トレイルランに参戦するために、今の自分に必要な事①

前回の記事は、上越妙高での大会で自分がどうだったかを、時系列順にまとめてみた。

今回はそれを踏まえて、改善の為に必要と思う事を書いていきたい

まず痛感したのは、初心者だからこそ、時間のノルマはきっちり決めよう、という事だ。

トレイルランを走り始めてから、僕は基本的に「順位やタイムには拘らない。時間内で完走できればいい」と思ってやってきた。
この考えが、まず2大会連続着外という結果に終わった原因だと考えている。

誤解の無いように言っておくと、「順位に拘らないなんて生温い!勝つために走れないなら出るな!」という事ではない。

元々自分はそういう押しつけが嫌で登山を始めていたし、トレイルランに参加した今でも考えは変わらない。

ただ、重要なのは「タイムに拘らない」という事は、自分の走るペースが掴めない、という事でもある。

自分なりに「この時間内にゴールするぞ!」というのを決めておかないと、各エイドを通過する時の時間も、その為にはしる際のペースも、全て当日の自分の調子で変わる事になる。
例えば、元々37mを走る実力を持っている人が、今日のレースは景色を楽しむのを優先しよう、と考え、その為に順位には拘らないぞ、というのであれば問題ないと思う。

が、そうではなく、自分のような、時間的にも走力の上でも、ギリギリのラインに居る場合は、何時までにゴールするかを先に決め、そこから逆算して、各ポイントを何時までに通過するかを前もって決めた方が良い。

正直、自分はレベルが低いうちにそんな事をしても無理だ、と思っていた。
ペースだの、タイムだのというのは、もっとレベルが上に行ってから考えればいいと。

そうではない。

少なくともトレイルランの場合、レベルが低いからこそ、時間内完走の為に、目標をキッチリ定めないと駄目なのだと思う。


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