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『マンガでわかる「神・時間術」』感想

2017年に発売された
『脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術』が発売から6年の歳月を経て

先日マンガ版である『マンガでわかる「神・時間術」』が発売されました。

当著書は「睡眠時間を削って仕事をしてしまう」くらい忙しいビジネスマンほど読んでほしい一冊です。


数年前の冬、時間と仕事にも追われていた私は、毎晩0時過ぎに帰宅し
就寝時刻は2時過ぎ。睡眠時間を削る生活を日常としていました。

月の残業時間は70時間を超えていました。
翌朝起きるのは、6時。睡眠時間4時間では、疲れは当然取れるはずもなく、常にだるさと眠気との闘いでした。

この悪循環を断ち切る方法を必死で模索していました。

「睡眠時間を削ることは、よくない」

このことはなんとなく頭では理解していました。
しかし、目の前に仕事の課題が山積み状態。

仕事の課題の解決と睡眠時間を天秤にかけて、仕事を選択していた当時の私は、それが最善の策であろうと必死に考えていました。

睡眠時間を確保しない私は、悪循環が進み、ついには体調を壊し、最終的には仕事もまともにできなくなってしまったため、職場から離れることを決意しました。

当著書でも上司によく叱られるヒロインがまずはじめに睡眠不足を改善して、時間術を習得していきます。

睡眠不足の心身への影響は命に関わるくらい大きいんです
睡眠不足だと脳の機能が低下して死亡率は5.6倍!!
仕事の効率も落ちて余計仕事をしなきゃいけなくなるんです!!

『マンガでわかる「神・時間術」』P.14より


当著書は、もととなるビジネス書『神・時間術』の重要なエッセンスを余すことなくストーリーに乗せて伝えてくれています。

このストーリーと結び付けていることで、より記憶に残りやすく覚えやすいという利点があります。

また、時間術の手法はヒーローの『必殺技』となり、より記憶に残りやすいよう構成が練られています。

当著書を読んで私が実践したのは、締め切りを自分で決める『デッドライン・ラッシュ』と『フォーユー仕事術』を組み合わせた『ギブタイム・ラッシュ』です。

相手から提示された締め切りの2日前に提出して相手と自分の時間を捻出します。
自分のモチベーション保ちながら、仕事の成果を上げるため、自分で設定した目標を達成できたときは、ご褒美を用意しています。

具体的には、アフターファイブの映画や、サウナ、午後から休暇を取って家族とのお出かけやイベントへの参加などをして「遊びと学びの両立」を図っています。

社会人生活にまだ慣れていない、1~2年目の社会人にこそ当著書を読んでもらいたいと心から思います。
私の職場にも2年目の若手社員がいますが、平日残業続きでアフターファイブを楽しめていないようなので、当著書をプレゼントしたいなと考えています。

「時間」は一般的には何物にも代えがたいものだと思われがちですが、時間を投資すれば健康もお金も人間関係も充実したものにできます。
そして、「時間術」こそ、時間を最小リスクで投資するための手法なのです。

私はこれからも時間術を駆使して、人生を楽しめるスーパービジネスマンになることをここに誓います。

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