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才能探しの旅にでませんか?

あなたの"才能"は何ですか?

このような質問を受けて、あなたはどう答えますか?

「ピアノの才能がある」「走るのが速い」「絵を描くのが上手い」「字が綺麗」「PCのタイピングが速い」「人を笑わせるのが得意」

他にもさまざまな答えが返ってきそうですね。

一方で「私なんて他人と比べて優れている才能なんてない」と答える人も一定数いるのではないでしょうか?

先日発売された八木仁平さんの『世界一やさしい「才能」の見つけ方』を読んで「才能」に対する考え方が180度変わったので、シェアします。

人よりうまくできることが「才能」である
「資格」や「スキル」が重視される
「なりたい自分」になろうとする
努力は必ず報われる
成功者から学べば成功できる

当書では、これら才能に関しての「一般論」は
すべて"否定"されています。

では、何が才能なのか?
この問いに対して当書ではとてもシンプルな答えが示されています。

才能=「つい、やってしまうこと」

才能を見つけるときには、他人と比べる必要は一切必要ありません。

自分が「つい、やってしまうこと」であれば、それが才能です。
言い換えると「自然とやっていること」でもあります。

p.30より引用

当書では、読者に「才能の発見」をしてもらうことを目的としています。
読者は本を読み進め、簡単なワークをこなしていくうちに、自分の才能に気づき、活かし、育てることが自然とできるようになります。

クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンという言葉があります。

一般的には、他人と会話するとき、選択肢の中から選んでもらうクローズドクエスチョンよりも、より具体的に相手のことが知れて、深掘りしやすいオープンクエスチョンの方が良いとされています。

ただし、これは会話を広げる目的に限ったことであり、自己分析をする場合は、選択肢から選ぶ方が断然楽です。

当書で最も優れていると感じたのは、このオープンクエスチョンの簡便さを利用した「才能の具体例1000リスト」です。

才能の具体例が1000個もあり、それに「YES」か「NO」で答えるだけで自分の才能を見つけることができます。

大事なのは、これまでの経験を棚卸して自分の才能と紐づけること。より具体的であり、同様の経験が複数あるとさらに良いとされています。

最後に、当書は自分の才能や強みがわからない、仕事をしていて「なんか違うな」と感じている人に是非読んでもらいたい本です。

自己理解を深めることで、働きやすい場所で自分の才能を活かして働ける人がひとりでも増えてくれたら嬉しいです。

今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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