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日常の外出時には財布はいらない

はじめに

旅に出た時は、現金が必要になる場合がある。しかし、日常の外出時には現金は不要になっていることに気が付いた。スマホ(スマウォ)決済により、財布をポケットから出す機会がなくなってしまった。もう日常の外出に財布はいらない。

スマホ(スマウォ)決済

2020年、楽天ペイでスマホ決済を始めた。2024年現在、iPhoneで楽天ペイ、Apple WatchでQUICPayとICOCAを使っている。

現在、外出時の決済は主に楽天ペイを使っている。外出時は食品と日用品の買い物をする。楽天ペイが使えない店では、QUICPayを使っている。また、交通系はICOCAを使っている。

日常の外出時の決済は、iPhoneとApple Watchで完結している。そうなったのは、食品と日用品の買い物には、楽天ペイかQUICPayが使える店しか利用しなくなったからだ。

決済端末は2つ必要

先月、旅先でApple Watchが充電トラブルでバッテリー切れとなり、ICOCAを使うことができなくなった。そこで、iPhoneに予備として入れていたもう1枚のICOCAを使った。Apple Watch、iPhoneどちらかが使えなくなっても決済できるよう、お互いにバックアップできるようにしておく必要があることを学んだ。

(太字は各デバイスのメイン決済)

  • iPhone:楽天ペイ、QUICPay、ICOCA

  • Apple Watch:ICOCA、QUICPay

iPhoneとApple Watchの両方とも使えなくなれば、全ての決済ができなくなる。しかし両方とも使えなくなる確率は低いので、Apple WatchとiPhoneを携帯していれば一方が使えなくなっても大丈夫だろう。

財布は非常時アイテムの入れ物

財布(小銭入れ)に、千円札2枚、100円玉4枚、50円玉1枚、10円玉4枚を入れている。紙幣は非常時用。硬貨は自販機用。

ところが、最近は自販機に硬貨を使わなくなった。それは、iPhoneのCoke ONアプリが使える自販機以外は利用しなくなったから。なお、Coke ONアプリは楽天ペイで決済している。最近はCoke ONの自販機以外でも楽天ペイが使える自販機が増えてきたので、ドリンクの選択肢が広がっている。(楽天ペイに拘っているなぁ)

財布の中には自宅の玄関ドアの鍵も入れている。この鍵はこれまで一度も使ったことがない。玄関ドアはスマートロックなので、iPhoneまたはApple Watchで開錠している。スマートロックまたはiPhoneおよびApple Watchのトラブル時のために、リアル鍵を財布の中に入れているのである。

紙幣、硬貨、玄関ドアの鍵。財布は非常時アイテムの入れ物となっていた。

財布に代わる非常時の対処

外出時の持ち物を減らしたい。非常用となってしまった財布は持ちたくない。財布に代わる非常時の対処を考えた。

現金が必要な状況になれば、iPhoneのゆうちょ通帳アプリでゆうちょ銀行ATMから引き出すことができる。しかし、なんらかの理由でiPhoneが使えない状況になれば現金は引き出せなくなる。さらにApple Watchも使えない状況になれば、外出先からの帰宅に交通機関を利用できなくなる。日常の外出先は3時間程度で歩ける距離なので問題ないが、日が暮れたり雨が降ったら辛いし危ない。

玄関ドアのスマートロックが使えない状況になれば、リアル鍵がないと困る。自宅から締め出しを食う。

外出時には必ず決まったザックを使っている。ザックの隠しポケットにはAirTagを入れている。千円札2枚とリアル鍵を一緒に入れておくことにした。

非常時アイテム

おわりに

結果的に小さな断捨離となったが、必要なものと不要なものを見極めることができた。そして、最も嬉しいのは外出の都度、財布を意識する必要がなくなったこと。財布から解放されて気持ちが軽くなった。


この記事を書いて、自分は時代に流され、スマホ決済に振り回されているのかもしれないと感じた。日常生活でiPhoneはほぼ外出時の楽天ペイ決済専用端末となっている。それ以外の機能でたまに使うのはカメラくらい。iPhoneを決済専用端末としてみた場合、軽量コンパクト性から考えると、従来から使っている財布の方が小さくて軽い。以前の楽天Edy付き楽天クレカ、PiTaPaカード、小銭をこの財布に入れて使っていた頃が、最もミニマルだったように思う。


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