樺沢 紫苑 著『集中力がすべてを解決する』を読んで
異業種から転職してはや3ヶ月。
私は自分の頭に異変を感じていました。
これまで私は自分の技術力を武器に
機械や電気機器の修理や保全
の仕事をしていました。
最近は心理学やコミュニケーションの分野に
興味を持ち、学んでいくうちに
お客さまと直接コミュニケーションができる
営業職に興味を持ち始めました。
11月に技術営業として今の会社に入社し
3ヶ月が経とうとしていました。
時が経つにつれ少しずつ、
上司から任される仕事も増えてきたのです。
すると、ある日
「来週お客さんとアポだから資料作りの続きをしないと」
「あれ?あの資料どこに保存したっけ?」
自宅で仕事中、少しパニックになってしまいました。心がそわそわしていて、落ち着かない。パソコンに保存した資料の格納場所が分からなくなってしまったのです。
結局、最終的には資料の保存場所は思い出しましたが
その日は全体的に仕事の進みも悪く
あまり良い一日とは言えませんでした。
精神科医の樺沢紫苑先生の新刊『集中力がすべてを解決する』(SBクリエイティブ)では、脳疲労について次のように書かれています。
毎日11時まで仕事はしていませんでしたが
営業という慣れない仕事と人前で話すという
ストレスで一時的に脳疲労状態になっていたのです。
睡眠時間は7時間30分以上取れていました。
改善すべきは、睡眠の「質」だと気づいた私は
本書に書かれてある「リラックスのゴールデンタイム」
の過ごし方を実践しました。
寝る前のお酒を控え、アロマバスに入ってみたり
フォームローラーというストレッチ器具で背中や脇腹をほぐしたり。
そうすると、少しずつですが慢性的な疲れが解消されていきました。
本書では、私のように「脳疲労」になってしまった場合の対処方法だけでなく、集中力の高い状態を維持する方法、集中力の敵であるストレスとの
向き合い方など多くのノウハウが収録されています。
不調な状態が続いている人だけでなく
もっとパフォーマンス高く仕事したいという
向上心の高い人にもおすすめしたい一冊です。
樺沢先生、私を脳疲労から救ってくれて、ありがとうございました。
繰り返し本書を熟読して、絶好調の私を作れるよう試行錯誤していきます。
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