲🏻´-
(12/6 3:11の江口さんのツイートが自分のレポにも共通する部分がある気がして頭を抱えました)

また次のイベントでお会いしましょう♡
ばいばいっ!👋

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