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TRISTEZA
2017年5月8日 21:05
呪い
呪い意味のない言葉でもあなたが囁けば呪文だった呪いはいつだって風のように低く優しいあなたの声がしたありきたりなメロディ奏でた後正午の月は海に攫われて堕落し、復活し、神になってあなただけを愛していくのだろうあなただけを愛していくのだろう
2016年1月18日 11:46
幸福定義
幸福定義作詞作曲:TRISTEZAあなた、あたしに言ったじゃない。必ず幸せにするからって。たくさんの愛を押し付けただけ。慣れた手付きで、あたしの前に立つあなたの少し照れた顔がずっと好きでぎこちなく触れた指先何よりも繋がっていた。ねえ笑ってよ。昨日みたいに。説明してよ、今の状況を!早く起きてよ。寝てちゃ分からない。あなたの言う「シアワセ」って何か教えて。幸
2017年5月1日 11:19
終
たった今、終わりが始まった美しい夜の配下を連れて透き通る星の群があなたのもとに手紙を届けるのも忘れてたった今、世界が目を開けたあなたはうっとりと足元を見るわたしは雪原にひとり佇む次はなにをすればいいの子供のように泣けないことを儚すぎる光にすがりついても仕方ないから虚しいだけだからどうかわたしの愛に気づいてたった今あなたは振り向いた風に消えたかすかな叫びを聞いて
2017年5月8日 21:23
DOUBT
なんだか泣けてきちゃうよ君が、僕が変わっていくこといや別にずっと変わらないものなんてないこと分かってる分かってる最近の君、なんかおかしい軸のズレを修正してきたけど最近の僕もなんだかおかしい信じられない信じ続けることはシラフじゃできない口内炎を舌で転がすみたいに君に触れてしまう僕らが見てきたのは愛じゃなかった多分もっと次元を超えている君に連れてかれるの許されなく
2016年1月20日 00:23
サテライト
サテライト作詞作曲:TRISTEZA息をするたび聞こえるのはあなたを目指すまぶしさの彩り響いてるでしょう?地平のかなたにわたしがひとつ愛する声が鏡からすり抜けて寄り添えあえるそんな時間を待ち望んでた強くここに根を張ってこの惑星になる閉ざされた海さえ泳いでゆけるやがてふたりは眠って化石になれるまでわたしは死んだりしない辿り着く場所もわからないこの夜が終わる
2017年5月1日 11:01
沈黙
全てがここにはあるそんな見え透いた嘘を述べて騙されていたこともふたりは気づかない朝霧の中を声のない鳥は飛び交い決意を翼に乗せてあの山を越えていく重ねた夢の数だけを頼りに辿れば虚しさは消せるのだろうだけど決して満たされることない廃墟で貴方と私は朽ち果てるまで踊り続けた目隠しをするその両手にくちづけをしたのは遠いあの日のことさえもバラバラになっていく気がして重ねた夢
2017年5月1日 11:14
宿世
砂漠の海辺で愛を見た貴方はただ夜を聴くふたりはなにも言うことなくそっと寄り添って静かに泣いた「このまま潮風に吹かれて、岩になってしまおうか」波が笑う貴方の声をひとつも奪われないように永遠はきっとここにはない永遠はきっと水平線白んでゆく空が咲いたとき海猫が境界を飛ぶとき永遠はここにあったと気づくのだろうどうすれば楽になれるのだろうふたりの答えはひとつだったいつも終
2017年5月1日 10:48
綺麗
落ちてゆく優しい空気に包まれて私は落ちてゆく重い金の装飾命のない造花器でしかない躰を置き去りにして私は落ちてゆくそうしてこの世に別れを告げたあと初めて私は綺麗になる
2017年5月8日 21:19
resonance
綺麗を装うこの身体壊すのはあなただけ恋わすのはあなただけ
2017年5月8日 21:16
アンドロメダの気流に乗って
私は夜を越える。狭い宇宙、電光を凌駕した速度で。
2017年5月1日 10:52
桎梏の雪
2017年5月1日 11:07
水没
少しだけの言葉を少し笑えるだけの言葉を浮遊する思考の道はまるで水底少しだけの嘘をついて少しだけの優しい嘘を甘く錆びゆく無機質な真実をゆっくりと確実に悪魔の夢に落ちていくゆるり ゆるりそしてたしかにあなたに恋をする
2017年5月8日 21:11
光を海へかえすとき