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男性育児休業の何がつらいか

4ヶ月と20日目。

子どもは順調に大きくなり、あーうー言って喋ろうとしてくる姿はなんともいじらしい。
それに反して長時間の抱っこは腕や腰にかかる負担が大きくなり、だんだんと身体的疲労も増えてきた。

うちは子ども1人を夫婦2人で世話をし、2人とも1年間の育休とっている。
子ども園に入れるまでは、妻の育休を延長する予定。

2人で世話できるなら楽勝…なんてことはない。
2人は最低限で、あと1人目があったらできることは急激に増える。

うちは母乳育児で、出産のダメージケアのため、母乳をあげる以外のことは僕が担う。
買い物、3食食事の用意、作り置きづくり、たまのミルクつくり、食器洗い、床掃除、洗濯、こどものお風呂、ベッドメイク、おむつ替え、泣いたらあやす、吐いたら拭く、おしゃべり、家中を子ども仕様への模様替え、子ども園の調査・見学、月齢に合わせたベビーグッズの調達…

あげれば本当にキリがないし、ここまでやっている人は他にいるのかと疑問にさえ思ってきた。

そんな中、休業3ヶ月目で思うのは、孤独感、孤立感が増すということ。

女性は出産と休業がセットである(しないと身体が回復しない)ので、世の母親はみな経験者である。
一方で、休業したことのある父親はどれほどいるのだろう。
生後4ヶ月を家族3人で24時間を過ごす家庭が日本にどれほどいるのだろう。

父親には、誰にも相談ができないのである。
しかも社会といったん離れている。

最近はニュースでも男性育休が取り上げられ、最低5日とか、10日とか、1ヶ月とか言われ始めている。
正直それくらいの期間であれば、孤独感までは味わうことはないと思われる。
育児に没頭する前に仕事に戻れるはずだから。

子育ての方針にしても、妻は世の先輩方からいろいろと聞くことができ、それをうちにも反映させられることはありがたい一方で、僕としてはいわば言いなり。

男性"育児"休業というが、子どもの世話よりも妻を世話する時間の方が長いので、もはや主夫である(ミルク育児ならまた感覚は違うかもしれない)。

日々子どもの成長はみれるが、頭の使い方が主夫なので、社会復帰が本当に恐ろしくなる。
今のうちに転職先も探しておいた方が良いかもしれない。


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