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#25 謹賀新年。

 2024年、新しい年を迎えた。さて新年の初練習はそこそこにして・・・。昨年クリスマスの初演『りんりんコンサート』の反省会&新年会をしようと、みんなで近くのファミレスへレッツゴー!食事をしながら、私達の初演を振り返る。
 メンバーのiさんは、初演の場となった幼稚園で働く保育士。私達のささやかなハンドベル演奏は、予想をはるかに上回り、観客にとても強いインパクトを与えたと話してくれた。とある女児に関しては、初めて耳にするハンドベルの音があまりにも印象的で、『きよしこの夜』を聴きながら、感動のあまりその場で涙が止まらなくなったという。また園長先生は、
『せっかくだから、クリスマスだけでなくもっと他のタイミングでも聴かせてほしい。何なら地元の新聞社に声をかけて取材に来てもらおうか?』
などと、冗談を交えながらも『りんりんコンサート』の展開を考えて下さっている。

 ありがたいことに、市内の老人ホームなどからも依頼演奏のお声をチラホラいただくこととなり、私の創作意欲も右肩上がりにアップ(笑)。それならオールシーズンに対応できるレパートリーを早急に用意しなくては。

 幼稚園のこども達が観客ということで、司会担当の私は、子供向けの言葉で楽しく話しかけるようなシナリオを用意していた。演奏曲目に関するワードを引き出すべく、身振り手振りのジェスチャーを交えながら、次の曲まで繋ぐために園児と会話をしてみる。
『クリスマスと言えば、思い浮かぶもの、なぁーんだ?』
『・・・。』
恥ずかしいのか、または本当に思い浮かばないのか、反応がない。こちらが期待していたワードは、トナカイとサンタなのだが・・・。
『🎵赤鼻のトナカイ』と『🎵あわてんぼうのサンタクロース』にトークを繋げたいが、ひとつもワードが引き出せないのである。困った💦

しばらくして、ある男の子が手を挙げた。
『はい、クリスマスと言えば、ピザ。』

 おぉ〜、クリスマスワードに『ピザ』が出てくるとは‼️意外なクリスマスワードに時代のギャップを感じながら、話をピザからトナカイに無理やり繋げてその場を乗り切ったことは楽しい経験となった。(ウチの夫とnさんのご主人様を園児と見立てて行ったリハーサルの様子は、今思い出しても笑いが止まらない・・・笑)

 総監督(兼、雑務全般担当💦)であるウチの夫に更なるレベルアップを要求され、iさんもnさんもますますやる気を出している。次回の練習日が今から楽しみだ🎵 

 さて、福祉施設用の演目は何にしようかな?

折り紙で作ったハンドベルを園児にプレゼント🎁

 


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