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杉山一樹に関する雑感

今回は杉山投手に関してです。 SNSでよく見かける「変化球の制球が悪い」のような意見への私なりの考えや何故成績を残し切れないのか、理想のピッチングなどについて述べていきたいと思います。 □各変化球について杉山選手は「フォーク・縦スライダー・カットボール・カーブ」の4つの球種を持っています(何故か、上のデータに出てこない球種もありますが。)まずは、それぞれの球種について軽く説明したいと思います。 ①フォーク 最強のボールです。一時期上手く落とせていなかったですが、7/22

    • 7月30日西武戦の初回、対山川の配球について考える。

      今回は7月30日に行われた埼玉西武ライオンズ戦の初回の「対山川」への配球について個人的な意見を述べていく。1死1.3塁の場面、迎えるは4番山川。前日3安打(内1本はホームラン)4打点とまさに後半戦初戦からエンジン前回という状態。打たれると相手のペースに、そして山川自信もよりノッていける場面だ。が、結果はフォークを4球続けての4球目を捉えられあわやホームランのフェンス直撃タイムリーツーベースで先制を許してしまう形となった。 SNSでは「調子の良い4番打者に同じ球を続けてどう

      • 雑感。

        ▫️杉山一樹投手について 変化球が今年見た中で1番良かった。特にフォークボールはストライクからボールに出来てて、打者も振りまくっていた。144km/hぐらいの球速を出しながらジャイロ回転で落ちていく変化量を維持できていたのは次回登板には繋がりそうだ。それと割合こそ少ない(すぎるぐらい)のカットボールでもカウントを稼げていた。ネットを見ると「変化球の練習を…」との声があったが、誰がどう見てもフォークやカットボールでカウントを稼げていた。カーブのような球種も多く投げていたが、今日

        • 7回2失点は合格とは言えないのではないか。

          東京ヤクルトスワローズの優勝で幕を閉じた2022年交流戦。3タテすれば優勝の可能性もあったなかでの3連敗、手も足も出ませんでしたね。ここでは書ききれないぐらい随所にヤクルトとの「差」を感じましたね。オスナの洗練されたタッチプレーや中村悠平の徹底された配球、村上を初めとした打者のアプローチ…など。”令和の野球”を席巻していくチームの1つであることに間違いないと思わされた3試合でした。東京ヤクルトスワローズさん、交流戦優勝おめでとうございます。 ▫️求められるべき姿 3連勝す

        杉山一樹に関する雑感

          完全なる感覚派からの卒業

          この男、本当に凄い。かつて「ハンマー投げ」や「.267」とファンから揶揄された男の姿はもう無い。その全く逆で、持ち前の積極性を消すことなく自分が打つべき球をセレクトしながら難しい球やボール球へ手を出すことが極端に減り、今や打線に欠かせない男となった。今チームがこの位置に居られるのは彼のお陰と言っても過言ではないだろう。 ▫️牧様の凄さ 彼の凄さ。それは物怖じせず初球から手を出していけるところだろう。彼が一気にブレイクした2018年の初球をスイングしての打率は当時9月12日

          完全なる感覚派からの卒業

          投手についての雑感。

          自称投手オタクである私が最近試合を見てて感じること。 「投手、もっと考えたらどうなのか」 これです。投手はもっと自分でどうして抑えていくかやその状況を瞬時に考え何(どの球種)が最適解なのかを考えられる力を養うべきでしょう。 ノーヒッターマダックスを達成した東浜は特にそれができています。昨日は打球があたり3回での降板にはなりましたが、躊躇なく捕手のサインに首を振り投げていました。(なんだか、予め投げたい球の握りをして首を振っていたとの情報も耳にしました。)捕手のサインを過

          投手についての雑感。

          東浜のノーヒッターマダックスについて

          すごく「今更かよ」と思われるかもしれませんが、なんだか書きたくなったので、東浜のノーヒッターマダックスについて書いてみます。 □達成の要因  ノーヒッター自体が凄いことなのは皆さん周知の通りですが、それを100球以内のマダックスで達成しているわけですからね、自分の語彙力を疑いたくなりますがこれは本当に「凄い」ことなんです。では何故「ノーヒッターマダックス」を達成することが出来たのか。 1:西武打線 2:東浜の配球能 3:守備力 実際に試合を見ていて、この3つが主な要因だ

          東浜のノーヒッターマダックスについて

          鶏胸肉を愛してやまない男の四年目

           明けましておめでとうございます。ざきです。昨年は贔屓チーム(福岡ソフトバンクホークス)は4位に終わる非常に残念なシーズンでした。まあ、その、これまでのツケがまわってきたのかな〜と思ったり思わなかったり。。。今年は指揮官も変わったことですし心機一転、心を入れ替えてV奪還目指して頑張って欲しいですね。  今回は、久しぶりにちゃんとしたnoteを書いてみようと思います。ご本人様にも許可を頂いての執筆になるので本当に真面目に書いてみます。その主役は「杉山一樹」投手です。 1、こ

          鶏胸肉を愛してやまない男の四年目

          まるちゃん、もしかしたら千賀かもしれん!

           こんにちは、ざき、です。最近モンハンライズの動画を見ることにハマってます。太刀、めちゃ強いですよね。別にライズやってる訳じゃないですけど、なんか見ちゃうんですよね。あ、ちなみに私は最近になってモンハンXXを買いました。ブレイブ太刀強すぎて、もう楽しいですよ。と、まあ無駄話はここまでにして、今回はまるちゃんこと「ニコラス・アンドレス・マルティネス」についてのnoteです。思いつきで書き出したので内容は酷いと思いますが、お許しください。 1、まるちゃん、千賀説 いきなりぶっ込

          まるちゃん、もしかしたら千賀かもしれん!

          縁の下の力持ち:自慢の中継ぎスタッフ

          こんにちは、ざき、です。何とか千賀ショックを癒すことに成功し今は楽しく野球を見ています。さて今回は現在首位を走るチームの原動力となっている自慢の中継ぎ陣に関してのnoteになります。 *今回もですが、にくさんに画像を頂戴致しました。そろそろお金払った方が良いんじゃないかと思ってます。いつもありがとうございます。 1、中継ぎスタッフの顔ぶれ現在の中継ぎ陣は守護神の森唯斗と現役最強セットアッパーと呼び声が高いリバン・モイネロを筆頭に2017年に最優秀中継ぎ投手賞を獲得した岩嵜

          縁の下の力持ち:自慢の中継ぎスタッフ

          「何故、私が千賀滉大を推すのかと言うと」②

           こんばんは、ざき、です。前回は主に千賀投手のこれまでの歩みについての内容でしたが、第2回は主に千賀投手のピッチングについてになります。変に難しい内容にするつもりではありませんし、データ等も使いませんので安心してくれたらと思います。では、見ていきましょう。 1、今季のピッチングスタイル 千賀投手と言えば「速いストレート」と「お化けフォーク」で有名ですが、近年では「スラッター*」と言う球種の習得によりピッチングの幅を広げています。昨年は自慢のフォークボールの制球が不安定という

          「何故、私が千賀滉大を推すのかと言うと」②

          「何故、私が千賀滉大を推すのかと言うと」①

           こんにちは、ざき、です。今回は以前から書いてみたいなと思っていたnoteに挑戦してみました。書きたい事が多すぎたので2回に分けて公開する予定です。第1回は「千賀投手を見始めた理由」や「これまでのキャリアについて」、第2回は「今季のピッチングスタイル」と「千賀投手に期待すること」ついての内容になります。拙い文章になってしまうかもしれませんが、最後まで読んで頂けると幸いです。 0、千賀滉大とは千賀滉大、プロ野球を見ている人なら名前を知らない人は居ないでしょう。愛知県蒲郡市出身

          「何故、私が千賀滉大を推すのかと言うと」①