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高尾山で裸足登山をやってみた

青春18きっぷを利用した東京短期滞在でのメインイベントである「高尾山 裸足登山」を行った。

裸足登山の前日まで

東京ではホテルに3泊した。

1日目の夕方に皇居周りを1周だけ走った。2日目の朝、昨日の皇居ランの影響なのか、お尻からハムストリングにかけて軽い筋肉痛があった。ふくらはぎにも軽い筋肉痛を感じた。昨日はわずか5kmを走っただけなのに筋肉痛が出たことを不思議に思ったが、旅ラン「アワイチ」を断念してから走らなくなって2ヶ月振りのランだったからだ。東京短期滞在までに神戸で事前に走って足を慣らしておけばよかったなぁと思った。

2日目に予定していた「横十間川・水辺の散歩道ラン」は東京に来てから気持ちが変わった。10年前に走っていたコースをもう走りたいとは思わなくなっていた。 明日のメインイベント「高尾山裸足登山」に備えて足の休養をした。

裸足登山の当日

3日目の朝、お尻からハムストリングにかけた軽い筋肉痛は消えていた。ふくらはぎの軽い筋肉痛は昨日と同じくらい残っていた。

工程

  • 登り【裸足登山】:6号路(びわ滝コース)(距離3.3km)

  • 下り【サンダルトレラン】:稲荷山コース(尾根コース)(距離3.1km)

神戸でのローカルコースの有馬温泉〜六甲山頂と同じように、登りは裸足で歩き、下りサンダルで走る。高尾山の当日工程は六甲山のローカルコースより片道1kmほど短い。

登り【裸足登山】

京王線 高尾山口駅前のセブンイレブンでアクエリアスとゼリーを調達した。
アクエリアスは500mLのフラスク2本に入れ、空きボトルのゴミはゴミ箱が探せなかったのでセブンイレブンで引き取ってもらった。

補給食、給水準備

ゼリーを補給しながら、6号路の登山口に向かう。ケーブルカーの清滝駅の左側に稲荷山コースの登山口があった。そこから少し歩くと6号路の登山口に到着。ここでサンダルを脱いだ。

6号路の登山口
サンダルを脱ぐ

登山口から小石の道で始まったが、足裏に優しいことに驚いた。人が多く歩いているので小石の角が削れて丸まっているのだろう。

平日だというのにハイカーが多い

6号路の登山道は全体的に地面が濡れているところが多かった。6号路は小川沿いを歩くコースになっている。登山道から小川に降りやすいところが数カ所あり、2回ほど小川に降りて足を入れた。冷たくて気持ち良かった。

小川沿いを歩く
小川で足を冷やす

稲荷山コースへの分岐点から、水が流れている沢を歩いた。シューズを履いている登山者は水を避けて沢の横を歩いていたが、自分は裸足のメリットを活かして水の中をジャブジャブと歩いた。気持ち良かった。

稲荷山コースへの分岐点
沢を歩いた

頂上付近は木の廊下と階段だった。自然の木は足裏に優しいが、このような木の加工物はトゲや釘に気を使うので苦手だ。

木の廊下と階段

6号路の出口でサンダルを履いた。そこから舗装路を5分ほど登ると高尾山頂上に到着した。6号路登山口から山頂まで54分かかっていた。

高尾山山頂

これまで六甲山で足裏に厳しいガレ場やザレ場を経験しているので、やや物足りなさがあった。しかし、初めて裸足登山をする人には高尾山の6号路は適したコースだと思う。

下り【サンダルトレラン】

稲荷コースは6号路より登山者が少なかった。頂上付近から木の廊下と階段が長く続いた。残念な気持ちになった。この木の廊下と階段がなければ、6号路より道幅が広くて良いコースだと思う。高尾山は多くの人が訪れることもあり、登山道の荒廃を防ぐ対策だろう。

木の廊下
木の階段
木の階段

稲荷コースの後半は走りやすい路面だった。走るのを楽しんでいると写真を撮るのを忘れたので写真なし。

ケーブルカーの清滝駅が見えてきて、稲荷コースの登山口にゴールした。山頂から稲荷コースの登山口まで39分かかっていた。

下山後

登山の前に、ふくらはぎに軽い筋肉痛が残っていたが、登山とトレラン時には全く気にならなかった。

高尾山口駅の駅前広場に水道がありバケツとブラシが置いてあった。そこで一人のハイカーが靴の泥を落としていたので、自分もそこで足の裏を洗った。

水道で足の裏を洗う

足裏を洗った後、足裏のヒリヒリ感や足の筋肉の疲労感はなかった。裸足登山としては、やや物足りなさを感じた。距離がやや短かったこと。路面が足裏に優しかったこと。木の廊下と階段が多かったこと。そしてハイカーが多かったので、いつもよりペースが遅かったことがその理由だろう。

着替えは京王線の駅舎内の多目的トイレを利用させて頂いた。

まとめ

高尾山の6号路の登りで裸足登山を行った。初めて裸足登山をする人には高尾山の6号路は適したコースだが、自分の足裏には六甲山が合っていると感じた。

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