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417位:Ornette Coleman 『The Shape of Jazz to Come』(1959)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)

 このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂されたローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。

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418位:Ornette Coleman 『The Shape of Jazz to Come』(Atlantic, 1959)

<ローリングストーン誌による解説(翻訳)>
 オーネット・コールマンのサウンドはかなり独特で、彼はキャリア初期のライヴで観客の1人にテナーサックスを投げ捨てられてしまった。それがきっかけでコールマンはアルトサックスに転向し、フリージャズのパイオニアへとなっていく。フリージャズでは、コードやハーモニーは否定され、どのプレイヤーもリードを取ることができる。初めてフリージャズに触れた者はこの音楽に不愉快さすら覚えたが、彼の「自由さ」は故郷テキサスのゴスペルやブルースの魂の解放に由来するものだった。アントランティック・レコードから出た最初のアルバムでの彼の音楽は忙しくも感情豊かで、特に、一度聴いたら脳裏に焼き付いてしまう“Lonely Woman”ではそれは顕著だ。
(翻訳:辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。

<ランキングに関するデータまとめ>
【2020年度版】
同アルバムの今回順位:417位
同アーティストのランクイン枚数:1枚
【2012年度版】(前回版との比較)
同アルバムの前回順位:248位
同アーティストのランクイン枚数:1枚


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