ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 (2020年改訂版)

499位：Rufus, Chaka Khan 『Ask Rufus』(ABC, 1977)

＜ローリングストーン誌による解説＞
ソウル・ミュージックにおいて最も熱量あるシンガーの1人だったChaka Khanが中心になって、Rufusは彼らの70年代半ばのサウンドを、鈍重で、ギターが散りばめられたファンクの上に確立させていた。しかし16カ月間のスタジオ・ワークに取り組んだ後に彼らが世に送り出したこの「Ask Rufus」では、曲のアレンジに息遣いのための余白が多く与えられており、これは90年代ネオ・ソウルの軽やかで緩いアレンジを予感させるものだった。Khanは、縦乗りの "Everlasting Love "から、横乗りの "Better Days "までを滑らかに歌い上げ、ファンはこの技術を高く評価した。グループは「Ask Rufus」で初のプラチナ・レコードを獲得している。
(翻訳：辻本秀太郎、 原文へはこちらから)

＜ランキングに関するデータまとめ＞
【2020年度版】
同アーティストのランクイン枚数：1枚（本作は上から1番目)
【2012年度版】※前回版との比較用
同アルバムの前回順位：掲載なし
同アーティストのランクイン枚数：掲載なし