川口市の中卒が超雑把な知識でクルド人を解説


クルド人とは?

クルド人というのは中東のクルディスタンという地域に住む人たちのことで、クルディスタンとはクルド人が住む土地という意味です。
鶏と卵が同時スポーンした感じになりましたが、まあそんな感じです。
クルド人と言ってもクルドという国があるわけではないんですね。

もう少し詳しくクルド人

クルド人は3000万人ほどいると言われています。
そんなクルド人の大半はイスラム教徒で、キリスト教徒やヤジディ教徒などもいるようですが、かなりレアいようです。

クルド人の住むクルディスタンという地域はイラン、イラク、シリア、トルコに分かれており、トルコ国籍を持つクルド人は1500万人くらいです。

日本に来るクルド人はなぜトルコ国籍なの?

クルド人は、イラン、イラク、シリア、トルコの4カ国の人々がいますが、この4カ国のうち日本に来るのにビザが必要ないのがトルコ国籍のクルド人だけだからです。

かつてイランもビザが免除されていた時期があり、それは1990年代頃で日本がバブルだったので、イラン人が大量に上野公園に発生したことがあります。
しかし増えすぎたためほとんどが不法滞在だったイラン人は強制送還され、ついでにビザの免除も取り消されイラン人は激減しました。

ちなみに現在、日本に来るのにビザが免除されている国は約70カ国でその半分ぐらいがヨーロッパで占められており、中東ではトルコ、カタール、UAE、イスラエルだけです。

なんでクルド人は強制送還されないの?

イラン人が強制送還されたのは1990年代ですが2004年に法律が改正されて、難民申請をしている最中は強制送還をしないという法律ができました。
これは日本に逃げてきて難民申請をしているのに、それが事実かどうか判明する前に滞在期限が切れたら即強制送還はちょっとかわいそうなんじゃないか?ということで制定された法律です。

難民申請は時間がかかるため却下された人はほぼ不法滞在となり、仕事もできずに帰国するか強制送還するかの二択になるというつもりで作った法律だと思うのです。

しかし現在の不法滞在者たちは、難民申請をドローし、それが却下されるとすぐさま難民申請を再ドローしてターンを終わらせずに「ずっとオレのターン!」という強制送還されない秘技を編み出しました。

なぜクルド人は川口に集まり解体業をしているの?

もともとクルト人はヮラビスタンと呼ばれるほど蕨市に集まっていました。
これは理由ははっきりしませんが、蕨市が共産党色が強い地方自治体というのが理由の1つにあると思います。

そもそもなぜクルド人が日本に来て難民申請するかと言えば、トルコ人がビザなしで訪れることが出来る国は先進国では「日本」「ロシア」「韓国」くらいだからです。

初期のワラビスタンは逃げるように日本にやってきたため、当然日本語はしゃべれませんし、日本語がわかる仲間もいません。
そして、日本人はもちろん英語もクルド語も分からないため意思の疎通がほぼできない状態です。

意思の疎通ができないのでは、できる仕事は限られます。
そこで解体業です。
解体業ならば「ブッ壊せ!」だけ分かっていればオッケーです。
そうして必死に真面目に頑張ってブッ壊し続けた初期ワラビスタンはお金を貯めてついには起業をします。もちろん解体業です。

しかし蕨市は日本で一番狭い「市」であり、なんと市内全域がすでに区画整理済みという、おそらく日本で唯一の「市」です。分かりませんけど。
そんな蕨市には解体業を始められるような場所はありません。
そこでお隣の川口市です。
彼らは主に川口市の外環道の北側、まだそれほど開発が進んでなかった地域で解体業を始めました。
そういった起業クルド人を頼って、また別のクルド人が川口市にやって来て、難民申請無限ドロー!「ずっとオレのターン!」が乱発されるという悪循環に陥ってるのが現状です。

なので最近、再び法律が変えられ難民申請無限ドローが禁止技になりました。
難民申請は3回まで。そう法律で決まりました。

「僕クルド人。もう20年も難民申請し続けてているのに難民と認められません」とか言われましても(じゃあ難民じゃないんだろ……)としか思えませんのであしからず。

日本はクルド人を難民として認める?

その可能性は非常に低いでしょう。
クルド人がトルコで迫害されて日本に逃げてきた難民というのが事実であるかどうかは別にして、日本とトルコはそこそこ仲が良いので、日本がクルド人を難民として認める可能性はほぼゼロだと思います。
日本がクルド人を難民として認めるということは、トルコはクルド人を迫害している。
クルド人をトルコに帰国させるとその生命が危ぶまれる。
と日本が認めることになるからです。

少なくともトルコのクルド人が難民として認められるためには、世界中が眉をひそめるほどのトルコによるクルド人への迫害の証拠が出されなければ、今後も彼らが難民として認められることはないでしょう。

トルコはクルド人を迫害しているの?

それは残念ながら川口市に住む中卒のオッサンには分かりません。
しかしながら、先ほども言ったように、世界中が眉をひそめるようなトルコによるクルド人迫害の証拠は今のところありません。
トルコのような比較的開かれた国で少数民族の迫害や弾圧というものを隠し通すのは難しいように思います。

まあロヒンギャのように世界の誰からも目を向けてもらえない人たちもいますけども。

難民というのは超適当に言うと帰国させたら命の危険が危ない人のことです。
もちろん死刑囚や国際指名手配されているような犯罪者は別の意味で強制送還されますけど。

少なくとも現在の報道を見る限り、クルド人をトルコに帰国させたからと言って命の危険はなさそうに思えます。

トルコとクルド人は何で仲が悪いの?

仲が悪いかどうかはさておき、中卒が簡単にトルコとクルド人の関係を説明してみましょう。

昔々まだトルコという国がなかった頃、クルド人の住むクルディスタンという地域はオスマン帝国に属していました。
しかし、オスマン帝国の経営がうまくいかなくて倒産してしまい、オスマン帝国はなくなりました。
そしてクルディスタンはその後にできたトルコやシリア、イランやイラクに別れることになりました。

イスラム教国家でありながら、イスラム教と政治を分けた比較的ゆるゆるイスラム国家なトルコですが、少数民族には意外と厳し目でした。

それはトルコという国が、トルコ文化を持つトルコ人のための国というアイデンティティを持っていたからでした。
クルド人は、かつてはクルド語を書くことも口にすることも禁止され、クルド人としての文化を全て否定された上にトルコ文化を強要され反抗的なクルド人は容赦なく刑務所に送られるような時期もあったようです。

しかし、最近のトルコはEUに入りたいという野望を持ち始めたので、少数民族を弾圧迫害しているなどというのはイメージがすこぶる悪いので、少し優しくなりました。
クルド人としてクルド文化を持つことを認めクルド語を使うことも認められているそうです。
そしてトルコ国内のクルド人も選挙権を持っており投票することができます。
トルコの国政選挙は政党として得票率10%を獲得しないと議席を獲得できないという少数民族に厳し目ルールがありますが、それでもトルコにはクルド人政党が存在していますし、最近ではクルド人に限らずトルコ国内の少数民族の権利向上を謳う政党もあるようですし、クルド人政党以外のクルド人議員もいるようです。

ちなみにトルコの人口が8500万人でトルコ国内のクルド人が1500万人。
つまりトルコではえっと……トルコでは……えー、17人に3人がクルド人です。
意外と多いですね。

まあ、多少の差別ぐらいはあるでしょうが、トルコがクルド人を弾圧、迫害し、その命を奪っているということはないように思います。
したがって日本のクルド人をトルコに強制送還してもその命が危険にさらされることはないと思います。個人的な感想ですけどー。

ただ、例外はあります。
それがクルド人労働者党、いわゆるPKKと呼ばれる組織です。
PKKとトルコは非常に仲が悪いです。トルコはPKKに爆弾を落としたりしてます。
それぐらい仲が悪いです。
クルド人労働者党と言われると政治団体かと思ってしまいますが、彼らはトルコからのクルド独立を目指す武装組織です。銃とか撃ちます。
PKKとの関係を疑われた人は、とりま逮捕です。
クルド系政党の国会議員もPKKとの関与を疑われ、逮捕され議員資格を剥奪されたこともあります。







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